≫2016年最初のテニス四大大会全豪オープン開幕。
錦織圭はグランドスラム初優勝を目指します。
真夏のオーストラリア。
気温は40度を超えることもある過酷な大会。
去年、錦織は自身最高のベスト8。
今年は、さらなる高みに挑みます。
≫錦織圭、大会初日の第1試合に登場。
その力を世界に示せ。
生字幕放送でお伝えします≫その錦織圭が四大大会の頂点を目指す今年、最初の四大大会グランドスラム全豪オリンピックが幕を開けました。
真夏のオーストラリア。
さんさんと降り注ぐ日ざしの中多くのファンがこの開幕を待ち望んでいました。
今日からおよそ2週間14日間にわたる熱戦が繰り広げられます。
このあと錦織圭とフィリップ・コールシュライバーのゲームがまもなく始まろうというところです。
メルボルンパークのハイセンス・アリーナでその錦織の第1試合が行われます。
解説は、福井烈さんでお願いしてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
ハイセンス・アリーナの映像が出てきました。
まもなく錦織がやってきます。
今年の錦織に対する期待いかがですか。
≫昨年後半、彼らしいテニスがなかなかできなかったんですよね。
テニス自体は悪くなかったんですがなかなか大事なポイントが取れなかった。
それはメンタルの部分があると思うんですけどもそれを全豪オープンでは何かきっかけをつかんでほしいなと思いますね。
テニス自体の調子は決して悪くないです。
≫ますます我々そして日本のファンの錦織選手に対する期待というのがどんどん高くなってますからね。
≫去年はベスト8ですからどうしてもそれ以上と思ってしまいますね。
≫こちらに来てからの練習も福井さんに見ていただきましたが動きなどは、どうお感じになりましたか?≫とても表情が明るいんですよね。
体のキレもありましたし練習を見ていましてもとても充実していました。
特に得意のハードコートですからリズムよく練習はできていましたよ。
このハードコートハイセンス・アリーナです。
およそ1万人が入るコートです。
まず初戦の相手が大会前のランキング34位フィリップ・コールシュライバードイツの選手です。
実は初対戦になるんですね。
≫そうなんですね。
コールシュライバーといいますとツアー13年目のベテランになるんですけどね。
≫錦織自身もかなり経験豊富な相手でタフな相手だという表現をしていました。
ここから選手が出てきます。
まずコールシュライバー。
≫彼はツアータイトルも6個ありますのでベテランですが非常に安定した力を持った選手です。
特にストロークは安定していますよ。
≫錦織の名前が呼ばれました。
ハイセンス・アリーナに登場。
夏の強い日ざしを浴びながらそして、日本のファンの大声援を浴びながら全豪、初戦に挑みます。
この試合が始まる直前10時50分現在で29度6分。
今日はメルボルン、36度まで気温が上がる予想です。
屋根がついているコートです。
≫今日の午前中の練習を見ていましたけどハイセンス・アリーナでやっていましたが我々、いすに座っているだけでも日ざしを、じりじりと感じる暑いテニスコートですね。
特に選手はコートの照り返しもありますので気温以上の暑さを感じます。
≫屋根がついていまして上空が見える面積は完全に開けているわけではありませんがそこから、ほとんど風が入ってきませんね。
≫はい。
ですから暑さとの戦いにもなりますね。
≫対戦相手はドイツのフィリップ・コールシュライバー。
32歳。
通算で6つのタイトルを獲得しています。
≫2012年には世界の16番までランキングを上げてきた選手です。
とてもストロークが安定していて攻撃的なテニスをする選手です。
≫そして、錦織。
ベスト8、ベスト4に入ってくるのがグランドスラム、四大大会では最低条件になるという今年の目標を話していました。
1年最初のグランドスラムですのでここでいい結果を出すことが自信にもつながると話していましたね。
≫そうですね。
自信につながりますしその後の戦いにも余裕が出るので選手にとっても大きなこの全豪グランドスラム全豪オープンテニスになります。
≫コイントスです。
コールシュライバーがコイントスに勝ってレシーブを選択しました。
ですから錦織のサービスからゲームが始まっていきます。
≫最近では、コイントスに勝ってすぐサーブという選択をする選手も少なくなってきましたよね。
特に試合開始、第1ゲームは緊張する場面でもありますので。
先にサーブをしてチャンスをつかんでいこう。
そのためにレシーブを選ぶ選手も増えてきました。
≫これから5分間のウオーミングアップに入ります。
今日は9時半からの練習が報道陣に公開されました。
まずコールシュライバーからご紹介してまいります。
ドイツの選手。
世界ランクは34位。
1m78cmは錦織と同じ上背です。
2005年シーズンは32勝を挙げました。
そのうち、8月のオーストリアの大会ATP250というカテゴリーの大会ですがここで優勝しました。
これが通算6つ目のタイトル。
このコートは土のコートでした。
≫非常にストロークが安定していますよね。
ブレークを得意としていますね。
≫全豪オープンは去年は2回戦。
過去最高は4回戦進出があります。
3度の4回戦進出。
グランドスラムを見ましてもウィンブルドンではベスト8の経験があります。
安定して4回戦以上はきているような印象のあるコールシュライバーです。
プレー面の特徴一番、どういうところですか。
≫やはり粘り強さですよね。
