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2016年01月22日 09時46分 UPDATE

「スター・ウォーズ」玩具炎上 「レイが仲間外れ」 米大手メーカーに女性差別批判 (1/3)

スター・ウォーズのモノポリーに、シリーズ初の主人公・レイの駒が含まれておらず、ネット上で「女性差別だ」との批判が噴出。炎上状態になった。

[産経新聞]
産経新聞

 米SF映画「スター・ウォーズ フォースの覚醒」が空前のヒットを記録するなか、関連玩具市場も活況を呈しているが、米玩具大手のハズブロ社が発売したボードゲーム「モノポリー」のスター・ウォーズ(SW)版が大騒動を巻き起こしている。シリーズ初の女性主人公、レイがゲームの駒に含まれていないことを悲しむ8歳の女の子の手紙をきっかけに、ネット上で「女性差別だ」との批判が噴出。“炎上”にあわてた会社側は釈明声明を出し、レイの駒を加えると約束する事態になった。(SANKEI EXPRESS)

女児の手紙きっかけ

 「どうしてレイだけが仲間外れなのですか。彼女がいなければ『フォースの覚醒』はありません。彼女がいないと悪い男たちが勝利します」

 米CNNテレビ(電子版)などによると、炎上のきっかけは、米女性作家のキャリー・ゴールドマンさんが4日にツイッターに投稿した次女のアニー・ローズちゃんがハズブロ社宛てに書いた手紙。レイは、無名の新人から大抜擢(ばってき)された英国人女優のデイジー・リドリーさん(23)が演じるヒロインだ。

 1930年代に米国で生まれたモノポリーは、盤上で駒を進めて自分の財産を増やしていき、他のプレーヤーを破産させるゲーム。ハズブロ社は映画が昨年12月18日に公開される3カ月前の9月にSW版を発売したが、登場人物の形をした駒はルーク・スカイウォーカーとダース・ベイダー、フィン、カイロ・レンの4種類で男性ばかりだった。

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