こんばんは。
8時45分になりました。
ニュースをお伝えします。
急速に発達する低気圧の影響であすにかけて全国的に風が強まり東日本や北日本の太平洋側を中心に湿った雪が降り、関東や東北の平野部でも雪が積もるおそれがあります。
交通への影響や、吹雪などに十分注意が必要です。
気象庁によりますと低気圧の接近に伴って今夜遅くから東日本や北日本の太平洋側を中心に湿った雪が降り始め、あすにかけてまとまった雪になるおそれがあります。
あすの夕方までに降る雪の量は、いずれも山沿いの多いところで東北で60センチ、関東甲信で50センチなどと予想されています。
東京23区でも多いところで10センチの雪が降りところによって雪が積もる見込みです。
また、あすは全国的に風が強まり、最大風速は北日本から西日本の陸上で15メートルから20メートル、海上で20メートルから25メートルに達すると予想されています。
あすの夜以降は強い冬型の気圧配置となるため、北海道や東北から西日本の日本海側などではその後、さらに雪が強まりあすの夕方からあさって夕方までに降る雪の量は、いずれも多いところで北海道で120センチ、北陸で100センチ、東海で70センチなどと予想され、広い範囲で大雪となり、平年よりも降雪量がかなり多くなるおそれがあります。
気象庁は、交通への影響や吹雪、それに高波などに十分注意するよう呼びかけています。
大学入試センター試験はきょうで2日間の日程が終わりましたが、正規の試験時間が確保されなかったなどの理由で256人が再試験の対象となりました。
大学入試センター試験2日目のきょうは、理科と数学の試験が行われました。
大学入試センターによりますと、北海道江別市の札幌学院大学で数学2の試験の際、担当者が定刻より早く試験を始めるミスがあり正規の試験時間が確保されなかったとして今月24日に71人を対象に再試験を行うということです。
また、きのうの試験でも鹿児島市の鹿児島国際大学の会場で英語のリスニングの試験時間が確保されなかったとして再試験が決まるなど2日間で合わせて256人が再試験の対象となりました。
このうち76人は再試験を希望していないということです。
一方、大学入試センターは今回からカンニングなどの不正行為があった場合は、速やかに公表することにしていて今夜中に状況を取りまとめる方針です。
大学入試センター試験は、今月20日に平均点の中間発表が行われ、国公立大学の2次試験の願書の受け付けは今月25日から始まります。
中国が主導してきのう開業したAIIBアジアインフラ投資銀行の総裁が会見し、扉は今も開いていると述べ、日本やアメリカなどに対し引き続き参加を呼びかけていく姿勢を示しました。
一方、日本政府は当面の運営状況などを見極めて参加するかどうか判断することにしています。
AIIBの初代総裁に就任した中国の元財政次官の金立群氏は、会見で次のように述べました。
さらに、金総裁は透明で開かれた銀行運営を約束すると述べ、日本やアメリカなど参加していない国々に対し引き続き参加を呼びかけていく姿勢を示しました。
AIIBは中国が4分の1以上の議決権を持ち、増資などの重要な案件で事実上の拒否権を握るなど大きな影響力を行使できるだけに、国際社会の理解を得ながら銀行の本来の役目を十分に果たしていけるかどうかが焦点となります。
日本政府は、AIIBについて、融資するプロジェクトを決める理事会が加盟国にとって公正な審査ができるのかや、開発する地域に環境破壊などが起きないようにするためのチェック機能が働くのかなどが明確になっていない点が懸念されるとしています。
また、仮に日本がAIIBに参加する場合、多額の出資を求められる可能性もあることなどから、当面の運営状況などを見極めて参加するかどうか判断することにしています。
アメリカのブリンケン国務副長官はNHKのインタビューで、北朝鮮が核実験を行ったことを受けて中国が参加した、より厳しい制裁措置を北朝鮮に科す必要があると強調したうえで北朝鮮は核開発の制限に応じたイランを見習うべきだと主張しました。
日本を訪れていたアメリカのブリンケン国務副長官はNHKとのインタビューに応じ、北朝鮮が今月6日に行った核実験を強く非難したうえで、国連安全保障理事会や各国で北朝鮮に対する、より厳しい制裁を決める必要があると強調しました。
さらに、北朝鮮に影響力を持つ中国が鍵を握るとしたうえで、北朝鮮に対する、より厳しい制裁に加わるよう今週、北京を訪問し、直接求めていくことを明らかにしました。
また、核開発の大幅な制限に応じたイランを見習って北朝鮮も政策を転換し、経済発展に目を向けるべきだとブリンケン副長官は主張しました。
安倍総理大臣は、茶の湯の流派の1つ、表千家の初釜に参加し家元が練ったお茶を味わいながら新年を祝いました。
安倍総理大臣はきのう裏千家の初釜式に出席したのに続き、きょう夕方には、東京千代田区の表千家東京稽古場を訪れ初釜に参加しました。
安倍総理大臣は千宗左家元が練った濃い茶を、じっくりと味わいました。
そして初釜に参加した40人ほどの人たちとともに新年を祝いました。
エネルギー問題に詳しい論客として原子力政策や地球温暖化対策などへの提言を続けてきた21世紀政策研究所の澤昭裕さんが、きのう、すい臓がんのため亡くなりました。
58歳でした。
澤さんは大阪府出身で、一橋大学を卒業後、当時の通商産業省に入り経済産業省や資源エネルギー庁で環境や資源の問題を担当する課長などを歴任しました。
その後、東京大学の教授を経て平成19年からは経団連のシンクタンク21世紀政策研究所の研究主幹を務めエネルギーの安定供給を重視した地球温暖化対策の必要性を論じ、原発事故が起きて以降は、安全性を確保したうえでの原発再稼働の必要性を指摘するなどエネルギー政策への提言を続けてきました。
2016/01/17(日) 20:45〜21:00
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:14836(0x39F4)