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甘利経済再生相 痛恨の極み…金銭授受疑惑追及にしどろもどろ

厳しい表情の甘利氏
参院決算委の答弁で厳しい表情の甘利経済再生相
Photo By 共同 

 千葉県の建設会社からの金銭授受疑惑を週刊誌で報じられた甘利明経済再生担当相は21日、参院決算委員会で「しっかり精査してから、きちんと申し上げる」と述べ、調査の上で説明責任を果たす意向を明言した。辞任については否定したが、自身の現金受領については「記憶が定かではない」と否定も肯定もしなかった。

 参院決算委員会で野党側は、週刊誌「週刊文春」が報じた甘利氏側の金銭授受疑惑を厳しく追及した。

 千葉県の建設業者から、大臣室で現金を受け取ったとの報道について、甘利氏は「表敬訪問を受けたのは事実だが、正確に何をしたのか記憶があいまいなところがある」としどろもどろ答弁。さらに記事の内容については「しっかり調査して説明責任を果たしていきたい」と述べ、第三者による調査を実施すると力説した。

 ただ、民主党議員から「なぜ否定しないのか」と追及されると、「ちゃんと説明すると申し上げている」と語気を強める場面も。野党席からは怒号とともに「おかしい」「イエスかノーかだ」との声も飛んだ。調査結果の公表時期に関しては「全体像が把握できていない。問題が生じて後で訂正する繰り返しにならないよう、見通しが立った時点で説明する」。進退を問われると「託された職務を全力で全うする」と辞任の可能性を否定したものの、質問を聞く間、腕を組み、いら立ったように口を動かすなど、終始落ち着かない様子だった。

 2012年から安倍晋三首相を支え、環太平洋連携協定(TPP)交渉を主導した“政権の屋台骨”への疑惑。安倍首相は「甘利氏は自らの説明責任を果たすと言っている。しっかりと責任を果たしていただきたい」と述べるにとどめた。委員会は午後5時ごろに終了。詰めかけた大勢の報道陣に何も話さず、甘利氏は足早に国会を後にした。

 関係者によると、甘利氏は2月4日予定のTPPの署名式に出席する意欲を示しているが、自民党の若手議員からは「アウト。辞任は避けられない」との声も上がる。

 甘利氏といえば昨年5月、マイナンバー制度の知名度アップを狙い、記者会見の席で突然、ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のヒット曲「私以外私じゃないの」の替え歌を披露し話題に。永田町関係者は「大臣の椅子からも“卒論”となるのかな」と皮肉っぽく語った。

 ▽週刊文春の報道 都市再生機構(UR)とのトラブル解決の謝礼などとして千葉県の建設会社側から現金計100万円を甘利氏が直接受け取っていたと報道。秘書を含め甘利氏側への現金や接待などは証拠が残っているものだけで1200万円とした。

[ 2016年1月22日 05:30 ]

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