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国の重文に火をつけようとした疑い 作業員を逮捕
1月22日 16時40分

国の重文に火をつけようとした疑い 作業員を逮捕
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国の重要文化財に指定されている東京・港区にある寺に火をつけて燃やそうとしたとして、解体工事の作業員が警視庁に逮捕されました。調べに対し容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、住所不定で解体工事の作業員、中易洋介容疑者(40)で、警視庁によりますと、今月8日の夜、国の重要文化財に指定されている東京・港区の瑞聖寺の本堂にある障子に火をつけて燃やそうとしたとして放火未遂と文化財保護法違反の疑いが持たれています。
警視庁が寺の境内や周辺の防犯カメラの映像を分析したところ、火をつけて立ち去る中易容疑者の姿が写っていたということです。警視庁によりますと、調べに対し中易容疑者は容疑を否認しているということです。同じ日の夜には、100メートルほど離れた神社でも建物の一部が燃える火事があり、警視庁は関連を調べています。
瑞聖寺は、およそ350年前、江戸時代の寛文10年に創立された寺で、本堂の「大雄宝殿」(だいおうほうでん)が江戸の旧市街地に残された数少ない本格的な建築様式だとして、平成4年に国の重要文化財に指定されています。

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