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インフル感染拡大、入院患者1.7倍に- 医療機関受診は1週間で23万人
インフルエンザで今月11日から17日までの週に入院した患者数が前週に比べて1.7倍に増えたことが22日、厚生労働省が発表した患者報告で分かった。また、この週に医療機関を受診した推計患者数は約23万人で、前週の推計よりも約10万人増えたという。【新井哉】
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厚労省によると、11日から17日までの週に全国約500カ所の基幹定点医療機関から報告のあった入院患者数は282人。年齢別では80歳以上が72人で最も多く、次いで70−79歳(40人)、5−9歳(39人)、1−4歳(35人)、60−69歳(26人)などの順だった。
今シーズン(昨年8月末以降)の入院患者数は計730人。入院時に81人が頭部CTや頭部MRI、脳波検査のいずれかを実施したほか、23人がICU(集中治療室)に入室したという。
定点以外を含む全国の医療機関を受診した患者の今シーズンの累計は約57万人。ウイルスの検出状況については、直近の5週間ではAH1pdm09の検出割合が最も多く、次いでB型、AH3亜型の順だった。
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