トップページスポーツニュース一覧サッカー男子 五輪アジア最終予選 日本が準決勝へ
ニュース詳細

サッカー男子 五輪アジア最終予選 日本が準決勝へ
1月23日 1時06分

サッカー男子 五輪アジア最終予選 日本が準決勝へ
サッカー男子の23歳以下の日本代表は22日、リオデジャネイロオリンピックの出場権をかけたアジア最終予選の準々決勝でイランと対戦し、延長戦の末、3対0で勝って準決勝進出を決め、オリンピックの出場権獲得まで、あと1勝としました。
23歳以下の日本代表はカタールの首都、ドーハで行われているオリンピックアジア最終予選の準々決勝で22日、イランと対戦しました。
日本は前の試合から先発8人を入れ替えて臨み、1試合休んだキャプテンの遠藤航選手などが休養十分で試合に入りました。
この試合に敗れるとオリンピック出場の道が絶たれる大一番に両チームに硬さが見られた展開となりましたが、前半は日本はなかなかシュートチャンスを作れず、逆に相手に素早いカウンター攻撃を受けました。
前半は0対0で折り返し、後半も球際に強い相手に何度も決定的な場面を作られましたが、しのぎきり、0対0のまま、延長戦に入りました。そして延長前半6分、日本は右サイドを駆け上がった室屋成選手からのクロスボールに、後半から途中出場の豊川雄太選手が頭で合わせて先制のゴールを決めました。さらに延長後半4分と5分に中島翔哉選手がミドルシュートを立て続けに決めて突き放し、日本は3対0で勝って準決勝進出を決めました。
準決勝は26日に行われ、日本はUAE=アラブ首長国連邦とイラクの勝者と対戦し、勝てば6大会連続のオリンピック出場が決まります。

手倉森監督「本当にしびれた試合」

手倉森誠監督は「本当にしびれた試合だった。お互い守りも堅かったので、延長を覚悟して戦っていた。持久戦になれば日本が有利と思っていたが、選手たちがやってくれた」とたたえました。
オリンピックの出場権がかかる次の準決勝に向けては、「勝利を奪い続けていくだけだ。ますますしびれる試合になるので、日本から応援してパワーを送ってほしい」と呼びかけていました。

先制点の豊川選手「自分が決めるという気持ちで」

途中出場で先制点を挙げた豊川雄太選手は、「苦しい試合展開だったので、自分が得点を取れば楽になると思い、自分が決めてやるという気持ちでピッチに入った。きょう勝って自信になったが、一喜一憂していられないので、次の準決勝で勝って、オリンピックの切符をつかみ取りたい」と話しました。
2得点の活躍を見せた中島翔哉選手は「90分間では、なかなかシュートを打てなかったので、延長戦では何とかチームのためになりたいと思っていた。チームのみんなが頑張っているなか、役に立ててよかった。次の準決勝は90分で得点に絡み、勝ってオリンピック出場を決めたい」と充実した表情で話しました。

関連ニュース

k10010382311000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