関ジャム 完全燃SHOW 2016.01.18


「絶好調…」今夜は冬の女王広瀬香美が…。
だんだんえー!
(村上)怖い怖い…怖いな!更に…。
今夜の『関ジャム完全燃SHOW』まずは…。
「BoyMeetsGirl幸せの予感…」93年『ロマンスの神様』が170万枚超えの大ヒットを記録した広瀬香美先生。
その後も…。
『ゲレンデがとけるほど恋したい』などヒット曲を連発し冬の女王と呼ばれるほどに。
「切ない気持ち」「二人で一緒に眠るWinterLand」更に現在は音楽学校を開校。
講師としてボイトレはもちろん話し声のスピーチレッスンも行い政治家や有名企業の社長も通うほどの人気っぷりなんだとか。
そんな広瀬先生が教えるテーマとは?
(黒沢)FallinLove…!
(村上)本日の講師は広瀬香美さんです。
ありがとう!ありがとうございます!いきなりのアカペラですけども。
ちょっと…!急やったからレスポンス出来へんかったな。
うれしい…。
(広瀬)今冒頭で私が歌った歌は普段皆さんが聴く『ロマンスの神様』とは違うんです。
さあ問題です。
どこが違ったでしょうか?そんなテンションで聴いてなかったから全然わからへん。
普通に生やと思って…。
(渋谷)何が違うんやろ?哲太さんいかがですか?違い。
ブー。
(村上)歌詞一緒ですね。
(広瀬)正解を言いますとオリジナルキーよりもキーが上がっているんです。
(一同)えー!リリースされてるCDよりも?はい。
リリースされてるCDよりもキーを上げて歌いました。
元もめっちゃ高いイメージあるんですけど。
このあと広瀬流声のアンチエイジング教えちゃいます。
なんと発売から22年経った今年からキーを半音上げてコンサートで披露するという広瀬先生。
そんな先生が教えてくれる今夜のテーマが…。
(横山)そんな事があるの?よくちまたで…。
(横山)そんなイメージがある。
(広瀬)そうですよね。
でもやっぱり感じますよね。
(杉本)カラオケで行ってもとか声やっぱりだんだん低くなってるししゃがれてるしっていう気はしますよね。
(広瀬)そうですよね。
それで私は音楽学校を東京に持ってるんですけれどもそこで話し声レッスンというのも結構ニーズがあるんじゃないかなと思って。
話し声…普段のこの日常会話っていう事ですか?
(広瀬)そうです。
(黒沢)へえ!あなたの声は年を重ねるとともに広瀬先生が家でも簡単に実践出来る美しい声を保つ秘けつを伝授します。
まずは生徒の話し声でダメな発声よい発声をチェック。
誰が一番いい声に聞こえたりとかありますか?日常会話で…今しゃべってる声で。
ちょっとじゃあ「こんにちは」…自己紹介。
わかりました。
こんにちは錦戸亮です。
こんにちは大倉忠義です。
(広瀬)ああいいですね。
こんにちは渋谷すばるです。
(広瀬)はい。
こんにちは横山裕です。
こんにちは黒沢かずこです。
(広瀬)ああいいですね。
哲太さん。
こんにちは杉本哲太です。
いいですね。
腰からいってますね。
杉本さんすごいですね。
(横山)村上さんも一応…。
こんにちは村上信五です。
(渋谷)早かったな「ハイ」が。
(村上)なんか…。
(横山)今のでわかったんですか?はい。
壊しやすい方と…しゃべり声で壊しやすいから出来れば直した方が長持ちするなっていう方と…。
(村上)壊しやすいのは誰ですか?
(広瀬)壊しやすいですね。
(村上)僕?
(横山)やっぱそうなんや。
(村上)壊れてますからね。
耳鼻咽喉科行ったら先生に「君声帯ドロドロやね」って言われましたからね。
じゃあ多分…。
(村上)それが普通になってるから気付いてないんですよね。
(横山)逆に一番いいの誰ですか?
(広瀬)えーっと…。
(錦戸)僕?僕と大倉。
(広瀬)黒沢さんもよかったです。
(黒沢)へえ!
(広瀬)杉本さんもよかったです。
(錦戸)横山君はどうでした?