非常に球際に強いんですよね。
ですから、振られてもバランスをあまり崩さずしっかりコントロールしてきますので攻め急いでくる相手はカウンターショットで自分のペースに巻き込んでいくことができますよ。
≫錦織は世界ランク7位です。
今、会場で錦織のコールに大きくファンが沸いたところです。
昨シーズンは自身ベストタイの54勝を得ました。
タイトルは3つ獲得しました。
1つ、昨シーズンはそのグランドスラムさらにその次のカテゴリーになりますATPマスターズでの勝利を掲げましたがあと一歩及ばずということになりました。
この全豪オープン去年はベスト8進出。
去年はダビド・フェレールにストレートで勝ったあとにバブリンカに敗れるということがありました。
≫昨シーズンは5位でスタートして8位で終わったんですね。
シーズンを通してトップ10から一度も落ちなかったので評価できますね。
相当、錦織圭という選手に対して各選手が研究をしてきました。
その中でしっかりとトップ8に入っているのはすばらしいテニスができているということでもありますね。
≫チェアアンパイアはフランスのリノ・リッテンシュタインさんです。
錦織にとっての今日のコールシュライバー戦ポイントは、どこに福井さん、置いていますか。
≫2人、初対戦です。
そして、お互いにラリーの中でチャンスを作って攻撃してポイントを取るスタイルなんですよね。
ですから、展開の速いゲームになってくると思います。
ただ、展開の速いということになりますと錦織のほうが1つ上ですので。
その辺り、コールシュライバーがバックのスライスですとかあとは少しスピードを落とした深いボールを混ぜてきて錦織のリズムをいかに崩していくかこの辺りが注目になると思いますね。
≫今日の錦織は9時30分から15分ほど報道陣に対して練習を公開しました。
そのときは、かなりラケットの振り抜きも速くボールも低く、相手を押し込むようなショットが目立っていました。
≫軽くコートの状態も確認している練習でしたね。
≫気象コンディションが出てきました。
11時の段階で30度まで気温が上がりました。
今日は36度まで気温が上がる予想です。
高温には注意してほしいという情報も出ています。
≫こうなりますと、なかなか試合を長引かせたくないですね。
これからの戦いを考えますと。
それを考えますと第1セットとても大切になります。
≫この四大大会は2週間という長丁場の戦いにもなります。
ですから、最初の1週間はやはり時間も短くという考えに各選手なってくるでしょうね。
≫天候にもよりますがスケジュールどおりになれば1日おきという形になるんですが5セットマッチなのでどうしても長い試合が続いてしまうと体力的に厳しくなりますね。
≫コールシュライバーは32歳。
昨日の練習ではスライスショットそれから弧を描くようなムーンボールという高いボールで相手を後ろに下げるショットを数多く打っていました。
≫前日練習にしては1時間以上しっかり打ち込んでいましたね。
イタリアのシモーネ・ボレリと練習してましたが、すごいストローク戦をたくさん見ることができましたね。
≫今日は開門前にちょうど路面電車の駅から目の前に入場口がありますがそこに数多くのファンが並んでいて荷物検査などもありますからメルボルンパークの中に入ってくるのに時間がかかりました。
試合直前になって、ようやくファンが埋まってきたという。
あっという間に埋まりましたね。
≫特にハイセンス・アリーナは自由席ですからここに入ってきた順番に座ることができますからね。
本当に日本からたくさんのテニスファンの方が錦織の応援に来ていますよね。
マイケル・チャンコーチですね。
≫かなりマイケル・チャンコーチが昨日、おとといの練習の中ではフォアハンド、バックハンドこのストロークのときに腕と体の位置というのを錦織に対して細かく指示を与えていました。
≫ボールと自分の距離を確認していましたね。
あまりボールと距離があるとひじが伸びてしまうとボールに力が伝わらないので。
少しひじに余裕があるとうまくボールに伝わりますのでその辺りの注意でした。
≫ストローカーのコールシュライバー。
ある程度ラリーも続いていくような展開になるでしょうか。
≫そうですね。
それもお互い展開の速いラリーですから。
どちらが、うまくコントロールして先に仕掛けていくかですね。
ただ、無理に仕掛けるとお互い、カウンターショットを得意としていますのでうまく相手を振ることができるか。
その辺りに注目していきたいですね。
≫その辺りというのは錦織にとっては得意の分野ですよね。
≫得意の分野ですよ。
≫よく知っている相手なので初対戦という感じがしないということも錦織は話していました。
ただ、よく知っていてもコートでプレーしてみないと分からないのでということも付け加えていました。
≫ある程度のイメージは頭にできているでしょうからね。
≫まもなく、そのゲームが始まります。
まず錦織のサービスゲームから始まっていきます。
去年は格段にサーブのよさというのを手応えとして感じていました。
サーブをしっかり入れながらストロークの展開に持っていきたいという話。
全豪オープンの初戦です。
錦織圭は初戦フィリップ・コールシュライバードイツ、34位との対戦です。
1万人収容のハイセンス・アリーナ。
錦織圭のサービスゲームで始まります。
手前が錦織、奥がコールシュライバーです。
3セット取った選手が勝ちます。
第1セットです。
前に出て行ってのポイントです。
センターからでした。
≫第1ポイントしっかりとファーストサーブ入れてきましたよ。
