寿がきや食品「赤から監修 カップ赤からきしめん」



東ハトの「みんなのハロウィンキャラメルコーン・カボチャプリン味」を食べました。いやーなかなか美味しいですね。いつものキャラメルコーンらしいコクのある甘味にパンプキンの甘味が重なって、でもクドくない丁度いいバランスで、ほんのり香るカボチャプリンっぽさもイイ感じ。そして私が食べた袋には、3倍サイズの「キャラメルコーンのおばけ」がゴロゴロ入ってましたw レギュラーパッケージに入ってる “こんがりローストピーナッツ” が入ってなかったのは残念だったんですけど、他にも「キャラメルコーン・香ばしアーモンド味」や、「キャラメルコーン・ホットケーキ味」も一緒に買って食べて、どちらも美味しかったです。「ショコラ・デ・コーン・ミルクチョコ味」も気になってるんですけど、売ってる店が全然ないんですよね…(泣)「スイートポテト味」と「焼きりんご味」は未だ発見できずなので、只今捜索中。はい、キャラメルコーン大好きですw 時に今年は妙にハロウィン関連製品が多くないですか? それだけ日本にも浸透してきたってことなんですかねー。スーパーに行ったらカボチャばっかしw そして同時に流れるクリスマスケーキと御節料理の予約絶賛受付中のアナウンス・・・カオスだぜニッポンw

さて、本日の一杯は、寿がきや食品の「赤から監修 カップ赤からきしめん」です。「赤から」と寿がきや食品のタイアップ製品って結構ありますよね。2010年8月からコラボしてるみたいです。今回は、「『赤から鍋』の〆に選べる“きしめん”をカップめんで再現し」たとのこと。麺は生タイプなんですけど、生タイプきしめんって珍しいですよね。寿がきや食品と赤からのコラボには安心感がありますが、強いて不安を挙げるとすれば糖類の主張がワザとらしくないかどうか、あとは生タイプ特有の防腐剤の風味や酸味がキツくないか、というところが懸念でしょうか。





は、「つるっとしたのど越しともっちりとした食感が特徴の幅広い生タイプきしめん」とのこと。麺の袋を開けた時、酸味のあるニオイにウッ、と身構えることになり、実際に味わってみても私の懸念が杞憂に終わることはありませんでした…(バタッ)とりあえず酸味に関しては置いといて、麺自体のコシはそこまで感じられなかったんですけど、もちもち感はそれなりにあって、中でも滑り込んでくるような口当たりの良さは特筆もの。どちらかと言うと、食感よりも喉越しを楽しむ麺だと思います。ただ、あまりにも喉越しが良すぎる麺だったので、ちょっとスープの乗りはイマイチでした。さて、先ほど置いといた酸味を再び戻しまして。軽い酸味なら目を瞑るつもりでしたが、後半はスープに影響するほどだったので、これはちょっといただけないな、と。私が過剰反応しているだけなのかもしれませんが、気になる人にとっては大きなマイナス点になると思います。原材料を見ると醸造酢が含まれていたので、おそらくそれでだと思うんですけど、結構キツかったです。なんで醸造酢なんだろう…保存の関係?(理系カモンッw)

スープは、「牛脂と野菜の甘みに、コチュジャン、唐辛子の辛さを合わせた赤から特製スープ」とのこと。お店の雰囲気が感じられるスープですね。牛脂の甘味とコチュジャンの風味、そこにカプサイシンのピリ辛感が加わって、甘味と辛味の兼ね合いが後引く味わい。醪(もろみ)の発酵感が本格さを増長させていたり、ニンニクの香味感が食欲をそそってくれたりと、なかなかニクい構成で、きちんとそれが体感できる出来るレベルにあります。ひとくち目から美味しいんですけど、食べ進める度に引き込まれていくというか、にじわじわ癖になる感じの味でした。原材料に “牛” や “ビーフ” の文字は見当たりませんが、アレルゲン情報には “牛肉” の文字があって、原材料では動植物油脂がそれに当たるのでしょう。追って香る牛の風味が絶妙で、作り込みの深さが好印象。もちろん甘味に関しては糖類が担っていたのですが、それを牛脂と野菜の甘味と思わせ、素直に受け入れさせるような主張の仕方だったので、その自然な甘味には好感が持てたし、効果的な演出だったと思います。赤からの特徴でもある “甘辛” を上手く再現できていたし、ご好評のタイアップは伊達じゃないですね。ただ、麺の項目でも触れたように、後半にかけて麺から滲み出た酸味がスープの邪魔をしてしまっていたので、そこだけが残念でした。

