対象ソフトウェア:Google Chrome、Chromebook
グーグルが提供している無償のWebブラウザ「Google Chrome」は、さまざまな拡張機能やアプリが提供されており、Chromeブラウザ内だけでほとんどの作業ができるほどになっている。
そのため、実にさまざまな拡張機能をインストールしたり、多くのタブを開いて作業をしてしまったりしがちだ。場合によっては、メモリが足りなくなったり、CPU使用率が高くなったりして、Chromeブラウザが重くなることがある。
このような場合は、Chromeタスクマネージャを開いて、Chromeブラウザが使用しているメモリやCPUの状態を確認するとよい。本稿では、Chromeタスクマネージャの使い方などを解説する。
Chromeタスクマネージャを起動するには、以下の4つの方法がある。
Chromeタスクマネージャでは、Chromeブラウザが使用しているタスクやプロセスが一覧表示され、それらが使っているメモリやCPU使用率、ネットワーク通信量、プロセスIDが表示される。
上記以外の項目も見たければ、Chromeタスクマネージャ上で右クリックし、ポップアップメニューから表示させたい項目のチェックをオンにする。
Chromeブラウザが重いと感じた場合は、不要なタブを閉じたり、利用していない拡張機能を無効化したりするとよい。特に拡張機能の中には、メモリの消費量が多いものがある。活用している場合は仕方ないが、もしあまり使っていないのであれば無効化することで、Chromeブラウザが使用するメモリを削減できる。
またタブや拡張機能が正しく動作しなくなってしまった場合、そのタブや拡張機能だけを、Chromeタスクマネージャで強制的に終了することも可能だ。タブを終了させても、タブは残ったままで、[再読み込み]ボタンをクリックするか、[F5]キーでWebページを再読み込みさせると、Webページの再表示が可能だ。
なおChromeタスクマネージャを見ていると、Facebookなど一部のWebページを長期間開いたままの状態で、再読み込みを繰り返していると、メモリの消費量が増えることが分かる。たまにタブを閉じて、Webページを開き直すとメモリの消費量を抑えることができるので試してほしい。こうしたWebアプリなどの状態も、Chromeタスクマネージャで調べることが可能だ。
Chromeタスクマネージャを閉じるには、アクティブにした状態で[Esc]キーを押せばよい。
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