(広瀬)2人がそのままだとちょっと壊しやすいかもしれないです。
(横山)え〜!僕もっすか?あっ今いいです。
「え〜?」っていう声はいいですね。
(錦戸)心の声はいいんじゃないですか?バラエティーの癖が出た時はええんやろうな。
だから日常はそんなうまい事出来てないんやろな。
いいです。
今の声はいいです。
(横山)今の声いいですか?
(広瀬)今の声はいいです。
(横山)全然違いがわからへんわ。
「全然違いがわからへん」はダメですね。
え〜?「え〜?」はいい。
わかれへん!わかれへんわもう。
「わかれへん」はダメですね。
(横山)なんでなん?この違いはなんなんですか?何がよくってダメなのか…。
基本的に日本語発声っていうのはノド発声なんです。
日本語は皆さん…。
(大倉)そうなんだ。
だから日本語っていうのはちょっとやっぱ不利なんですよね。
で英語っていうのは上あご発声なので。
上あご発声はノド発声ではないので声が枯れにくいんですよね。
(村上)そもそも日本語の出し方がちょっと負担がかかる発音なんですね。
(広瀬)そうなんです。
口を大きく開けて発声に必要な筋力を使う上あご発声の英語に比べて口の動きが小さく筋力をあまり使わない日本語はノド発声になりがち。
筋トレをしないと筋力が落ちるように発声に必要な筋力をあまり使わない日本語のノド発声は年を重ねるにつれ発声する力が衰えやすいんだとか。
そうならないためのレッスン1。
まずは脱力腹式呼吸。
皆さん全員出来るのは寝れば腹式呼吸ですね。
(呼吸する音)
(広瀬)これ…皆さん寝ていただいたら吐き出す時に…。
あ〜…。
自然な声を出してみてください。
(一同)あ〜…。
気持ちいいですよね?
(広瀬)眠たくなって「あ〜…」ってなる時の声の振動が体に響いて気持ちよくないですか?ああ確かに。
この声でしゃべれば枯れないです。
(一同笑い)これ慣れてないから…?
(広瀬)そうです。
最初は…。
こんにちは広瀬香美でーす。
よろしくお願いしまーす。
…ってこうやって練習していくんです。
ノド声の方は。
(渋谷)そうなんですね。
枯れる感じしないですよね?それでしゃべってると。
リラックスしきってますもんね。
(広瀬)そうですそうです…。
気持ちがいいんですね。
この発声法座ってやるよりも寝ながら行うとより効果的。
体に余計な力が入らずたくさんの息を吸ったり吐いたり出来るので腹式呼吸上達への近道だそうです。
続いてレッスン2。
笑顔でハフハフ犬発声。
(広瀬)…のところを通っているか。
(広瀬)…っていうのがあるんですけど。
なんかこういう感じになりそうなんですけど。
(広瀬)ちょっと笑顔で目が上がって…。
目が開いて…。
(村上)別人格やな…。
(広瀬)でもいいですね。
お顔はいいです。
(渋谷)お顔はいいんですか?
(横山)それもう松井選手やんそれ。
(一同笑い)
(広瀬)でも上手ですね上手です。
ちょっとワンちゃんになった感じでまずは…。
ハッハッハッハッハッ…ってやってみてください。
(一同)ハッハッハッハッ…。
(広瀬)そうすると上あごの奥の方が冷たくなるとこありますね奥の。
(横山)ホンマや!ホンマや!
(広瀬)冷たくなりますね。
(一同)ハッハッハッハッ…。
(横山)なる。
で激しくもっとやっていくとほっぺも上がりますよね。
(村上)怖い怖い…怖いな!
(村上)コロッケコロッケさん…!
(錦戸)森進一…。
(広瀬)なりますよね?それと同時に皆さんここも…ってなってますよね?細かく動きません?
(錦戸)はいはいはい…。
(広瀬)これこれこれこれ…!アッアッアッアッ…。
そうそうそうそうそうそうそうそう…!それで「こんにちは」自分の声で発声…。
(一同)こんにちは…。
(広瀬)そうそうそうそう…!
(一同)こんにちは…。
(広瀬)そう!それだと絶対枯れないです。
どこに力がいりますか?
(広瀬)そうです。
いいところに気が付きました。
発声はスポーツだからです。
(一同)えー!ノドだけだと体は疲れないけど枯れます。
なぜならノドだけで発声してるから。
でも体が疲れるという事は体を使えているという事ですよね。
なのでノドだけ発声じゃないから枯れないという事です。
でどっちがいいですかっていう…。
まあそれは枯れない方がいいですよね。
じゃあ体…疲れるけど体使ってスポーツのように発声しましょうという…。
続いては広瀬流発声法の応用編。
衰えない滑舌を手に入れるための…。
(横山)ホニャララは何やろ?
