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小児専門の救急棟 完成式典

01月18日 19時25分

小児専門の救急棟 完成式典

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症状の重い子どもの救急患者を24時間体制で受け入れる「救急棟」が愛知県大府市の「あいち小児保健医療総合センター」に作られ、2月のオープンを前に、18日、完成を祝う式典が開かれました。
大府市の「あいち小児保健医療総合センター」で開かれた式典では、愛知県の大村知事が「この病院を中核にして子どもの命と健康を守っていきたい」と挨拶しました。
新しく作られた救急棟は24時間体制で重症の子どもの救急患者を受け入れるもので、これまで愛知県内では子どもの集中治療室が他の病院に6床しかなかったところ新たに16床設けられたほか、子ども専用の手術室も7室あります。
救急棟の内部は子どもの不安や緊張を和らげるため、壁や医療機器に動物や自然の絵が描かれています。
また、屋上にはドクターヘリや防災ヘリが離着陸できるようヘリポートが整備され、18日はドクターヘリを使って保育器に入った新生児を搬送する訓練も行われました。
愛知県は、この救急棟を2月1日、オープンし、3月にも「小児救命救急センター」に指定したいとしています。
「あいち小児保健医療総合センター」の服部義センター長は「愛知県は重症化した子どもを搬送して治療を受けられる病院が少なかったことが大きな問題だったので、担当の医師や看護師を育てながら、子どもの命を救っていきたい」と話しています。

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