対馬に向かっていた国際旅客船、推進器トラブルで引き返す

 釜山港を出港した国際旅客船が、推進器トラブルのため出港から1時間20分で釜山に引き返した。

 釜山海洋警備安全署が21日に明らかにしたところによると、同日午前8時30分ごろ、釜山・生島の南方5.5キロの海上を対馬に向けて航行していた国際旅客船「コビー」(192トン)の推進器に異物が引っ掛かり、同号は釜山に引き返した。

 通報を受けた釜山海警は警備艇を急派し、自力で釜山港に引き返していたコビーを安全に護送した。

 21日午前8時に釜山を出港したコビーには、乗客190人と乗組員6人が乗船していた。幸いにもけが人はいないと伝えられている。

 コビーは、ダイバーを投入して推進器などを点検した後、再び出港する予定だという。

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