≫2本ともすばらしいセンターへのサービス。
≫サービスでほぼコールシュライバーのバランスを崩していますのでね。
≫触れません。
≫いい展開ですね。
初めてのセカンドサービスでした。
≫相当コールシュライバーもポジションを後ろにとっていましたね。
≫難なくラブゲームでキープ。
第1セットの第1ゲームです。
サーブがよかったですね。
≫落ち着いていましたね。
エースを狙うというよりはしっかりコントロールして深く入っていました。
そのあとの攻めも速かったですね。
セカンドサーブになったときですね。
コールシュライバーにコースを読まれて回り込んでしまわれるとどうしてもレシーブのコースが読みにくくなりますので。
セカンドサーブは注意しないといけません。
≫今度はリターンになります。
このリターンは各選手錦織に対して警戒してきますね。
≫錦織はサービスが甘いとリターンでいきなりエースを取ってきますので。
コールシュライバーもその辺り、考えているでしょう。
第1セットの第2ゲームコールシュライバーのサービスゲームです。
いい角度でした。
うまく突きましたね。
≫最後のショットはダウンザラインということでオープンコートにコールシュライバーが走るんですがそこでこのクロスですね。
見事です。
≫少し浅くなりました。
最初は様子見の展開になるということも錦織は話をしていました。
ここで、動けず。
≫タイミングも速くしているんです。
リターンのタイミングも速かったですよ。
≫コールシュライバー陣営です。
こちらのコーチは2011年から指導しています。
第1ゲーム、第2ゲームは比較的短いラリーでポイントが入っています。
≫ここはコールシュライバーのサービスが深く入りました。
こういったボールも多く入れていきます。
アウト。
≫今も少しスピードを落として回転をかけてきて錦織のリズムを崩そうとしたんですよね。
≫コールシュライバーのゲームポイントです。
第1セット、立ち上がり互いにサービスゲームキープで入りました。
リターンゲームはどうでしたか?≫コールシュライバーとしてもやはり少し苦しくなってくると特にアドバンテージサイドで錦織のバックハンドに少しスピンが利いたキックサーブを打ってきていますよね。
そして錦織にうまく攻撃させていないというポイントです。
最後のポイントは、そうでした。
≫第1ゲームはすばらしいプレーが続いた錦織。
第1セットの第3ゲーム。
コートのサーフェスの特徴はどうでしょうか。
≫会見でも、錦織が言っていたんですが少しコートが速いと。
しかしスタジアムコートはボールが弾むので自分にとってはやりやすいというふうなコメントをしていましたよ。
≫サービスだけのポイントいわゆるフリーポイントになりました。
≫苦しい場面でサービスのフリーポイントが取れるといいですね。
≫昨日、おとといの練習では相手のバック側そしてボディー側を狙うサービスが目立ちました。
≫いいサーブですね。
深く入っています。
今のはボディーに近いところを狙っていきました。
この第3ゲームもラブゲームでキープしました。
≫今の最後の4ポイント目なんですが錦織のセカンドサーブコールシュライバーが回り込んでフォアで攻撃してきましたよね。
結果的に錦織がポイントを取りましたが苦しい場面でああいう展開になってくるとどうしても錦織としても精神的に追い詰められてしまう場面が出るのでセカンドサービスが大切になってきますね。
≫本人もセカンドサーブのところで相手に攻撃されにくいサーブを考えているという話をしていました。
≫それが彼の課題でもありますし。
≫早くも涼をとりながらというファンの観戦です。
11時の段階ですでに30度を超えています今日のメルボルンです。
また日ざしが日本とは違って本当に肌に照りつくようなさすような日ざしなんですよね。
≫ここは選手が特にテニスコートの照り返しがありますので下からも暑さを感じるんですよね。
≫その中で、まず初戦を迎えている各選手です。
今日、始まりました。
互いにサービスゲームキープが続いて第1セット、第4ゲーム。
コールシュライバーのサービスゲームです。
まず、このワイドで活路を見いだそうというところがあるでしょうか。
≫そうですね。
スライスの非常に角度の突いたサービスですよね。
このコースが入ってくるとセンターのフラットサービスが当然、生きてきますのでコールシュライバーとしてはうまく打ち分けないとなかなか錦織のリターンを崩すことはできないと思います。
≫確かに、はねます。
≫コールシュライバーがチャレンジをしました。
≫審判の判定に対する確認です。
1セット3回失敗するまで何度でもチャレンジを行うことができます。
アウトの判定に対して≫入っていますね。
≫しっかりとらえています。
≫錦織のポイントです。
今度はセンターのサービス。
≫先ほどのスライスのクロスのサーブが今も効いているんですね。
≫今日初めてファーストサービスの失敗コールシュライバー。
ドロップショットは失敗。
昨日の練習などでも福井さん本当にさまざまなショットをコールシュライバーは試していましたよね。
≫はい。
スピードも変えてそしてコースも変えて。
コートを広く使える選手です。
≫コールシュライバーのサービスポイント。
ブレークのチャンスはここまで第1セット互いにありません。
≫コールシュライバーも錦織のリターンのよさを知っていますのでサービスをしっかりコース打ち分けてます。
≫ある程度コールシュライバーとしてもサービスゲームをしっかりキープしないとというプレッシャーになってくるでしょうか。
