ボーッとして、悩みを理解し、解決策まで考える。60分投資することで、どれほどのリターンを得られるのだろうか。明日、休日なのに仕事をするつもりの人には、ぜひ60分遅刻してでもボーッとしてほしい。
最近、ボーッとしてますか?
最近、1時間くらい何もせずにボーッと過ごしたことはありますか?
「そんな時間があるなら仕事をする!」「本を読む!」「家事を片付ける!」
「ボーッとする時間なんてない!!!」
そんなクレームが聞こえてきます。
忙しい人ほど、文句を言わずに60分ボーッとしてみてください。
ボーッとすると何かがアウトプットされる。
ボーッとし始めると、まずは不安になります。
「この時間に仕事をできれば……メールが来てるかもしれない……期限に間に合わなくなるかもしれない……。あぁ、ボーッとしようなんて思うんじゃなかった……。」
10分くらいすると、今度は悩み事が前面に出てきます。
「あの仕事いつまでに終わらせるんだっけな……ミーティングの資料作ってないけどどうやって終わらせよう……経費の精算するの忘れてた、急がないと……」
30分が経過する頃には、何度も頭をよぎることが明確になってきます。
「ミーティング資料……経費精算……アポ取り……」
残り20分くらいになると、頭の中で解決策を組み立てるようになります。
「資料にはこの分析を入れよう。あの本を参考にしよう。経費精算は10分で終わるから朝一にやってしまおう。アポ取りは電話のほうが早いな、不在も考慮して3回くらい電話をする予定を組んでおこう」
ボーッとしている間に、「解決策」がアウトプットされました。
ちょっと出来過ぎな例かもしれません。人によっては悩み事ばかり出てくる60分の場合もあるでしょう。それでも、「悩み事」というアウトプットがしっかり出ているんです。
不思議ですね。ボーッとしていると何かがアウトプットされるんです。
さぁ、思考タイムは終了だ!今度は体を動かそう!
アウトプットされた情報は記録しましょう。ノートでも、付箋でも*1、スマホのメモ帳でも、wordでもいいです。悩み事も解決策も全部書きましょう。どんなにいいことを考えついたとしても、忘れてしまっては意味がありません。もし忘れてしまったら、さっきの60分で何も生み出せなかったことになってしまいます。
殴り書き、箇条書きで大丈夫です。忘れない程度にメモをしましょう。
メモを作ったら実行しましょう。実行に移せない?それならまた60分くらいボーッとしてみてください。今回は悩みの種は明確です。解決策を編み出すことに、60分のほとんどを使えるでしょう。
適当な参考文献
最近本のインプットが減っているせいで、紹介する本がマンネリ化してきました。個人的には非常に悩んでいます。この悩みを解決するために、早々に記事を切り上げて、風呂に入りながらボーッと考えてみたいと思います。
何度も読みたい「7つの習慣」。
- 作者: スティーブン・R・コヴィー,フランクリン・コヴィー・ジャパン
- 出版社/メーカー: キングベアー出版
- 発売日: 2013/08/30
- メディア: ハードカバー
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アウトプット法として有用な「0秒思考」。
ボーッとすることは、もしかしたら「エッセンシャル思考」への近道かもしれない。
ボーッと電車を眺めるのも良いかもしれない。