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ダボス会議 不透明な経済やテロ対策など議論へ
1月20日 7時01分

世界各国の政治や経済界のリーダーが一堂に会する、世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」が20日からスイスで始まり、中国経済の減速などで不透明感が強まる世界経済の行方や、脅威が高まるテロへの対策など、幅広いテーマで議論が交わされます。
ダボス会議は、スイス東部の山あいの町、ダボスで毎年開かれていて、ことしは、およそ40か国の政府首脳や、2500人余りの経済界のリーダーらが参加します。
ことしは年明け以降、金融市場が混乱し、不透明感が強まる中国経済の動向や、原油をはじめとする資源価格の急落、それに、先月アメリカが踏み切った利上げがもたらす影響など、世界経済を占うさまざまな議論が予定されています。
また、パリで起きた同時テロ事件などを受け、脅威が高まるテロへの対策や、ヨーロッパが直面する中東などからの難民の問題でも議論が交わされる見通しで、20日には、難民政策で課題を抱えるドイツのガウク大統領が講演するほか、21日には、今月テロが発生したトルコのダウトオール首相が講演する予定です。
このほか、ロボットや人工知能、ITなどを組み合わせて生産効率を高める最先端の取り組みや、先月、新たな枠組みで合意した温室効果ガスの削減といった環境問題など、23日までの4日間で250を超えるセッションが開かれることになっています。

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