≫サービスゲームをキープしていかないとプレーにリズムが出ないので。
男子のプレーは特にサービスゲームというのが絶対ですよね。
≫第5ゲームです。
踏み込んで、積極的にセンターあるいはボディーを今日は狙ってきてます。
≫甘くなったところですぐ攻撃に転じていますよね。
この振り抜きがいいですからしっかりボールに回転がかかるのでベースラインでボールが落ちるんですね。
≫かなり深く下げました。
バックを狙ってアウト。
この一瞬の切り替えもコールシュライバーの持ち味ではあります。
形は十分でした。
≫少し日ざしが目に入ったんでしょうか。
ここまでの展開は見事ですよ。
このあとですね。
≫打ったあとに少し肩をすくめました。
≫ラケットの先端にボールが当たってますね。
≫ゲームポイント錦織。
今度はワイドですね。
≫ナイスサーブです。
≫あれはセンターそしてボディーへのサーブが効いていましたか。
≫そうですね。
コールシュライバーはコースが読めていませんね。
少しタイミング、反応が遅れて大きくステップしたんですけどうまく返せませんでした。
すばらしいコースでした。
≫このゲーム、サービスゲームで初めてポイントを失いましたが非常にサービスの安定感があるんじゃないでしょうか。
≫ここまでの3ゲームに関してはサーブだけではなくてそのあとの攻めも速かったですから錦織らしいプレーができていますよね。
≫打ったあとに前に入っていくタイミングなども非常にすばらしいように見えますが。
≫サービスがいいですからどうしてもコールシュライバーのリターンが浅くなるんですよね。
打った勢いで少し、前にいってそのまま攻撃につなげているのでコールシュライバーとしてもポジションがどんどん後ろに下がっていくんですね。
錦織のサービスゲームに関しては非常にいいプレーができていますね。
あとは、どうやってコールシュライバーのサービスにプレッシャーをもっとかけていくかですね。
リターンでなんとかバランスを崩していきたいところです。
≫1つ、福井さんは昨シーズンの錦織の後半の戦いの中で攻めと守りのバランスということを懸念材料として、福井さんは挙げることもありましたけども。
≫攻守のバランスですね。
攻めるボールを見極める力ですよね。
今日のようなプレーができていれば問題ないんですけど攻めるタイミングが一歩、遅れたりあるいは無理に攻めてしまったりそういう場面が大切なポイントに出てきてしまうとなかなか勝ちにいけない場面も出てきてしまいます。
≫第1セットの第6ゲームです。
互いにサービスゲームキープでコールシュライバーのサービスゲームです。
ダイレクトでいきました。
≫サービスもよかったですしそのあと、バックハンドのスイングボレーですよね。
すばらしいタイミングです。
≫バックの高いリターンをしっかりと返していきました。
ファーストサービスはここまで86%。
2本しか失敗がありません。
僅かにアウト。
≫コースを読んで狙っていたんですけどね。
≫いいリターンに見えたんですが。
≫タイミングも速かったですから。
≫サービスに対する反応は錦織、いいでしょうか。
≫はい。
いいと思います。
≫これはコールシュライバーのいいサーブ。
今日、初めてのサービスエース。
≫ここは角度がありましたね。
≫そのリターンゲームの中で錦織がどこで仕掛けていくか。
≫こういう場面ではここまでバックのほうに弾むサーブをコールシュライバーは打ってきてますね。
≫僅かにアウト。
この第6ゲームもサービスゲームキープ。
コールシュライバー。
今日始まった全豪オープン。
第1試合の第1セット立ち上がりです。
次でニューボール新しいボールに変わりますがその前にコールシュライバーがラケットを替えました。
≫もう1ゲームやってニューボールに変わるんですがその前にね。
≫リターンゲームで替えてきます。
第7ゲーム、錦織のサービスゲーム。
またサーブ、フリーポイント。
今日はセカンドサーブこれで5本目ですがすべてポイントを奪っています。
≫今のセカンドサービスも深く入っていました。
これもいいサーブでよくコールシュライバー返してきました。
≫コールシュライバーが前に来ていたのでより角度をつけようとして錦織がクロスに返したんですけども。
≫僅かでしたね。
≫コールシュライバーの動きが見えているだけに…。
厳しいところですね。
入っていればエースだったんでしょうけど。
≫ストロークのところでしっかりとコールシュライバー下げていましたね。
≫深いボールが効きましたね。
≫ここでエア・ケイです。
しっかり決まりました。
≫バック。
ここは踏み込んできたショット2本。
≫しっかり2球で組み立てていますよね。
振り切っているからボールにいい回転がかかってしっかり入ってきています。
ナイスショットです。
≫最後はセンターにいいサービスでした。
このゲームサービスゲーム、キープ。
錦織の4−3です。
≫最後のフリーポイントはよかったですね。
デュースにしたくないですね。
プレッシャーがかかってくるところですから。
ここサービス1本で切り抜けたのは大きいですね。
≫ファンのお目当ては今年は日本人選手がなんと9人も男女合わせて出場しているんですが錦織への視線というのはやはり今年も変わりません。
去年、錦織は全豪オープンでベスト8。
準々決勝でスイスのスタン・バブリンカにストレートで敗れました。
2012年にはこの全豪オープンでベスト8に入っています。
2度のベスト8。
