
2016年1月24日から25日にかけては、数十年に一度の大寒波到来ということなので、平地でも雪が降る可能性があり、その目安がなんと沖縄近くまでやってくると予想されています。
もしかしたら沖縄に雪が降るかもしれないのです。うちなーんちゅにとって雪が降ることは、まさに夢のような出来事。どうか、うちなーんちゅの夢を裏切らないでほしいと思いつつ、沖縄でも過去に雪が降ったのかと疑問を感じ、調べてみました。
この記事の目次
「沖縄で雪」の記録
沖縄でも雪が降ったと記録されています。沖縄で気象観測がはじまって「雪」と観測されたのは、1977年久米島においてのみです。しかし、完全な雪ではなく、正確には「みぞれ」だったそうです。みぞれは観測分類上「雪」なので、「降ったことがある」ということになります。これは沖縄県で唯一、気象庁が公式に発表した降雪記録であると同時に、日本における降雪の南限記録となりました。
昔は雪が数回降っていた
18世紀ごろの古文書『球陽』の雪記録によると、1774年、1816年、1843年、1845年、1857年に、ひょうや雪が降ったと記録されています。
1774年、久米島では雪まじりの雨が降り、草木の葉に雪が積もったそうです。1845年には北谷に雪が降り、恩納から今帰仁にかけて、ピーナッツほどの「ひょう」や降ったとあります。1816年、久米島での降雪の記録は、何と2.5センチの積雪だったそうです。そして 同じ年に、伊平屋島では6センチの積雪が確認されています。
なぜ18世紀ごろは雪が降ったの?
1707年には日本で富士山が噴火、1775年に三原山の噴火、1779年に櫻島の大噴火、1783年には浅間山(群馬・長野県)が噴火し、上空を火山灰におおわれた列島では寒冷化がいっそう進みました。1822年と1824年には淀川が氷結したことや1822年2月22日江戸品川で2メートルの積雪があったことなどが記録に残されているようです。
こうした影響が沖縄にも波及した可能性があります。
雪が降る条件
雪が降るかどうかは、上空の空気でチェックしています。一般的には、「地上付近で3℃以下」「上空1,500m付近で-6℃」「上空5,000m付近で-30℃」を地上で雪になる温度の目安として気象資料をチ ェックするそうです。24日の沖縄は、最高気温11℃、最低気温8℃。奇跡的なことが起こるのでしょうか?
近年の”雪かも?事件”
1999年12月20日 パレットくもじ前で行われたクリスマスイベントの際、雪が降ったとの目撃情報や、宮原俊二さんという方が撮影した動画が NHKに寄せられ、TVで放送されています。貴重なその時のニュース映像を見たのですが、私は雪かなあと思いました。


この時の沖縄気象台の観測では、気温が13度9分あり、この気温では過去に雪が降った記録がないので、雪とは認められなかったそうです。
雪の降る条件に基づくと、この日は「上空15,000m付近で零度」だったそうです。この場合だと、大気中の水分が凍って雪になるのですが、零度から5度だと雨と雪が混ざった状態になり、地上では雨になるといわれていたのです。観測上は雪じゃなかったかも知れませんが、もしかしたら奇跡の空からのプレゼントだったかもしれません。
2016年1月24日の雪予測
今週末は「上空およそ1,500mで-6℃」という雪を降らせるような非常に強い寒気が日本列島を包み込む予想が出ています。気象庁の週間予報では「週末の雪の南限は鹿児島」予測しているそうですが、もしかしたらのもしかしたらがあるような・・・。
寒さで気絶!宮古島の魚たち
沖縄では高級魚とされるタマン(和名:ハマフエフキ)の稚魚やアジ・フグなどの魚が海岸に打ち上げられ、地元の人が魚を拾っているそうです。拾って食べてしまっては、生態系が崩れてしまいますので、どうか海に戻してあげてください。
