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甘利大臣を窮地に追い込み…姿を消したタカリ秘書の素性

「甘利大臣は次は幹事長ポストを狙っているようで、とにかく事務所を挙げて資金を欲しがっていた。なかでも甘利大臣の信頼が厚かったのが清島秘書です。理由もカネに対する嗅覚の鋭さでしょう。今回の告発者と同じように口利き依頼を請け負った“カモ”から“タカる”がパターン化していたともいわれています。つまりスキャンダルの火種は、まだまだクスブっているってことです」(自民党関係者)

 清島氏は神奈川・逗子市出身。国士舘大学を卒業後、02年から江田憲司衆院議員(現・維新の党)の事務所で働き始めた。03年に江田が落選すると、05年ごろに甘利事務所に移り、11年に公設第1秘書となり、今や地元事務所の「所長」を名乗っている。

 めっぽう酒に強く、どんなに飲んでも乱れないという清島氏。永田町では「カネのにおいをかぎ分ける男」という評判だが、藤沢市内の私鉄沿線にある自宅周辺では「子煩悩なマイホームパパ」の顔を見せていた。

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