2012年のときはマレーにストレートで敗れてしまいました。
このハイセンス・アリーナを望んでいますが、ビル群…。
市街地からも非常にメルボルンパークというのは近いんですよね。
≫我々もホテルから会場まで歩いて朝、来ていますもんね。
≫15分からゆっくり歩いて20分ぐらい。
坂を下ってきて、市街地を抜けてちょうど川を渡りますとメルボルンパークとなります。
≫最高の場所にありますよね。
≫このテニスも楽しんでそして夏のメルボルン市内も楽しんでというファンも数多くいます。
お互いのサービスゲームが続いている第1セットです。
ニューボールになって第8ゲーム。
コールシュライバーのサービスゲームです。
コールシュライバーも今日は安定してるんじゃないですか。
≫そうですね。
サービスをしっかり打ち分けていますよね。
錦織になかなかレシーブを読ませていません。
≫チャンス、錦織ものにしました。
≫うまいですね。
しっかり待ってコールシュライバーが全くコースを読めませんでした。
このあとステップを入れて…。
これだけスイングが速いとなかなかコースを読めませんね。
≫セカンドサービス。
今日、ファーストサービスが入らなかったのは2本目です。
初めてのダブルフォールト。
さあ、錦織、次のポイントです。
これはチャンスですね。
≫そうですね。
ここは、思い切った攻めが錦織、欲しいところですよね。
そのためにもサービスのコースを読みたいです。
≫ブレーク相手のサービスゲームを破るチャンスを迎えようというところ。
少し浅くなりましたか。
≫すばらしいコントロールです。
錦織もスライスをかけてあまり高い打点で打たせないようにしたんですがこの低い打点からしっかり回転をかけてラケットも振り切っていますからね。
これは、コールシュライバーナイスショットです。
≫ここでセンターにサービス。
ファーストサービスはワイドとセンターを打ち分けていて、ワイドに11本。
センターに6本打っています。
ほぼ2対1の割合でワイドが少し多くなっています。
錦織、ブレークのチャンスをつかみかけましたが…。
≫そのあとコールシュライバーのサービスが見事でした。
甘くなりませんでした。
≫今度は錦織にとっても福井さん、大事なサービスゲームですね。
≫こういう展開ですとやはりポイントを先行させていって少しでもサービスゲームにかかるプレッシャーを少なくしていきたいです。
≫サービスエース。
錦織、今日初めてのサービスエース。
僅かにアウト。
≫少し打点が前になったんでしょうかね。
≫コールシュライバーポイント先行。
≫少しスライスを混ぜて錦織に高い打点で打たせていませんよね。
≫ファーストサービスの確率です。
コールシュライバーが24本中、21本。
88%錦織は64%です。
≫よく攻めていきましたね。
角度がなかったですがボールが深かったですからね。
スピードがありました。
このポイント大きいですよ。
≫ここで使ってきました。
≫この場面でドロップショットですか。
≫今日初めて使ってきました。
≫絶対、落としたくないポイントですよね。
ここでのドロップショットネットから距離もありますよね。
≫30−30からのポイント。
≫この辺りが錦織のプレー。
すばらしいショットです。
≫ゲームポイント。
≫最後はミスを誘って錦織、ドロップショットも見事でした。
サービスゲームキープ。
≫キープしました。
ナイスキープです。
それにしても、30−30からドロップショット…。
そのポイント、取られればブレークポイントになるポイントじゃないですか。
そして、ネットからも相当、距離がありましたよね。
だから相手も予測ができないわけですがあの辺りを使ってくるというのが錦織の想像力といいますか。
どんな展開になるんだろうというのがなかなか分からない選手なので。
それがまた魅力の1つでもあるんです。
≫ある程度コールシュライバーはストローカーですから長いラリーという展開は展開というのは互いに考えている?≫もちろん、そうですね。
錦織とやると必ず長いラリーになるし先に展開されますので。
それをいかに防いでいくかということで。
ただ、コールシュライバーもサービスをしっかり打ち分けていますしその錦織の早い展開にも十分ついていっていますよね。
≫ただ、1本でしとめるようなショットというのはコールシュライバーもそう、あるわけではないですか。
≫そうですね。
サービスにしてもエースがたくさんある選手ではありませんのでお互いにラリーになっていますよね。
お互いの持ち味が生きてます。
≫今日はバックハンドがよさそうだなというところもコールシュライバー、あります。
今、一番右奥に見えているのが今、錦織が戦っているハイセンス・アリーナです。
3つの屋根つきのコートがあってロッド・レーバー・アリーナ。
そしてマーガレット・コート・アリーナさらに屋外のコートがあって29面のコートがメルボルンパークの中にはあります。
2番目に収容人数の大きいハイセンス・アリーナです。
第10ゲームです。
互いのサービスゲームキープが続いています。
ここで仕掛けていきました。
さあ、出ました。
≫ボールが浅くなりましたね。
そこを1球で攻撃にいきましたね。
≫このゲーム、錦織としてはいきたいところになりますか。
≫そうですね。
あのガッツポーズにも表れてますね。
≫チャンス。
2本、ポイント先行。
このゲームを取れば第1セットを錦織がとることになります。
≫こういう展開でサービスゲーム先にポイントを取られると当然選択肢が少なくなるんですよね。
安全にいかないといけませんから。