私は、昨年の冬に偶然にも気絶している魚を見つけました。最初は死んでいるかとおもったのですが・・・。海に戻すとあっぷあっぷしながらですが、生き返り泳いで行きました。
もしかしたら、沖縄周辺の海を泳ぐ魚だけでなく、自然界の生き物にも影響が出ているかもしれません。桜の開花も・・・。重大な被害になりませんように。
沖縄の防寒対策
寒さに弱いうちなーんちゅにとって、雪の降る寒さを体験するというのは、想像がつかないかもしれません。沖縄は冬は、風が冷たく感じるので、体感温度は低く感じます。薄手のシャツにダウンを着込む人もいます。今回の寒さをうちなーんちゅはどう耐えればいいのか・・・。お家によっては暖房なんていらないよーといって、冷房機能しかつけていないところもあるはずです。私も年に数回だけ使用するためにヒーターは買ってはありますが、超小型のしかありません。
沖縄で暖房器具が売れる光景って、東京で雪かきグッズが売れてるみたいな驚きですね。寒さに全く免疫力がないおじいおばあも心配です。どうか体調管理にはお気をつけください。沖縄へ行かれる方も、持って行ったダウンは、絶対着ないだろうと思うかも知れませんが、今週末だけは役にたちそうな気がします。心配事が増える一方ですが、滑りやすい沖縄の道が凍結なんてこともあるのでしょうか?心配です。
うちなーんちゅの雪への憧れはハンパない
1999年の時は、その場所にいなかった人は、うそでしょ?こんなあったかい沖縄で降るわけない、沖縄に雪が降ったら耐えられないと言っていたようです。ですが、もし見れる事なら、一生に一度は見てみたいと、うちなーんちゅは願っています。
ここ数日、沖縄も気温が下がり、うちなーんちゅの友達は皆、寒い!暖房つけたと言っています。ダウンを着ている人ももちろんいます。今年は、年明けが26度の夏日を記録したにもかかわらず、ここへきて一気に冷え込みました。もしかしたら雪降るんじゃないかと予測されていて、皆わくわくしています。本当に降ったら、ちむどんどん(心臓ドキドキ)です。もしかしたら、宮古島のお魚さんのようになってしまうかもしれません。
私の石垣島に住むおばあは、68歳まで雪を見たことがありませんでした。たまたま、母の嫁ぎ先である岐阜県へ行ったときに大雪が降りました。人生初の雪が大雪。おばあは嬉しすぎて雪を口にほおばり、かき氷にしたいと言ったり、雪に埋もれたいと新雪にずぼっと埋もれたり、まるで子供のように大はしゃぎしていました。子供ながらにとても印象に残っています。
テーマパークで雪を降らせるイベント
雪が降るのを見てみたい、そんな願いを叶えるイベントが、毎年クリスマスに開催されています。過去に私もテーマパークに取材に行きました。板に隠されていたのは、人工造雪機。雪の降る土地で育った私から見ると、板の向こうから飛んでくる人工雪は、なんだかせつない風景でした・・・。ですが、あの時の、小さな子たちのきらきらした目が忘れられません。うちなーんちゅにとっては、雪は、ひらひら舞い落ちるソメイヨシノくらい、憧れのものなのです。
まとめ
「沖縄に雪が降った」というまさにその日に沖縄にいられるということは、奄美大島のロケット打ち上げみたいな・・・いや、もっともっと貴重な体験かもしれません。過去、気象台の観測がはじまってからは、1977年久米島での観測が、唯一の初雪、ですが、みぞれだったわけで、沖縄本島においては、古文書の記録しかないわけです。
那覇市内で雪が降ったといったら、本当にビッグニュースです。もしかしたら、やんばるのほうの高いところへいけば雪があるのでは?なんて私もわくわくしてきました。現代は、誰でも記者になれる時代です。うちなーんちゅの写真、動画投稿が待ち遠しいですね。



