かやくは、「肉そぼろ、油あげ、ニラ、細切りネギ、あげ玉」とのこと。肉そぼろは食感が少し不自然だったんですけど、意識的に噛んでいると旨味はそれなりに。個人的には邪魔に思えてしまったんですけどね…w 油揚げはスープよりも甘めの味付で、今回の具材の中では最も存在感のある固形物でした。カプサイシンの刺激で同化は免れていたものの、スープの甘味を増長させていたので、人によっては評価が分かれるところかもしれません。自分は特に違和感なく楽しめました。アクセントとして映えるニラと細切りのネギ、油脂感がコクをもたらしてくれていた揚げ玉、どれも効果的だったんですけど、そこまで量が多いわけではなかったし、できれば三者は後入れできるように別の小袋に入れて欲しかったですね。

(標準は★3です)

生タイプめん特有の鼻に付く酸味が気になってしまって、そこが評価を伸び悩ませる大きな要因となってしまったのですが、牛の風味が絶妙な甘辛スープは文句なしに美味しかったし、生タイプきしめんという目新しさには価値が見出せると思います。でもやっぱり酸味が…w 前半のスープはかなり美味しかったので、酸味の邪魔さえなかったら、ババーンと★5くらいつけたかったんですけどね。でも「赤から」の雰囲気はきちんと感じられると思いますし、そういった意味では大きく期待を裏切ることはないと思うので、及第点としました。ちなみに辛さはピリ辛に毛が生えた程度だったので、よほど苦手でなければ美味しく食べられる辛さだと思います。今回は激辛アレンジで酸味を掻き消してやろうかとも思ったのですが、余計にワケわからんことになりそうでヤメましたw

あくまで個人的な感想であり、その日の体調・気分・嗜好・その他の理由から感じ方は変わります。
尚、当ブログ内の記事、及び画像の無断転載・二次使用は固くお断り致しますので、ご了承ください。

© Posted by taka :a


【製品情報】

商品名:赤から監修 カップ赤からきしめん
製造者:寿がきや食品
内容量:191g (めん140g)
発売日:2015年8月31日 (月)
発売地区:全国 (沖縄除く)
希望小売価格:210円 (税別)
JANコード:4901677063328

麺種類:生タイプ
容器材質:プラ (PS)
必要湯量:690㎖
調理時間:熱湯1分
小袋構成:3袋 (めん・液体スープ・かやく入スープ)

~標準栄養成分表~

1食 (191g) あたり

エネルギー:309kcal
たん白質:10.5g
脂質:5.7g
炭水化物:53.9g
ナトリウム:2.5g
(めん・かやく:0.6g)
(スープ:1.9g)

(食塩相当量:6.4g)

原材料名:めん(小麦粉、食塩、植物油脂、大豆多糖類、醸造酢、酵母エキス、ぶどう糖)、スープ(糖類、たん白加水分解物、動植物油脂、しょうゆ、みそ、食塩、コチュジャン、乳糖、野菜エキス、チキンエキス、唐辛子、しょうゆもろみ、ゼラチン、粉末みそ、ローストガーリックペースト、おろしにんにく、香味油、かつおエキス、香辛料)、かやく(あげ玉、味付油あげ、味付き肉そぼろ、ねぎ、にら)、加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、pH調整剤、増粘多糖類、ソルビット、着色料(カラメル、パプリカ色素)、乳化剤、セルロース、トレハロース、香料、膨張剤、豆腐用凝固剤、酸化防止剤(V.E、ローズマリー抽出物)、香辛料抽出物、炭酸水素ナトリウム、(原材料の一部に卵、牛、ごま、豚を含む)

アレルゲン情報:卵・乳・小麦・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン

引用元URL:http://www.sugakiya.co.jp/products/nama/nama_c_6332.html

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コメント

No title
やっぱりアンタは生タイプは苦手でんな~ww
っていうか先入観というか警戒感が先にあるからね(^_^;)
生タイプきしめんの発想は斬新で
スープもそこそこで美味しかったです。
辛さより甘さのほうが前に出ていましたが・・・
それも赤からのいいところでしょう。
No title
こんでっすーー^^

これはよかったように
記憶しています。
おいしかったと・・・(チラッ

お師匠さま、スマホ買いました。
(10日くらいできます)
No title
ふむふむ...生麺タイプかぁ...
邪魔臭そうで、ついつい敬遠してしまうん
ですよね...