ですから錦織、チャンスです。
≫僅かに外。
たたいていきました。
先ほど、アンフォースドエラー。
単純なエラーの数が出ましたが今日は錦織がここまで6つ。
コールシュライバーは10個。
≫ネットダッシュを入れましたね。
錦織としてもうまく対応してローボレーに持っていけたんですけどね。
またボレーのコントロールが見事でしたね。
≫ポイント、並んでしまいました。
ファーストサービスで少し間合いを詰めていきました。
錦織。
すばらしいショット。
このリターン、さらに回り込んでのショット。
≫見事でした。
≫ブレークポイントそして、セットポイントを迎えました。
≫錦織が攻めて攻めてコールシュライバーが甘くならなくて返してきたんですよ。
それを最後まで打ち切りましたね。
≫今日、初めてのブレークのチャンスがセットをとるポイントです。
さあ、取りました。
錦織、第1セット。
第10ゲーム、ブレーク。
攻めて取ったブレークポイント。
≫見事なリターンでしたね。
深かったです。
第1セット、錦織6−4で取りました。
解説、福井烈さんでお伝えをしています。
サービスゲームがキープの展開が序盤から続きました。
最終的には第10ゲーム、錦織が攻めて取ったということになりましたね。
≫最後にチャンスがきましたね。
コールシュライバーもずっといいゲームを繰り返していたんですけどリードされたんですよね。
30オールまでなりましたけど錦織のポイント、すばらしかった。
≫第1ゲームのデータです。
≫ブレークポイントが1本しかなかったという。
≫これがこのファーストセットの展開を示していますよね。
≫そしてアンフォースドエラーというものがあります。
単純なミスの数ですが今日は両者ともそれほど多くない。
非常に少ない展開ですね。
≫非常にラリーが続いていますね。
ネットのポイントも非常にお互い取れていますしお互いのよさが出た。
最後のゲームで少しプレッシャーをかけていった錦織が6−4で取ったというパターンですよね。
≫このゲームセットの潮目というのはあのドロップショットかもしれませんね。
≫そうですね。
そこで取られたのは逆に無効にブレークポイントがいっているわけですから。
その辺りが錦織のプレーのすばらしさといいますか想像力のあるところですよね。
≫ある程度コールシュライバーには下がらせておいてあまり前に出させたくないというところもあるかと思うんですがその辺りはどうだったでしょうか。
≫コールシュライバーとしては少しチャンスと見たらネットに出て錦織のリズムを崩したいというパターンもあるでしょうけれども深いボールに対してはなかなかネットに出ることはできませんからね。
≫今日のゲームもそうですが非常に振り抜きが速いですしボールのスピードが錦織、あるように見えますが。
≫そうなんですね。
やはり、それはパワーが体についてきた体幹が強くなってきたのもあるでしょうしボールが伸びています。
≫第1セット、錦織が6−4で取りました。
1セットアップの錦織第2セットサービスゲームでこの第2セットが始まります。
第1セットのファーストサービスの確率は64%でした。
僅かにアウト。
コールシュライバーもしかし、よく取りますね。
≫非常にバランスがいいですね。
フットワークもいいですし。
≫先に仕掛けていったコールシュライバー。
≫この攻めは見事ですね。
≫錦織もライジング気味に早いタイミングでのショットがありました。
≫あれもコールシュライバーが速いタイミングでそして深いボールを難しいダウンザラインストレート方向に持っていきました。
≫いいサービス、センターへ。
2本目。
≫こういう0−30苦しい場面でのこのフリーポイントサービスエースは大きいです。
≫ボディーへサーブで崩してポイント、追いつきました。
福井さん、今日はボディーへのサーブが効果的じゃないですか。
≫そうですね。
そして浅くなったところのこの攻めですよね。
非常に速いです。
≫錦織があのあと拳を握りました。
回り込んでのショットも増えていますね。
≫コールシュライバーがスライスのバックで少し時間を作っているんですね。
高い打点で打たせないということもあるんですがそこをしっかり、無理せずにチャンスを待ってそしてチャンスだというところで思い切って回り込んできましたよね。
見事な選択です。
≫お互い、見事でした。
≫ドロップショットは読まれると今のような展開になりますので十分、余裕を持ってボールに追いついていましたね。
≫デュースです。
今日、初めてのデュースです。
試合を通して初めてのデュース。
まず第1セットを取った錦織。
攻めるセカンドサーブというのは常に頭にありますという話をしていた錦織。
≫その攻めるという意味が速いだけではなくてやはり深いというのもあるんですよ。
深いとなかなか踏み込むことができませんので。
今のセカンドサービスは深かったですよ。
≫今のも攻めるサービスの1つなんですね。
≫スピードだけにとらわれそうですけどコントロールももちろん攻める中の1つですからね。
≫ここでチャンスを逃しませんでした。
追いつかれましたが錦織、サービスゲームをキープ。
このサービスゲームはどうご覧になりますか。
≫少し、苦しみましたけれどもデュースからの2本は見事でしたね。
最後のエースも非常にタイミングが早いんですね。
コールシュライバーが構える時間がない。
それぐらい速いタイミングで打っていますので崩しておいて。
このあとも踏み込んでいますね。
全くコールシュライバー動けていませんね。
