今月27日と28日に江原道の旌善アルペン競技場で開かれる予定だった国際滑降大会極東カップ(Far East Cup)が中止になったのを受け、平昌冬季五輪組織委員会は21日、プレスリリースで「申し込んだ選手が少なかったため、極東カップではなくテストラン(練習ラウンド)を行うことにした。ただし、2月6日と7日の国際スキー連盟(FIS)ワールドカップ(W杯)実施には全く問題ない」と述べた。
極東カップは、2月6・7日に旌善アルペン競技場で開催されるW杯に先立ち計画されたテストイベントだ。2018年平昌冬季五輪のアルペン競技場で初めて開かれる国際大会でもある。極東カップは申し込んだ選手が男子8人、女子2人にとどまり、FISの基準(各10人以上)を満たせなかった。組織委は「テストランでもW杯前のコース安全確認など当初の目的は十分に達成できる」としている。旌善アルペン競技場は20日、FISの承認を受けて22日に正式オープンする。