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パリ同時テロ後初 日本企業多数参加の見本市1月23日 7時06分
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フランス、パリの同時テロ事件のあと初めて、多くの日本企業も参加するヨーロッパ最大級のインテリアの見本市がパリ郊外で開かれ、日本の伝統を生かした照明器具などの展示に高い関心が寄せられています。
この見本市はインテリア業界のパリ・コレクションとも呼ばれ、パリ郊外の会場には毎回、世界各国から3000社余りが参加し、期間中およそ8万人が訪れます。
しかし、去年11月にパリで起きた同時テロ事件の影響で出展を見送る企業が相次ぎ、主催者側は入り口で手荷物の検査を強化したり、警備員を増やしたりして対応に当たっています。
日本からの参加も、過去最高の出展が見込まれた当初の予定より9社減って37の企業と団体になりましたが、青森のブナの木を手作業でコイル状に仕上げた照明器具や、兵庫県の伝統産業のマッチとお香を組み合わせた製品など、日本の伝統技術や素材にデザイン性を加えた製品に高い関心が寄せられていました。
フランス人の女性は「日本の製品は斬新で、利便性にもすぐれているので好きです」と話していました。
見本市に初めて参加した大阪の歯ブラシ製造会社の辻陽平社長は「不安もありましたが、皆さんに商品を知ってもらいたかったので頑張って来ました。商品のよさを納得したうえで仕入れてもらい、ヨーロッパに根を張りたい」と意気込みを話していました。
しかし、去年11月にパリで起きた同時テロ事件の影響で出展を見送る企業が相次ぎ、主催者側は入り口で手荷物の検査を強化したり、警備員を増やしたりして対応に当たっています。
日本からの参加も、過去最高の出展が見込まれた当初の予定より9社減って37の企業と団体になりましたが、青森のブナの木を手作業でコイル状に仕上げた照明器具や、兵庫県の伝統産業のマッチとお香を組み合わせた製品など、日本の伝統技術や素材にデザイン性を加えた製品に高い関心が寄せられていました。
フランス人の女性は「日本の製品は斬新で、利便性にもすぐれているので好きです」と話していました。
見本市に初めて参加した大阪の歯ブラシ製造会社の辻陽平社長は「不安もありましたが、皆さんに商品を知ってもらいたかったので頑張って来ました。商品のよさを納得したうえで仕入れてもらい、ヨーロッパに根を張りたい」と意気込みを話していました。