≫非常に体の動きそれから足が入るといいますか一歩踏み込んでいってたたき込んでいくようなショットですね。
≫はい。
踏み込むためにはボールのコースが読めていないと踏み込めないんですよね。
前で前でボールをとらえる。
そのためには速く動かなきゃいけない準備しなきゃいけないというのもありますから。
動きがいい選手だとそれができます。
≫コールシュライバーがトスアップを気にしました。
やはり日ざしが気になるんでしょうか。
≫ちょうど自分の得意なところに日差しがあると少しトスを変えていかなければいけませんからその確認でしょう。
≫こちらがコールシュライバー陣営です。
いいリターンエース。
≫ナイスリターンです。
角度があります。
≫コールシュライバーもファーストサービスは打ち分けてきています。
そこをしっかりと読んでいきました。
≫いいリターンでした。
≫リターンゲームのポイント先行。
≫こういった形ですとコールシュライバーにもプレッシャーがかかってくるでしょうね。
≫そうですね。
サービスゲームでポイントを先行されると、がぜんプレッシャーはかかってきます。
≫ここでサービスポイントコールシュライバー。
ここまで見てコールシュライバーのサービスの特徴は福井さんどう見ていらっしゃいますか?≫エースをどんどん取ってくるサーブじゃありませんよね。
少し回転もかかっているしスピードもそれほどトップの選手よりはないですが打ち分けですよね。
その打ち分けが見事ですよ。
≫角度をつけていきましたがアウト。
僅かなんでしょうけども。
≫少し打点が前になったんですかね。
≫狙ってたと思いますこのエースは。
今のもコースを読ませないショットでしたか。
≫その前、コールシュライバーがスライスをかけてきて錦織の高い打点で打たせていないんですよね。
それを、しっかり打ち急がずに待って待って打てるボールまで待ちましたよね。
その辺りの攻守のバランスがとても大切になってきます。
今のサービスアウトに対してのチャレンジ。
アウトです。
≫すばらしいタッチでしたね。
セカンドサーブ大きく外しました。
ダブルフォールトです。
≫2本目ですね。
≫錦織、チャンスです。
≫ファーストサーブでチャレンジすると少し間が空いてしまうので。
そういうタイミングもあったでしょうね。
≫これで3本連続外れました。
≫攻めてきましたね。
ここは見事でした。
高い打点をしっかりたたいてきました。
≫3本続けてファーストサービスが入りませんでした。
ドロップ。
≫少し錦織圭のほうがリズムを変えようというところがあったんですか?≫そうですね。
ここはコールシュライバーも先に振ってましたし。
ここで錦織のポジションを確認してのドロップショットですよね。
≫4本連続ファースト失敗。
コールシュライバーキープにはなりました。
しかし、第1セットとは違うサービスゲームという形になりました。
≫ブレークポイントからコールシュライバーは守りに入りませんでしたよね。
攻めて、攻めてポイントを取ってきました。
≫第1セット、錦織が6−4で取っています。
第2セットはサービスゲーム、キープ。
しかし第1ゲーム、第2ゲームともにデュースの展開です。
第2セットの第3ゲームです。
セカンドサーブの得点の確率が75%です。
今日の錦織。
≫高いですね。
≫12回のうち9回取っています。
≫深く入っているからなかなか踏み込めて打てないというところあると思いますよ。
≫センターにいいサーブ。
ファーストサービスもこのセンターへのサービスが非常にいいですね。
≫ラケットもリラックスして振れていますのでバウンドして伸びているんですね。
≫また、フリーポイントになりました。
錦織は今日初めてのダブルフォールトです。
≫見事に打ち分けました。
ギリギリ入りましたね。
ちょっと、ヒヤッとしました。
≫サイド切れるかなと思ったんですけど。
しっかりラインをとらえているんですね。
≫第2セットの第3ゲームもサービスゲームをキープです。
これもいいサーブでした。
≫しっかりとらえていますね。
≫あのラインに少しでもボールが触れていれば入っているということになります。
≫振りぬいているからですね。
≫前哨戦となる大会1月にブリスベンでの大会がありました。
このときは2回戦でバーナード・トミックにミスが目立って敗れてしまいました。
そのときは少し力が入ってショットをミスするときもありましたが。
≫テニスそのものの調子というのは決して悪くないんですよね。
何かきっかけをつかめば当然、錦織らしい勝負強いプレーができると思うので。
何か、せった場面で思い切ったプレーができるとか強気のプレーができるか。
それによって、またリズムが変わってくると思うんですね。
本当に、この大きな全豪オープンの舞台でそのきっかけをつかんでほしいなと思いますね。
≫今、ハイセンス・アリーナ外からの映像でありました。
かなり日も高くなってきていますから真上から日が差してくれるような形になりました。
≫体力との戦いにもなりますのでね。
トップの選手上を目指す選手にとってはうまく第1週をリズムよく勝ち上がるというのも勝っていく条件の1つになっていきますよ。
≫全豪は得意な場所ですけども難しさは天気だということも錦織は話していました。
第1セット、6−4で取った錦織。
第2セット、互いにサービスゲーム、キープでこれから第2セットの第4ゲームです。
コールシュライバーのサービスゲームです。
コールシュライバーは5本連続ファースト失敗。
僅かにアウト。
たたいていきました。
