カナダの学校などで発砲 ５人死亡２人重体

1月23日 10時03分

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カナダ中部の先住民族が多く住む町で、何者かが学校などで銃を発砲し、５人が死亡、２人が意識不明の重体となっています。

カナダの複数のメディアによりますと、カナダ中部のサスカチュワン州の北部の町ラローシュで２２日午後１時ごろ、何者かが学校などで銃を発砲しました。この事件で、これまでに５人の死亡が確認され、２人が意識不明の重体となっています。警察は、学校の前にいた銃を持った男が事件に関わっているとみて拘束し、事情を聞いているということです。
事件が起きた町ラローシュは、カナダの先住民族が多く住む人口およそ３０００人の町で、学校には幼児から高校生まで合わせておよそ９００人が通っているということです。
隣国のアメリカでは、学校など公共施設で銃を乱射する事件がたびたび起きていますが、カナダでは今回のような事件は珍しく国民の間に衝撃が広がっています。
スイスで開かれている「ダボス会議」に出席しているトルドー首相は急きょ、現地からテレビ中継を通じて記者会見し、「私たちは悲しみを共有します」と述べて犠牲者を追悼しました。