産経ニュース

芸能人らのメール不正閲覧 パスワード類推に「怖い」「不安」

ニュース 事件

記事詳細

更新


芸能人らのメール不正閲覧 パスワード類推に「怖い」「不安」

不正アクセス被害について話す福田朱子さん 不正アクセス被害について話す福田朱子さん

 名前や生年月日からパスワードを類推され、メールを勝手に見られた元SDN48メンバー、福田朱子さんは、インターネットの大手検索サイト「ヤフー」が提供する無料のメールサービス「ヤフーメール」を仕事に使っていた。今回の捜査で、昨年1年間で10回以上、不正アクセスされていたことが判明した。「仕事先の情報が漏れていたかもしれず、怖い」と話す。

 パスワードの変更は気が進まなかったが、警察から連絡を受けた後の今年に入って変更した。「ツイッターやフリーメールなど、たくさんのサービスを使っている。パスワードを全てメモするわけにもいかないし、小まめに変えるのも面倒」と困惑を隠せない。

 璃乃さんも、米グーグルが提供する「Gメール」のIDとパスワードが流出。自分が訪れていない大阪府や神奈川県からアクセスした履歴があった。仕事で使っており「スケジュールが誰かに知られていたかと思うと不安」と語る。

 情報セキュリティーの専門会社「ネットエージェント」の杉浦隆幸会長は「パスワードを覚えるのは大変だが、最後の1文字だけでも変えて自衛すべきだ」と話している。

関連ニュース

芸能人らのメールのぞき見、元SDN48メンバーも被害…容疑で岐阜県職員逮捕

「ニュース」のランキング