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エーゲ海で難民乗せたボート転覆相次ぐ 45人死亡1月23日 6時19分
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中東やアフリカなどからヨーロッパを目指す難民や移民が、ことしに入っても後を絶たないなか、エーゲ海では難民や移民を乗せた3隻のボートが相次いで転覆して合わせて45人が死亡しました。
ギリシャ沖とトルコ沖のエーゲ海で22日、難民や移民を乗せた合わせて3隻のボートが相次いで転覆しているのが見つかりました。
地元の沿岸警備隊によりますと、これまでに70人余りが救助されましたが、子ども20人を含む45人の死亡が確認されました。このほかにも数十人が行方不明になっているということです。救助された人の中にはシリアからの難民もいたということですが、詳しくは分かっておらず、沿岸警備隊などが調べています。
国連によりますと去年、中東やアフリカなどからヨーロッパに流入した難民や移民は100万人を超えました。例年、冬を迎えるとヨーロッパに流入する難民や移民の数は減少する傾向にありますが、ことしは去年の同じ時期の6倍に当たる、およそ3万7000人がすでにギリシャに到着したということで、難民の流入を防ぐ見通しは依然として立っていません。
地元の沿岸警備隊によりますと、これまでに70人余りが救助されましたが、子ども20人を含む45人の死亡が確認されました。このほかにも数十人が行方不明になっているということです。救助された人の中にはシリアからの難民もいたということですが、詳しくは分かっておらず、沿岸警備隊などが調べています。
国連によりますと去年、中東やアフリカなどからヨーロッパに流入した難民や移民は100万人を超えました。例年、冬を迎えるとヨーロッパに流入する難民や移民の数は減少する傾向にありますが、ことしは去年の同じ時期の6倍に当たる、およそ3万7000人がすでにギリシャに到着したということで、難民の流入を防ぐ見通しは依然として立っていません。