金高堂書店の旧店舗(高知市帯屋町1丁目)が子ども向け書籍の展示施設に生まれ変わった。小中高生向けの本、約2千冊を展示し、学校図書に詳しいボランティアが常駐。無料で閲覧でき、本を見比べたり、本の選び方を相談したりすることができる。

 施設名は「楽学(がくがく)会inおびやまち」。元高知市民図書館副館長の浜田倭子(しずこ)さん(68)らが昨年4月につくった市民グループ「楽しく学校図書館を応援する会」(楽学会)が運営する。金高堂の旧店舗を無償で借り受けた。

 開館は金、土、日、月曜の週4日。土、日は午前10時~午後5時、それ以外は午後3時まで。販売や貸し出しは行わないが、教員や読書活動の推進に携わる人のほか、一般の人も利用できる。