(黒沢)おっ?
(黒沢)おお…!
(大倉)4倍?ゆっくりたくさん息を使ってお話をするトレーニングをしていくとお声も滑らかになりよい歌声にもなりという事です。
今ぐらいのスピードっていう事ですか?もっとゆっくりです。
(横山)もっと?はい。
レッスンではもっとゆっくりです。
そうですね。
はっきり動かすので…。
ゆっくり腹筋をするのもやっぱり鍛えられますよね。
ギュッてやるっていう。
そのスローレッスンを97年のヒット曲『promise』のサビを使って実演。
(広瀬)このくらいゆっくり…。
(渋谷)すげえ…。
(村上)やってみましょうか?
(大倉)はい。
ゆっくりさんはい…。
ゆっくり大きく…。
(広瀬)どうですか?
(村上)しんどいですね。
疲れますね体が。
(渋谷)しんどい。
体が疲れるイコール正しいです。
(大倉)へえ!これどんどん速くしていくと速い曲も…。
そうです。
どんどん速く…。
それでどんどん速く確認しながらハフハフ笑顔腰の回りを確認しながら…。
…ってなるの。
(大倉)へえ!自分で歌ってて気持ちいいって。
(横山)滑舌がいいから速くなってもちゃんと聞こえがいいのやろな。
そうですね。
ここの筋肉が…。
筋力が強いんだと思います。
広瀬さんでもやってらっしゃるって事ですもんね。
広瀬さんは出るもんやと思って勝手に見てたけど。
確かに声が全然なんかこう低くならないからすごいなと思ってずっと見てたんですけどこういう毎日の努力があったんですね。
そうですね。
ちょっと最初の何カ月かは大変なんですけれどやり始めると楽しくてやり続けようと思います。
広瀬流声のアンチエイジング。
皆さんもぜひ試してみては?昭和の歌姫から伝説のフォークグループまで時代を彩った名曲を堪能出来る超贅沢企画。
そんな
(古田)今までいろいろなお店に来ましたけど…。
JUJUママのお店やったりだとか。
(村上)えっそうなんですか?
(古田)はい。
それでですか?今日光浦さん。
(光浦)はい。
私歌が好きなんですよ。
(村上)どういったジャンルが?
(一同笑い)「洋楽」とかちょっと言おうかと思ったけど…。
(渋谷)あっ…!
(由紀)まあ皆様!
(古田)お邪魔してます。
(村上)お待ちしておりました!いやようこそお出ましくださいました。
いやうれしいわ。
ありがとうございます。
歌手歴47年を誇る由紀ママのすごすぎる歴史をプレイバック。
まずはこちら。
「ルルルルル」デビュー曲では異例の100万枚の大ヒット。
そしてその年…。
「愛の唄」世に更に歌手以外に女優としても大活躍。
夕暮れになんかあったんでしょうか?そんなんじゃないんですよ。
ただの嫌がらせですよ。
1983年には松田優作主演の『家族ゲーム』で天然の母親役を演じ…。
受かったんでしょ?そして女優としてだけではなく…。
萩本欽一やいかりや長介伊東四朗など超大物とも共演。
伝説的バラエティー番組に多数出演。
私はちょっと聞いてみたいと思ったんですけどね。
そして本業の歌手では世界的大ヒット。
2011年アメリカジャズグループピンク・マルティーニとのコラボレーションアルバムが50カ国以上で発売。
カナダの音楽配信サイトでは1位を獲得するなど数々の賞を受賞。
更にあの国民的アニメの声優も。
(スネ夫)シッ…来たよ!
(ジャイアン)「いやあ!お待ちかねのところ…!」国民的アニメ『ドラえもん』。
おなじみ
(一同)ううっ…!
(由紀の声)「荒ぶる!ハートフル!俺ジャイアン」ジャイアンめっちゃうまいやん。
(村上)うまいな。

(由紀の声)「急上昇あっハイテンション」ドラえもん!実はテレビで由紀さおりさんの声をとっておいたんだ。

(由紀の声)「ヤッホホトゥラララヤッホホ」今夜はそんな
(村上)これ今日このお店で聴かせていただけるんですか?
(渋谷)すげえ店!