生麺タイプのモノは、保存と旨みつけの為に
製造時に醸造酢を加えている場合が多いと
思います。

本来茹でると蒸発してわからなくなるんだけど、
カップ麺となると...なかなか消えにくいかも
しれませんね...
No title
一回湯切りしないと匂うよね
Re:たういパパ
> やっぱりアンタは生タイプは苦手でんな~ww
苦手みたいです(苦笑)先入観や警戒心があっても
「ごんぶと」の生タイプは平気だったんですけどね。

でも生タイプきしめんは新鮮でした!

> 辛さより甘さのほうが前に出ていましたが・・・
ここが「赤から」の好みが分かれるところで、
既存のラーメンは特に甘味が強調されてますから、
その印象で警戒されている方も多いかもしれませんね。

この製品の甘味は比較的ワザとらしくないほうかと!
Re:カブトムシさん
生タイプきしめんが斬新でしたよね!

おっ、スマホ買いましたかー。
バキバキに使いこなしてやってください(親指)
Re:ハシダ・メンさん
> 邪魔臭そうで、ついつい敬遠してしまう
同じく湯切りが必要なカップ焼そばと比較して
ソースを馴染ませる手間や待ち時間を考慮すると
意外と生タイプも手軽かもしれませんよ?

必要湯量は多めに用意しなければいけませんが(苦笑)

> 生麺タイプのモノは、保存と旨みつけの為に
> 製造時に醸造酢を加えている場合が多いと思います。
なるほど_φ(. .*) スーパーの安売り麺も同じですかね?

確かに茹でて熱を加えれば、ある程度飛びそうですが、
カップ麺だとそういうわけにはいきませんからね(泣)

日清食品の「ごんぶと」は気にならないんだけどなぁ…
Re:名無しさん
生タイプめん、ニオイますよねー。

一応、自分は念の為2回は湯切りするんですけど、
それでも今回は酸味が残ってしまいました・・・。

スープが強いので、ある程度は誤魔化せてますが、
気になったら最後まで気になると思います(苦笑)

でも生タイプきしめんは斬新で新鮮味がありました!
ロングライフ麺
takaさん、こんばんは!

生タイプカップ麺なので使われている麺は
「ロングライフ麺(LL麺)」と呼ばれるもので、
加熱殺菌や密封を行う以外に麺のpHを酸性にして、
最近の増殖を抑える作業が施されています(●・ω・)
(詳しくはこちらhttps://www.jstage.jst.go.jp/article/nskkk1995/44/12/44_12_925/_pdfのPDFを参考)

この麺を酸性にする作業が酸味のもとなのですよね!

スーパーなどで売られている茹で麺は
保存可能期間も短いので仮に酸味料が入っていても
LL麺のようなpH調整は行ってないはずですね!

「赤から」はラーメンとカレーを食べた記憶がありますが、
どうもその甘みが自分に合わないようでスルーでございます(=゚ω゚)

ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
Re:かーとさん
こんにちは!

> 「ロングライフ麺(LL麺)」と呼ばれるもので、
おお! そのような名称だったのですか_φ(. .*)
PDFまでありがとうございます(ぺこり)

やはりpHを調整するにあたって
酸味は必然的なものになってしまうんですね(泣)

それがどうも自分は顕著に気になってしまって…
油揚げ麺特有の風味には強いのですが(苦笑)

たしかにスーパーで売ってる茹で麺は期限も短いですし、
カップ麺のように酸味が気になったこともないです。

カップ麺では長期間の保存も考慮しないといけませんから、
やはりある程度は目を瞑るべきですかね。

そう考えると「ごんぶと」の生タイプめんスゴイです!

> 「赤から」はラーメンとカレーを食べた記憶がありますが、
> どうもその甘みが自分に合わないようでスルーでございます(=゚ω゚)
たしかラーメンは甘味にKOされてましたよね…(苦笑)
自分は割とヘーキでした!

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