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NY市場 株・原油ともに上昇
1月22日 6時59分

21日のニューヨーク株式市場は、原油の先物価格が上昇したことなどを受けて値下がりした銘柄を買い戻す動きが広がり、ダウ平均株価は、前日よりおよそ115ドル値上がりしました。
21日のニューヨーク株式市場は、ヨーロッパ中央銀行が追加の金融緩和に踏み切る可能性を示唆したことや、原油の先物価格が上昇したことから値下がりした銘柄を買い戻す動きが広がり、ダウ平均株価は、一時270ドル以上、上昇しました。その後、売り注文もでてダウ平均株価は、結局、前日より115ドル94セント高い、1万5882ドル68セントで取り引きを終えました。
一方、下落が続いていたニューヨーク原油市場は、この日、アメリカのエネルギー情報局が発表した原油の在庫が、民間の別の統計で示されていたほどには過剰にならなかったことから買い注文が広がりました。前日に一時、12年8か月ぶりに1バレル=26ドル台まで値下がりした国際的な原油取引の指標となるWTIの先物価格は大幅に上昇し、一時、30ドル台まで値上がりしました。
市場関係者は「原油市場、株式市場ともに買い戻しの動きが出たが、原油の供給過剰は当面続き、中国経済の減速など先行きの不透明感も拭えないことから、リスクを避けようという投資家心理はしばらく続くだろう」と話しています。

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