オピニオン 【寄稿】プーチン氏が築き上げた殺人国家 By DAVID SATTER 2016 年 1 月 22 日 15:57 JST 英国に亡命したロシア治安機関の元職員が2006年に放射性物質のポロニウムで殺害された事件を調べてきた英調査機関は21日、プーチン大統領が関与した疑いがあるとする報告書をまとめた。この発表は殺害された元職員のアレクサンドル・リトビネンコ氏だけでなく、これまでにロシアの国家的テロ行為の犠牲になったすべての人に対する正義へ向けた第一歩だ。 リトビネンコ氏がロシア政権によって殺害されたことを示す証拠は当初から歴然としていた。だが、プーチン大統領が「おそらく」殺害を事前に承認していたとする調査機関の結論は、... 全文記事を読むには, 有料会員登録 または ログイン 広告 SPECIAL ADVERTISING SECTION