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大雪時の鉄道運行 情報提供の方法検討へ1月22日 17時52分
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今週、大雪の影響で首都圏の鉄道で利用客が駅にあふれるなどの混乱が続いたことを受け、22日、国と鉄道各社の緊急の対策会議が開かれ、電車の運行制限などの情報をどう伝えるのか今後、各社で検討していくことを確認しました。
今月18日、大雪の影響で首都圏の鉄道各線は運行する電車の本数を間引きしたため、多くの駅で入場制限がかけられ、電車に乗れない利用客が駅にあふれるなどの混乱が続きました。こうしたことを受け、22日、東京・千代田区で緊急の対策会議が開かれ、鉄道各社と国土交通省の担当者およそ30人が出席しました。
会議では今後も大雪の時には安全確保のために電車の運行本数や速度を制限していくことを申し合わせました。そのうえで電車の運行本数や所要時間の見通し、それに駅の入場制限や乗車までの待ち時間などのきめ細かい情報を提供できないか今後、各社で検討を進めていくことを確認しました。鉄道会社からは「運行状況は刻一刻と変わるためどこまで伝えるのか判断が難しい」という意見も出されたということで、国土交通省は具体策について各社と相談するとしています。
会議のあと、東急電鉄の森田創広報課長は、「首都圏の電車網は相互に乗り合っているため1社では対応できないが、情報共有を進めていきたい」と話していました。
会議では今後も大雪の時には安全確保のために電車の運行本数や速度を制限していくことを申し合わせました。そのうえで電車の運行本数や所要時間の見通し、それに駅の入場制限や乗車までの待ち時間などのきめ細かい情報を提供できないか今後、各社で検討を進めていくことを確認しました。鉄道会社からは「運行状況は刻一刻と変わるためどこまで伝えるのか判断が難しい」という意見も出されたということで、国土交通省は具体策について各社と相談するとしています。
会議のあと、東急電鉄の森田創広報課長は、「首都圏の電車網は相互に乗り合っているため1社では対応できないが、情報共有を進めていきたい」と話していました。