【巨人】ドラ4・宇佐見、坂本式トス打撃で正捕手争い加わる
2016年1月23日6時0分 スポーツ報知
巨人のドラフト4位・宇佐見真吾捕手(22)=城西国際大=が22日、“坂本式”で打力向上を誓った。この日、G球場で行われた新人合同自主トレでトス打撃を行い、バットの握り方を通常とは逆の手にした状態で打つ独自の練習法を披露。実は坂本も取り入れていると聞くと「結果を残している人がやっている方法。今後も続けていきたい」と意欲を燃やした。
大学時代から本格的に取り入れた練習法で、左打ちだとグリップエンドは右手で握るが、左手にしてその上を右手で握るというものだ。「(バットの)ヘッドを走らせる感覚を確かめるためにやってます」と意図を説明。トス打撃後に行われたフリー打撃でも、左右に鋭いライナー性の打球を打ち分けた。春季キャンプは2軍スタートだが、「ポスト阿部」の期待もかかる強肩強打の大卒捕手は「自分のプレーをアピールしていけば(昇格の)チャンスが生まれる。打撃と守備を両立していきたい」。正捕手争いに加わるべく、まずは2軍で結果を残していく。