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【プロ野球】

オコエ、活躍し被災地元気づけたい

2016年1月22日 紙面から

東日本大震災で被災した、宮城県名取市の閖上地区を訪れたオコエ(中央奥)ら楽天の新人選手

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 オコエ、被災地でV誓う−。楽天のドラフト1位ルーキー、オコエ瑠偉外野手(18)=関東第一高=が21日、2011年の東日本大震災で大きな被害を受けた、宮城県名取市の閖上(ゆりあげ)地区を訪れ、慰霊碑の前で手を合わせた。

 冷たい潮風に吹かれながら、オコエが悲痛な表情を浮かべた。

 「東京にいると、正確な情報が入ってこない。被災地に来て、被害のひどさを痛感しました」

 いまだに残る無残な震災の爪痕。かつて、5000人以上が暮らしていた、にぎやかな漁港の街、閖上。しかし、震災で740人が命を失い、生き残った人たちも他地区の仮設住宅などへ移住。家はことごとく津波で流され、危険地域と見なされた元住宅街は見渡す限りのっぱら。周辺では水産加工物工場の建設と、新たに住宅地域に指定された土地の土のかさ上げ工事が粛々と進められていた。

 14名の生徒が亡くなった閖上中学の八森伸教頭(53)は「突然、涙ぐんだり、後遺症に悩まされている人がいる。でも、スポーツの力はすごい。13年の日本一の時も勇気づけられた。これからも、頑張ってください」と選手を激励。オコエも「自分のプレーで被災地の人たちを元気づけたい。みんなで協力して、復興を支えていきたい」とキッパリ。東北でプレーする意味を、あらためてかみしめていた。 (竹下陽二)

 

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