(古田)今日はせっかくなんでねママの歌声を聴いてもらおうと思いまして。
そうなんですけどこのクラブではですねママの強いこだわりで美しい日本語の曲しか歌う事はございません。
今夜は皆さんも関ジャニ∞と一緒にまずは…。
知ってる?特に関西の人間は鼻濁音が苦手なんだよね。
(由紀)ああそうなんだ?「ンガンガ」っていう。
(村上)「ンガ」っていう。
鼻使って…。
(由紀)そうそうそう。
言葉の頭にある時は濁音でいいんです。
例えば「学校」は「がっこう」でいいの。
だけど5月は「ごがつ」じゃなく「ごんがつ」。
えー!そうなんや!そうなんです。
アナウンサーは研修で必須で習うので。
私も新人研修で練習しました。
どういう練習するんですか?「ガギグゲゴ」の前に「ン」を付けて「ンガンギングンゲンゴ」って言ってそれをどんどん短くしていくっていう。
「ンガンギングンゲンゴ」という風にやる。
アナウンサーの人ってしゃべってる時全部それでしゃべってるんですか?
(平井)そうですね基本的にニュースを読む時だったり…。
例えば…こうやって今単体で聞くとすごく変に聞こえると思うんですけど…。
例えば「昨日は台風ンガありましたンガ」とかっていう。
(大倉)「ンガンガ」言うてる。
(平井)そうなんです。
まあちょっとやりすぎましたけど…。
わかりやすくやればそういう事やと。
でもそうした方がやわらかくキレイに人の耳に届くという事で研修では…。
これ俳優もやるねんで。
(錦戸)えっ?
(由紀)そうでしょ?ねえ。
皆さんそうだと思う。
「ありがとう」じゃなくて「ありンガとう」「ありンガとう」。
そうすると優しく歌いたいなっていう時はこの濁音と鼻濁音をうまく使い分けると日本語の響きとしては優しいかな。
(大倉)うわすごいな。
表現の幅が広がるんですね。
(由紀)そうですねはい。
では鼻濁音を踏まえて由紀さんに美しい日本語の歌を歌ってもらいましょう。
美空ひばりさんの『愛燦燦』。
(村上)うわめっちゃええやん!
(大倉)名曲!「それでも過去達は」1曲目は1986年発売美空ひばりの『愛燦燦』。
人生のすばらしさを描いた昭和の名曲。
この曲で由紀ママが美しいと感じる歌詞とは?「それでも過去達は優しく睫毛に憩う」っていうここが私は大好き。
「優しく睫毛に憩う」ってどういう状況っていうかどういう解釈…?目を閉じていろいろ考えた時にそれは自分のつらいところなんかも脳裏に焼き付いてる感じがあるでしょ。
それがクッとここにちゃんととどまっていて自分の人生の中のひとコマとしてここの中にあるっていうのを「優しく睫毛に憩う」っていう風に小椋さんは言ったんじゃないかなって私は思うんだけど。
(光浦)じゃあもう悲しみを1個乗り越えてちょっと俯瞰で見れる状況の時の歌って事。
(由紀)そうそう。
更に大ベストセラー『声に出して読みたい日本語』の著者齋藤孝先生はこれらの言葉に美しさが凝縮されていると言う。
一見なんの共通点もないように見えるが…。
えっどういう事?
(平井)日本最古の和歌集『万葉集』の短歌では五七五七七の最後の七七の七語で書き手の大事な感情を表現されています。
つまり七語で作る歌詞というのは古来より聴きやすくまとまりがいいという風にされているんです。
『愛燦燦』の歌詞ではところどころに七がちりばめられているんですが。
はあ…!もともと7文字っていうのは日本の歌は歌詞多いんですよね。
(由紀)そうですね。
(村上)心地いいんですかね?日本人には。
そうかしら。
じゃあやってみようかしら。
(古田)ぜひ!
(村上)由紀ママお願いします。
由紀ママよろしくお願いします。
(大倉)お願いします。
心地よい7文字の歌詞と鼻濁音を使った美しい日本語に注目してお聴きください。

(大倉)うわー!
(古田)しびれるね!
(大倉)しびれる!
