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同僚のSNS閲覧…岐阜県職員を逮捕

 個人情報からIDとパスワードを推測し、女性アイドルらが使っているSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に不正にアクセスしてメールなどをのぞき見したとして、神奈川県警は22日、岐阜県職員、河野(こうの)明仁容疑者(46)=岐阜市則武東4=を岐阜県個人情報保護条例違反と不正アクセス禁止法違反容疑で逮捕した。容疑を認めているという。

     逮捕容疑は2014年4月1日〜9月12日ごろ、県庁のノートパソコンから職員の人事給与システムにアクセスして女性職員ら約1万人分の生年月日や電話番号などの個人情報を収集し、15年6月28日ごろまでに、この情報を基に2人の同僚女性のSNS運転手から検出に不正にアクセスしたとしている。また、ネット上に公開されている情報を基に20代の女性アイドルら2人のSNSにも不正にアクセスしたとしている。

     県警サイバー犯罪対策課によると、河野容疑者は15年末まで総務部総務事務センターに所属し、システムの閲覧権があった。入手した個人情報からメールなどのIDとパスワードを推測したという。同課は少なくとも約170人分にアクセスし、非公開の写真を自分のパソコンにダウンロードするなどしたとみて捜査している。【国本愛、福永方人】

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