全般気象情報 |
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暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報 第2号 平成28年1月22日17時03分 気象庁予報部発表
(見出し)
23日から24日にかけては、日本の上空に非常に強い寒気が入り、強い冬
型の気圧配置となるため、全国的に風が強まり、西日本を中心に平地でも雪
が降るでしょう。暴風雪、高波、大雪に警戒し、なだれや着雪、落雷や竜巻
などの激しい突風に注意してください。
(本文)
[気圧配置など] 23日から24日にかけて、日本の上空には西日本から沖縄・奄美にかけ ても非常に強い寒気が流れ込んで、日本付近は冬型の気圧配置が強まる見込 みです。この強い冬型の気圧配置は25日頃にかけて続く見込みです。 [防災事項] <暴風雪・高波> 23日は全国的に風が強まり、北陸地方や沖縄地方では非常に強く吹くで しょう。西日本を中心に、雪を伴って猛ふぶきとなる所がある見込みです。 海上は広い範囲でしけとなり、沖縄地方では大しけとなる見込みです。 23日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、 北陸地方、沖縄地方 20メートル(30メートル) 23日に予想される波の高さは、 沖縄地方 6メートル の見込みです。 その後24日はさらに風が強まり、北日本から西日本でも非常に強く吹く 所があり、大しけとなる所があるでしょう。 猛ふぶきや吹きだまりに伴う交通障害、高波に警戒し、強風に注意してく ださい。 <大雪・低温・雷・突風> 非常に強い寒気が流れ込む影響で、23日は西日本を中心に雪が降り、太 平洋側の平地でも積雪となり、大雪となる所があるでしょう。また、西日本 を中心に、気温が平年よりかなり低くなる見込みです。 23日18時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多い所で、 東北地方、近畿地方、中国地方 30センチ 北陸地方 20センチ 関東甲信地方、東海地方、四国地方、九州北部地方 10から15センチ の見込みです。 その後も降雪量はさらに増え、24日18時までの24時間に、いずれも 多い所で 北陸地方 60から80センチ 東北地方、近畿地方 40から60センチ 中国地方 20から40センチ 九州北部地方、九州南部 10から30センチ の見込みです。 大雪による交通障害に警戒、注意し、なだれや着雪、低温による農作物の 被害、路面や水道管の凍結に注意してください。 また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。発達した積乱雲 の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてく ださい。 [補足事項] 地元の気象台が発表する警報や注意報、気象情報に留意して下さい。 この情報は「強い冬型の気圧配置と低温に関する全般気象情報」を引き継 ぐものです。次の「暴風雪と高波及び大雪に関する全般気象情報」は、23 日5時頃に発表する予定です。