(平井)由紀ママありがとうございました。
ありがとうございました。
(古田)ありがとうございます。
(由紀)まあよかったらどんどん飲んでちょうだい。
どんどんどんどん飲んでください。
ちょっとたまらんかったな今の。
(古田)鼻濁音キレイでしょ。
(錦戸)絶対せえへんやろ…。
(村上)伝わってないなあいつ…。
(古田)あいつ絶対伝わってないな。
(村上)軽かったよね今。
(渋谷)軽い日本語やなフワッフワ!
(錦戸)こんなにみんなに悟られるってあるの?
(古田)ある意味悟られやな。
(大倉)すげえわ。
続いて…。
「人ごみに流されて」1975年発売。
松任谷由実作詞作曲の『卒業写真』。
超定番の卒業ソングだがこの歌詞の美しいポイントはどこなのかみんなで考えてみる事に。
「遠くでしかって」いつも思うんですけど「ときどき遠くでしかって」っていうのがなんなんやろうって…。
パチパチパチ。
(平井)由紀ママから拍手が。
よくそこに気付いてくださいましたって感じ。
町で見かけた彼は卒業写真とそのまま変わらなかったわけよ。
でも自分は「人ごみに流されて変わってゆく」。
ああいけないなと。
彼はああだったなと。
彼のように生きたいなって思う時の…その彼が「遠くでしかって」っていう存在なんだと。
古田先生いかがでしょうか?
(古田)そうだと思います。
実際にしかって…。
しかってもらえるとかじゃない距離感になってしまっていて。
でも何も変わっていないあなたを見るだけで私は自分を律する事が出来る。
だから時々あなたの事を思い出させてねっていう。
(光浦)反省するよね。
(由紀)そうなの。
何年ぐらい経ってるんでしょうねこの人卒業して。
そうだわね…。
(錦戸)ああわかる。
(光浦)それで金のために不本意ながら頭を下げる人間になっちまった。
女性が一番流されやすい時期でもありますからね。
こうはなりたくなかったって思ってるのにやっぱ世間人ごみに流されていって。
…みたいな風になっちゃうみたいな。
会社の飲み会とかで。
(平井)そうですね。
このくらいは我慢しなきゃいけない…。
(平井)なんにもないです!
(横山)体験談でしょ今絶対。
「いいじゃんかいいじゃんか」で引っ張られてったかどっかで。
そうですね。
それを「イヤだイヤだ」って言ってたのは1年目までだったかなみたいな…。
そんな変な事はないんですけど。
もう遅い…!
(光浦)想像しちゃったよ。
変わってしまった自分を戒めてくれる憧れの男性を歌った美しい歌詞をご堪能あれ。
うわ…もうすごいな。
(平井)由紀ママありがとうございました。
美しいね日本語は。
(村上)キレイ…!
(古田)由紀ママが歌ってるからっていうのもあるけどね。
光浦ちゃんがちょっと…。
(光浦)もう泣けてきちゃって。
泣けてきちゃって泣けてきちゃったんだけど私高校の時別に好きな人もいなかったし電車通勤…通学じゃなくて徒歩通学だったし全然違ったけど泣けてきちゃうと思って。
ちょっと美化されますよね自分の思い出も。
そうなのよ。
私たちなんか男子と共学なのに1回もしゃべった事なかったし…。
(大倉)違う涙に見えてくる。
(古田)そっちで泣いてるのか?まだまだ聴ける由紀ママの美しい日本語曲。
続いては…。
「貴方はもう忘れたかしら」1973年発売80万枚以上を売り上げたかぐや姫の『神田川』。
幸せだった付き合っていた頃を女性目線で切なく歌い上げた名曲。
この曲の中で私が一番ここでねこだわっているっていうか「貴方が描いた私の似顔絵」。
「うまく描いてね」っていうのは女心なわけよ。
キレイに描いてとか可愛く描いてっていうんじゃなくその気持ちがあるけど「うまく描いて」って彼に言ったらね「ちっとも似てない」。
これは描いた人が絵が下手だったのか?似ていないっていう事をどう解釈するかっていう。
私のこれは個人的な解釈だよ。
歌う時にね。
私を見てなかったって思うの。
人間として自分の事を見てくれてない。
先生あそこの解釈を教えてください。
「指先見つめ“悲しいかい”って聞いたのよ」は「悲しいかい」って言われて言われた私はどう思ったんですか?「悲しくない」って答えるんでしょうね。
