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核物質情報を持つ検査機関で情報漏えいか1月22日 19時19分
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原子力施設の核物質の管理状況を検査している検査機関の青森県にある事業所で、パソコンからファイル共有ソフトを通じて検査機器に関する情報が漏えいした疑いがあることが分かり、この検査機関は別のパソコンで管理しているプルトニウムの保管場所など重要な情報が流出していないか、調査することにしています。
これは原子力規制委員会から原子力施設の核物質の管理状況の検査などを委託されている検査機関「核物質管理センター」が22日、東京で記者会見を開き明らかにしました。
それによりますと、青森県にある事業所「六ヶ所保障措置センター」で去年9月、パソコンに保管されていた検査に必要な機器に関する情報が外部に漏れた疑いがあるということです。事業所が導入していた通信の監視システムで外部に何らかのデータが送られたことが分かり、調べたところ、職員が無意識に組み込んだとみられる内規で使用が禁止されているファイル共有ソフトが原因と考えられるということです。これについて「核物質管理センター」は原子力規制委員会に必要な報告をしていなかったということで、漏えいの詳しい状況を調べるとともに対応を改善するとしています。
また、この事業所では、別のパソコンでプルトニウムの保管場所や運搬など重要な情報を管理していて、これらのパソコンにも問題のソフトが組み込まれていないかや重要な情報が流出した形跡がないかなどを調査することにしています。
それによりますと、青森県にある事業所「六ヶ所保障措置センター」で去年9月、パソコンに保管されていた検査に必要な機器に関する情報が外部に漏れた疑いがあるということです。事業所が導入していた通信の監視システムで外部に何らかのデータが送られたことが分かり、調べたところ、職員が無意識に組み込んだとみられる内規で使用が禁止されているファイル共有ソフトが原因と考えられるということです。これについて「核物質管理センター」は原子力規制委員会に必要な報告をしていなかったということで、漏えいの詳しい状況を調べるとともに対応を改善するとしています。
また、この事業所では、別のパソコンでプルトニウムの保管場所や運搬など重要な情報を管理していて、これらのパソコンにも問題のソフトが組み込まれていないかや重要な情報が流出した形跡がないかなどを調査することにしています。