覚せい剤3グラムを所持していたとして、岐阜県警は22日までに、覚せい剤取締法違反の疑いで、同県下呂市の県立高校1年の女子生徒(16)を現行犯逮捕、送検した。逮捕は20日付。
県警によると、女子生徒は20日午前、母親に連れられ、覚せい剤と注射器13本が入ったポーチを持って下呂署に自首した。母親が小遣いの用途を尋ねると、覚せい剤を購入していたことを明かしたという。「1人で使うために買った」と話しており、県警が入手経路を調べている。
逮捕容疑は20日、下呂市内で覚せい剤3グラム(末端価格21万円相当)を所持していた疑い。女子生徒は腕に注射した痕があり、尿検査の結果でも覚せい剤を使用していたことが認められた。
自宅や高校を捜索すると、女子生徒の部屋からは注射器1本、高校に置いてあった手提げかばんからは覚せい剤が入っていたとみられる空のビニール袋が見つかった。(共同)