「悲しいかい」って聞かれてもあまりピンとこなかったのかもしれないよね。
本当は悲しくないのに悲しそうな顔をしとるのは見てほしいっていう顔をしてたのにそれを悲しいと解釈されてまた見えてないんだで…。
かもしれないね。
(錦戸)もうグルグルしてくるね。
(渋谷)ややこしいわ。
ややこしい女。
(横山)ややこしい女…。
(渋谷)ややこしい女やで。
(光浦)えーいいじゃん。
言うてくれたらええのにって思う…。
その奥ゆかしさとかっていうのがやっぱものをちゃんと正直に言わない日本人…。
そこまで人間気付かれへんで。
(横山)それでさわかるんですよそのよさっていうのは。
(光浦)まあまあ…面倒くさいな。
でも由紀ママからこの話聞いてなかったらそういう解釈してないですよ。
(横山)そう…深く考えてないわ。
聞いたうえででは由紀ママに歌っていただきましょう。
お願いします。
別れてしまった愛する恋人への思いを表現した美しい日本語曲を由紀ママが歌い上げる。

(拍手)
(平井)由紀ママありがとうございました。
(由紀)どういたしまして。
こんな情景ですね。
(村上)ちょっと重みが違うな。
(平井)ですね。
女性になって聴いてたわ。
(村上)うんうん。
悲しいですね。
悲しいというよりなんかただ単に悲しいだけじゃなくなんかそこにいろんなこう…その人の思いがね。
(村上)はかないななんかな。
「悲しかった」の重みがすごい今伝わってきた。
どうですか?古田さん「あなたの優しさが怖い」って言われた事はありますか?
(古田)いや…。
「あなたの優しさは嘘」って言われた事はあります。
(一同笑い)
(由紀)でもそれはすごくさ女性側としてみたら正直な意見だね。
そう言ってくれればほら面倒くさくないよね。
(村上)わかりやすいですよね。
楽ですね。
そう言ってくれた方が男は楽…逆にね。
さっきの歌詞を言うた…。
俺由紀さんを面倒くさいなんてひと言も言うてない。
「面倒くさい」だけフィーチャーするな!
(古田)すばる…。
(村上)軽蔑されてるで。
(横山)さっきまで仲間や。
言い出したのそっちやしかも。
(一同笑い)
(村上)「こいつがすみません」。
ママお客さんの雰囲気ちょっと悪くなってしまったんでもう1曲歌ってもらってもいいですか?
(由紀)そうですか…。
この流れ絶対に使われるやん。
確かに…。
せっかくですからね気持ちよく…。
聴きたいですね。
気を取り直して続いて由紀ママがチョイスする美しい日本語曲は…。
「Darling,Iwantyou逢いたくて」1985年発売。
累計95万枚を売り上げた小林明子の『恋におちて』。
不倫という禁断の恋に落ちた女性の思いを描いた悲しきラブバラード。
由紀ママは「ダイヤル回して手を止めた」「ダイヤル回して手を止めた」これはもう時代ですね。
(光浦)もうダイヤル回して手を止めた。
(古田)十円玉積んでね。
(由紀)そうそう…。
(古田)カチャンカチャンカチャンって遠距離恋愛とかしてた。
指が覚えてるのよ。
(光浦)あらー素敵。
(村上)音とね。
(古田)トゥルルルトゥルトゥルルル…っていうのが。
「吐息を白いバラに変えて」なんてねロマンチックですよね。
「吐息を白いバラに変えて逢えない日には部屋じゅうに飾りましょう」ぐらい会いたいねんね。
(村上)めっちゃ好きなんですね。
これもう完全不倫の歌でしょ?
(由紀)そう。
だから2コーラス目は「土曜の夜と日曜の貴方がいつも欲しい」って書いてあるわけよ。
でも土曜日と日曜日は家族のために彼はさ自分のそばには来てくれない。
イヤだイヤだ泣けちゃう。
(平井)なんの心当たりですか?
(古田)ごめんな。
いいな!でも不倫している人ちょっと前向きじゃないですか?私なんかこの歌ってあんまり暗く感じない。
明るい感じで。
(由紀)そうだね。
でなんか結構理性がある女性が不倫ってわかって不倫してる歌っぽいもんで意外とこっちの方は泣けてこないんですよ。
安心して聴けるんですよこの歌は。
でも向こうの家族の嫁さんやったらどうします?めっちゃイヤじゃないですか?ギシギシってなっちゃうけど。
不倫を描いた恋の名曲を由紀ママはどう解釈して歌い上げるのか?
