┃ナミねぇのブログ┃

プロップ・ステーションの活動やナミねぇのライブ活動、
公私にわたる日々の出来事や、多くの方に伝えたいこと
などを書かせていただきます。読んで下さいね~(^0^)


テーマ:




いつも貴重な情報を下さる

月刊ニューメディア編集長:吉井勇さんからのお便りです。


「放送と通信の融合技術」を駆使した

日本テレビの最新プロジェクト

「JoinTV」(ジョインテレビ)の仕組みをソーシャルに活用する、

取り組みのご紹介です。


お茶の間のテレビを

災害時の避難や安否確認、救援物資の手配などにも活用できる

ソーシャルなツールに変身させるという

この画期的な取り組みは

まさに「テレビの可能性」を

私達に感じさせてくれるものです。


ぜひ読んで下さい!!!!



ナミねぇのブログ

月刊ニューメディア11月号アップ

http://www.newww-media.co.jp/


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

以下、吉井編集長からのお便りです。


長寿の番組『笑っていいとも』が来年3月でスイッチOFFとなるそうです。

1982年10月にオンエアされたタモリの人気番組で、昼の休憩を”楽しいテレビ時間”に大きく変えたものです。

それは日曜の午前も週刊のいいともで楽しむ、毎日と週間のまとめというテレビ習慣を生み出した番組でした。


月刊ニューメディアは、タモリのいいとも登場から1年後の1983年11月にデビューしていますから、いいとも時代をともに歩んできた雑誌というわけで、「自慢していいかな?」「いいとも!!」ということで、長寿自慢を少しさせてもらいました。


~~~~~~~~~~~~~~~~~

長寿話の続きです。

徳島県といえば阿波おどりですが、県内海部郡美波町、「みなみちょう」と読みますが、この町の海岸部に「阿部」、これも「あぶ」と読むのですが、漁業の集落があります。

人口は254人、世帯数132で、その5割以上が65歳以上の高齢者となっています。


南海トラフで最大M9クラスの大地震が想定され、最速12分で津波の第一波、約30分で最大17~18mの大津波が襲来すると予測されています。


この阿部地区が総務省ICT構想のモデル地区となり、プロジェクトとして日本テレビのJoinTVのソーシャルテレビ技術を活用した災害時の避難訓練が、10月20日(日)10時から全住民を対象に行われました。


災害発生の一報は、徳島県内唯一の民放である日テレ系の四国放送(JRT)の放送画面にデータ放送で警報発生が伝えられました。システムが完成すれば、JoinTVの特徴であるテレビにIDを紐付けるので、「ひとりひとりの住民」の名前で、避難場所も併せて指示ができるものです。


これを見た住民たちが避難してきます。

その手にはICカード「すだちくんカード」を持っています。二次元バーコードでも同じ情報へアクセスできる仕掛けで、長靴の内側にシールで貼ることもできます。


町の高台にある中央集合地で「読み取り機」にかざすと、ひとりひとりの避難状況がデータベース化されて、地図上にマッピングされてタブレットに表示されます。


ここからICカードの情報が活躍します。氏名、年齢、性別はもちろん、既往症や常備薬、要介護、障害など、個人の判断で情報を登録し、それを活用できる仕組みです。


この避難データは、自治体へ提供されて、必要な支援物資を的確に運ぶことができるのです。赤ちゃんの多い避難所には、ミルクやおむつが運ばれ、年寄りの多いところには大人用のおむつや老眼鏡などが運ぶことができるのです。


この阿部地区のスゴイところは自主防災会という組織があり、自助努力で避難路を作ることや、避難ルートの整備などを行ってきているのです。この地区は、もともと水軍の活躍したところで、大阪などの近畿と高知などを結ぶ洋上の要衝でした。


そして、海岸まで険しい山地が迫り、以前は船が交通の手段という土地で、数十年まえに県道が整備された「孤立した地区」だったのです。この県道も寸断される心配があります。

そんなことから、防災意識を高めてきたという背景がありました。


テレビがネット回線と繋がると、それぞれのテレビ機器とIDがリンクして、個人の情報と紐付けることができるJoinTVの特徴を活かしているものです。
災害発生時の対応とともに、普段からこんな使い方ができるという提案も考えられています。


まず、遠くに離れた家族、孫たちとの会話も、テレビリモコンの4色ボタンを使って、定型文ですができる仕掛けもあります。


また、テレビがついていないとか、長時間つけっぱなしなどの異常なときを把握できるので、コールセンターから電話で確認できますし、訪問で安否を確かめることができるという「テレビコミュニケーション」や「見守りサービス」が、コストも安く用意できるのです。


話を避難訓練に戻します。
阿部自主防災会の瀬戸事務局長は、「こんなにみんなが集まってくれるとは思っていなかったので、涙が出そうで・・・」と、休校中の小学校の体育館で話を始めました。参加した世帯は85%近く、住民の個人は65%という高い参加率でした。


瀬戸さんが住民に避難行動で解いたのは、「地震発生から12分間で20mの地点まで逃げることが大事だよ」でした。この12分とは、揺れている時間を3分間、避難準備に3分間で、支援が必要な高齢者は逃げる時間を6分間という目安です。

この試算の目安は、健常者の逃げる速さを1秒で1m、支援が必要な方は2秒で1mと計算したとのこと。


自主防災会は優れたノウハウがありました。
まず、避難のときに必需の荷物を持たなくても安心できるように、高台の避難所に「物資倉庫」に個人の荷物をザック一つにまとめて保管していることです。
2つめは、高齢者は薬が大事。その薬を一人ずつ1週間分ぐらいを確保する算段を考えていることです。


そして絶対に必要なものとして、他人から借りられない下着や歯ブラシを保管しておくこと。
という理解を何度も説明していることです。


圧巻は、けが人や足の不自由な年寄りを運ぶための担架を自作していることです。普通の担架はスベりやすいということから、帆布製で、その布部を直接手で持つ構造で、そのハーフサイズも用意し、背負いバンドも用意していることです。


防災は自助、共助、公助の3つがあると言われますが、自助と共助をここまで進めてきた阿部地区に、テレビとネットの強力な支援ツールが加わるための実証実験です。


JoinTVといえば、エンタメ系のセカンドスクリーンという発想だけでなく、放送の持つ公共性を活かした災害時も含めた阿部の地域づくりプロジェクトはすごい、率直にそう思いました。


来年1月に、2回目の避難訓練があるそうです。

このときには幅広く公開する予定、ということでした。ぜひ、徳島の阿部地区へ行きましょう。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(株)ニューメディア
月刊ニューメディア編集長  吉井 勇
PHS 070-5071-9699
メール 
yoshii@newww-media.co.jp
http://www.newww-media.co.jp
〒104-0061
東京都中央区銀座2-12-5 銀座NFビル
TEL 03-3542-5231
FAX 03-3545-5843
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


以上、吉井編集長からの便りでした!!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ダウンこちらも、見ていただけたら嬉しいですダウン

星ナミねぇの
  フェイスブック 
http://www.facebook.com/nami.takenaka
      「いいね!」よろしくお願いします!             
  ツイッター 
https://twitter.com/nami_takenaka

  メルマガ 
http://archive.mag2.com/0000216194/index.html

      月2回発行です。ご登録お待ちしています!

星ナミねぇBAND フェイスブックページ(ライブご案内)
           
http://www.facebook.com/NAMIne.BAND

         
星プロップ・ステーション公式サイト 
http://www.prop.or.jp/
星神戸スウィーツ・コンソーシアム公式サイト 
http://www.kobesweets.org/

いいね!した人  |  コメント(4)