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福島県知事 ダボス会議で復興への決意示す1月23日 4時14分
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世界経済フォーラムの年次総会、「ダボス会議」で22日、福島県の内堀知事が「福島の再生」をテーマにしたセッションに参加し、「復興を必ず成し遂げる」と述べ、決意を示しました。
福島県の内堀知事は今月20日からスイスで開かれている世界経済フォーラムの年次総会、ダボス会議に出席していて、22日、「福島の再生」をテーマにしたセッションに参加しました。
この中で内堀知事は除染などの対応や農産物の安全性の確保、それに再生可能エネルギーなどの新たな産業の育成といった復興に向けた取り組みを説明しました。
そのうえで内堀知事は「福島県は世界でも例のない厳しい状況にあるが、これを克服するため、若者世代とともに挑戦を続け、福島の復興を必ず成し遂げる」と述べ、決意を示しました。
セッションでは参加した人から「若者をどう福島県につなぎとめるのか」という質問が出され、内堀知事は去年、原発から近い地域に開校した高校に定員を上回る応募があったことを紹介し、時間をかけて着実に対応を進めるとし、「若い世代を戻していきたい」と述べました。
ダボス会議に日本の地方自治体のトップが出席するのは異例で、内堀知事はセッション後、「ダボスに来て、多くの人が福島の現状に強い関心を持っていることが分かった。福島の現状と未来の展望を率直に世界に発信することができた」と話していました。
この中で内堀知事は除染などの対応や農産物の安全性の確保、それに再生可能エネルギーなどの新たな産業の育成といった復興に向けた取り組みを説明しました。
そのうえで内堀知事は「福島県は世界でも例のない厳しい状況にあるが、これを克服するため、若者世代とともに挑戦を続け、福島の復興を必ず成し遂げる」と述べ、決意を示しました。
セッションでは参加した人から「若者をどう福島県につなぎとめるのか」という質問が出され、内堀知事は去年、原発から近い地域に開校した高校に定員を上回る応募があったことを紹介し、時間をかけて着実に対応を進めるとし、「若い世代を戻していきたい」と述べました。
ダボス会議に日本の地方自治体のトップが出席するのは異例で、内堀知事はセッション後、「ダボスに来て、多くの人が福島の現状に強い関心を持っていることが分かった。福島の現状と未来の展望を率直に世界に発信することができた」と話していました。