(村上)これすごいわ!もうまた。
誰に謝ってるんですか!
(大倉)ずっと誰かに謝ってた。
(村上)なんか思う人が…思う事があるんですかね?支配人も。
ちょっと古田さんすごくいいお店じゃないですか。
そうでしょ。
みんな勉強になったでしょ?
(村上)めっちゃなりました。
ちょっとまたぜひ連れてきていただきたいですけど。
(古田)ぜひぜひ。
もうぜひぜひね。
(村上)すばると歌ってるのなんかすごく聴きたくなりましたけどね。
(由紀)うん。
今夜のジャムセッションは1969年に発売された由紀ママの名曲『夜明けのスキャット』。
(由紀)皆さんちょっと緊張はしてらしたと思うけど…。
(村上)緊張しましたよもう…。
(由紀)いやすごくうれしい。
彼のこのファルセットの高いところなんか本当キレイだったわね。
すばる君いかがでしたか?こんなに見ながら歌ったのは初めてやなっていう。
結構いろんな方とやらしてもらいますけど意外と見れなかったりするんですよ。
なんかやる事に必死やったりとか。
でも今回はもうバッチリと合わせていこうという。
本当フレーズも合わせてくださってね。
亮ちゃん緊張したろ?
(錦戸)緊張しました。
(古田)ギター単音ずーっとっていうの。
この2〜3日脳みその中ずっと…。
「トゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥトゥ」
(由紀)あれねすごくね難しいんですよ本当に。
よくやってくださいましたよ。
(錦戸)ありがとうございました。
ちょっとサウンドチェックしながら…。

(ギター)
(ドラム)
(2人)「ルルルルル」「ルルルル」「ラララララ」「ラララララ」「ラララララ」「ララララ」「パパパパパパパ」「パパパパパパパ」「アアアアア」「アアアアア」
(2人)「ルルルルル」「ルルルルル」「ルルルルル」「ルルルルル」
(スタッフ)オーケーです。
(由紀)ありがとうございました。
ヒューヒューヒューヒュー!ヒューヒューヒューヒュー…!
(渋谷)ありがとうございました。
(由紀)ありがとうございました。
ねえ高い声を出してくださってありがとうございました。
ああよかった。
私もホッとしました。
(スタッフ)いかがでした?緊張感が…。
由紀さんでも裏声使われてるぐらいなんで…。
ありがとうございます。
(スタッフ)お疲れさまでした。
売れないっていうと俺のせいかな…。
このあと次週の『関ジャム』は…。
すごい変わったのこの曲で俺は。
いかつい若旦那がさだまさし愛を熱弁。
(大倉)めっちゃ意外!売れないっていうと俺のせいかな…。
更にスガシカオがジャニーズの名曲秘話を語り尽くす。
プロの仕事を感じるぐらい…。
そして白熱の作詞講座も。
2016/01/18(月) 01:58〜02:58
ABCテレビ1
関ジャム 完全燃SHOW[字]

関ジャニ∞と古田新太が、ゲスト由紀さおりとトーク&ジャムセッション!さらに冬歌の女王・広瀬香美が音学授業“衰えない声のヒミツ”に迫る!

詳細情報
◇番組内容
今回のゲストは由紀さおり!“美しい日本語の曲”をテーマに誰もが知る名曲を贅沢に歌っていただきます!美空ひばり「愛燦燦」荒井由実「卒業写真」かぐや姫「神田川」鼻濁音・言葉の響き・イントネーションなど日本語の美しさを意識しながらお楽しみ下さい▽音学授業は冬歌の女王・広瀬香美が登場!衰えにくい声を保つトレーニング&ロマンスの神様の歌声に驚きの進化が!
◇番組内容2
ジャムLIVE!由紀さおりの名曲「夜明けのスキャット」に横山・渋谷・村上・錦戸・大倉が参加!由紀さおり&渋谷すばるの美しいハーモニーをお楽しみ下さい!!
◇出演者
関ジャニ∞:横山裕・渋谷すばる・村上信五・錦戸亮・大倉忠義
支配人:古田新太、杉本哲太
アーティスト:由紀さおり
音学講師:広瀬香美
音楽好きゲスト:光浦靖子(オアシズ)、黒沢かずこ(森三中)、平井理央
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/kanjam/

☆番組Twitter
 https://twitter.com/kanjam_tvasahi

ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
バラエティ – 音楽バラエティ
バラエティ – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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