先週末にドライブしたときの娘、お昼ごはんのヒトコマです。目線の先には大好きなサツマイモ。食いしん坊な娘でしてね、ぷっくぷく満面の笑みです。ようやくヨチヨチ歩きが安定しつつあり活動量が増えたのに比例してよく食べます。
そんな娘の食欲に応えるべくアレコレ奮闘する日々において、使わない日はないほど重宝しているのが「シャトルシェフ」、別名「ほったらかし鍋」。お任せ保温調理で離乳食や大人用ご飯が簡単に作れる優れもの。セリアの100円みたいなお手頃ではないですが、節電・節ガス・手間を省ける利点を考えるとコスパ高しの調理器具です。今回は使い勝手の良さと実際の離乳食メニューの一部をご紹介します。
真空保温調理☆サーモス製「シャトルシェフ」
シンプルな2重構造・真空技術
圧力鍋や活力鍋、マイコン制御式圧力鍋などとはまた一味違う「真空保温調理」鍋の「シャトルシェフ 」。仕様特性をお伝えしますとね。調理鍋と真空保温容器との2重構造で圧力ピンや電源などゴタゴタするものがなくスッキリコンパクトです。加熱後は保温容器に入れるだけなので、娘を寝かしつけた後にササッと仕込んでおけば翌朝には仕上がっている点、加圧中の吹きこぼれや火のかけ忘れがない点は育児におわれる日常で大変助かっています。
「真空保温?」とハテナが付くほど一見すると普通の保温容器にみえるのですが、そこはサーモス社製。世界ではじめて「高真空ステンレス製魔法瓶」を開発しトップシェアを誇る開発力なのでしょうね。6時間経過後も60度をキープし、一般のお鍋の2倍近く保温することができます。
小回りが利く・使い勝手のいい1.6Lがおすすめ
右シャトルシェフ1.6L、左はルクルーゼ ココットロンド2.4Lです。サイズ選びはかなり悩んだのですが最終的に2~3人用の1.6Lを選択。少量の離乳食作りは勿論ですが大人用のスープ調理や食材の下茹でにも最適なサイズ感で、嵩張らず出し入れもしやすいので1.6Lがおすすめです。
サイズ感の比較です。ルクルーゼより2周りほど小ぶりです。小さいお子さんがいるご家庭の3~4人暮らしでのスープ用などにも重宝できるかと。我が家は主人の帰宅が遅いので「離乳食作りでお鍋を使った後にスープや汁物の材料を入れ込んでおいて夕飯時はよそうだけにしておく」が一日の流れになっています。小さい子がいると夕飯時間はバタバタですよね。THE・手抜きでラクチンです。
「煮込み料理の鍋キング」ルクルーゼとの使い分け
「保温調理」や「煮込み料理」ときくとルクルーゼやストウブ鍋を連想される方、多いと思います。お料理好きな方などはお鍋のこだわりも大きいですよね。私はルクルーゼは20と24の2つを持っており、正直悩みました。
手間をかけて「コトコト煮込んで水分も飛ばす感じの濃厚な味付け」にできるのはルクルーゼです。やっぱりおいしいですもん。でも手間ヒマかけれないのが今の私。
対してシャトルシェフ。基本的に離乳食は味付け不要で素材を活かしホロホロに柔らかくする調理。じっくりと火を入れれるので素材の甘みなどが際立つのがシャトルシェフです。また、煮崩れしにくいので煮豆や煮付けがキレイに仕上がります。ほったらかしておく間に娘と遊んだり他の家事を済ませられます。
離乳食のつくりかた
コツもなにもお鍋にお任せするだけなのですが、いかにラクチンかをお伝えするために本日のシャトルシェフでの離乳食づくりをレポートします。
甘みが増す芋・豆・根菜類がとくにおすすめ
基本的に何でも保温調理できるのですが、芋・豆・根菜類の調理が特に美味しくなります。水にさらして灰汁を抜いたお芋を水に入れた状態で火にかけた後、保温調理することでじんわりと火が通るため、素材の甘みが際立ちます。
3日分の離乳食用にサツマイモ1本300g、じゃがいも200gを使いました。朝9時に火にかけて8分ほどで沸騰し、そこから3分ほど加熱、火から降ろして保温容器に入れます。そこから娘の散歩に行き帰ってきた12時頃には食べごろになっています。
できあがり・本日のご飯と離乳食ストック
湯気感が伝わらないのが残念ですが、ほくほくふわーなサツマイモとジャガイモ。温かいうちに常備乾物の青海苔・桜海老で風味付け、冷凍ストックしているブロッコリ、にんじん、玉ねぎと合えて2品作ります。
右上と右下と真ん中が先ほどのお芋をちゃちゃっと加工したもの。他はストック分を解凍したものです。私は一気にお昼ご飯と夜ご飯を作るので写真は昼+夜メニューの一部。朝ごはんは夜寝かしつけ後に仕込んでいます。
こちらはシャトルシェフにお任せ保温調理で作ったストック分。セリアで買った小鉢に4~5品小分けして、メインのご飯や果物と組合わせてローテーションしています。アレコレ献立を考えたり、3食全てで栄養バランス取れるようにするのは大変ですよね。なので私は1日トータルでのドンブリ勘定で、娘が飽きない程度にストックを活用してやりくりしています。
まとめ
大人からの取り分けができるようになる頃までは離乳食作りって大変ですよね。今回ご紹介した「シャトルシェフ」はお任せ調理で手間を省ける上に、火の元の心配が無いので安心です。また、節電&節ガスと経済的なのも育児休業中の身にはうれしいところ。
前回ご紹介した「セリアの調理器具14アイテム」のプチプラまでは及びませんが、多忙なママの時間をお金に換算するとコスパも良いと思います。便利グッズを使って上手な育児の手抜きをはかってみませんか。
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