覚醒剤3グラム、注射器13本…16歳女子高生現行犯逮捕

2016年1月23日6時0分  スポーツ報知

 覚醒剤3グラムを所持していたとして、岐阜県警は覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで同県下呂市の県立高校1年の女子生徒(16)を20日に現行犯逮捕し、22日に送検した。逮捕容疑は、20日に下呂市内で覚醒剤を所持していた疑い。県警が22日に発表した。

 県警によると、女子生徒は20日午前、母親に連れられて下呂署に自首した。その際、女子生徒は覚醒剤3グラム(末端価格21万円相当)と注射器13本が入ったポーチを持っていた。母親が小遣いの用途を尋ねると、生徒は覚醒剤を購入していたことを明かしたという。お年玉でもらった金も使っていたとみられる。女子生徒は腕に注射した痕があり、県警は「複数回使用していたようだ」としている。

 同署が自宅や高校を捜索すると、女子生徒の部屋からは注射器1本、高校に置いてあった手提げカバンからは覚醒剤が入っていたとみられる空のビニール袋が見つかった。女子生徒は「自分ひとりで使用するために買って持っていました」と容疑を認めているという。

 尿検査の結果も陽性反応が出ており、県警では入手経路などを調べるとともに、使用の点でも捜査を進める。

 岐阜県教育委員会は当面、県警の捜査を見守る方針。学校安全課の服部和也課長は「正直残念。重く受け止め、二度と起きないよう生徒の指導に全力を挙げる」と話している。

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