この辺りの失敗が続いているというのは錦織にとって攻め込んでいくチャンスになってくるんでしょうか。
≫こういうセカンドサービスに対して攻めるのは必要なんですね。
当然プレッシャーをかけるためにも。
ですからコールシュライバーのサーブがもう少し浅ければもっといい形で打てたと思うんですよね。
≫タイミング早くショットを返していきました。
≫普通に打ってポイントが取れるレベルではありませんので何か思い切ったことを仕掛けていかないと相手のバランスが崩れませんよね。
ですからタイミング速くしたりより難しいショットをいかにうまくコントロールして入れていくかですね。
それも大切な場面で。
≫パッシングショットよく反応しましたが僅かにネット。
≫コールシュライバーとしても錦織のドロップショットも警戒しなければいけないところで速いスライスに切り替えたんですけどしっかり対応していました。
やはり踏み込んでからのショットでした。
≫錦織はほぼコートのセンターでそして、左に右にコールシュライバーを振ってそしてスライスを見越して前に来ていましたよね。
この辺りの予測というんでしょうか。
スライスが出た瞬間に前に来ていますのでこの辺りの読みは見事です。
≫またブレークチャンス。
≫いい流れですね。
すばらしい流れで展開していきました。
深いボールが続きました。
≫第2セット初めてのブレークになるか。
第2ゲームで一度、ブレークポイントがありました。
止めました、錦織。
第2セット、第4ゲームブレーク。
≫ベースラインの内側に入ってきてバックの高い打点でダウンザラインですよね。
当然、エース級のボールではありませんがタイミングが非常に早かったのでコールシュライバーが少し遅れてしまったんですよね。
それがミスにつながりました。
≫1セットアップの錦織、第2セットは1つ、前に出ました。
1ブレークアップ3−1です。
逆にコールシュライバーが仕掛けてくるということもこれから出てくるでしょうね。
≫ですから錦織にとってブレークしたあとのサービスゲーム。
ここをキープして先ほどのブレークが生きるわけですからここは、しっかりポイントを取っていきたいです。
≫回り込んでたたいていきました。
簡単にポイントが取れる相手ではないのでさまざまなショットが必要だと福井さん、おっしゃいました。
これはコールシュライバーにとっても同じことですね。
≫同じことですね。
特に攻めていかないとラリー戦ではどうしても錦織のほうが安定していますからね。
≫僅かにアウト。
サービスゲームでポイント2つ先行されました。
いいボディーサーブから深いショットでした。
≫このゲームはコールシュライバーとしても攻めていかなければいけないゲームですからサービスが浅くなると回り込みも含めて攻撃をしてきますからね。
ここは錦織、サーブ要注意ですよ。
≫アウトです。
いいサーブ続きましたね。
≫深いサーブでしたね。
≫やはりセンターへのサーブが今日はポイントなんでしょうか。
≫センターは距離が短いですから、当然速いスピードでコールシュライバーのところにいきますので。
割合としてもファーストサービスは今日センターが非常に多くなっています。
ファーストサービスは27本中、半分以上をセンターに打ち込んできています。
またセンターへ。
≫いいサーブですね。
≫サービスエース、きました。
0−30からゲームポイントを迎えました。
今日は3本のサービスエース。
踏み込んで勝負にきましたが錦織がサービスゲーム、キープ。
第2セット、4−1錦織の1ブレークアップです。
第1セットは福井さん非常に序盤からサービスゲームのキープが続いて第10ゲームで、ようやく初めてのブレークポイントが錦織のセットポイントという感じできましたね。
≫最後の最後にきましたよねブレークポイントが。
≫これは第10ゲームは攻めて取ったブレークということも福井さんはおっしゃってました。
≫特に30−30からのポイントは攻めて攻めてそこをコールシュライバーがリカバーするんですが最後は錦織が攻めきったというポイントでしたね。
≫そして第2セットは第4ゲームで錦織のブレークがあってそのあと、0−30からのキープ。
≫この4本もしっかり錦織、攻めてました。
エースもありましたし。
この辺りがサービスゲームが充実してきたところではないでしょうかね。
サービスをよくするといってもサーブというのは1つのショットにすぎないんですよ。
サーブがよくなるというだけではなくてサービスゲームの戦い方がよくなるというふうなポイントでとらえていかないといけないわけですね。
いつもエースが期待できるわけではないですから。
そういう意味では非常にバリエーションも多くなってきていると思います。
≫暑いでしょうね。
≫そうですね。
それは、暑いと思いますよ。
ただ、この暑さにも勝っていかないとこの中で集中していかないとチャンピオンにはなれないわけですから。
≫日の丸が描かれた扇子をあおいでいる人が多いハイセンス・アリーナです。
≫本当に応援している方も大変でしょうね。
≫第2セットの第6ゲーム。
錦織のリターンゲームです。
広く使ってきましたコールシュライバー。
福井さん、恐らくこのコールシュライバーもどこかで、仕掛けてくることが想像できますね。
≫そうですね。
ここはブレークされていますので当然、少しテニスをもっと攻撃的にしてこないとポイントが取れないわけですから。
≫そこに対して錦織がどうか。
≫まだ第2セットの展開を見ると1ブレークだけでは安心できません。
ですから錦織としてはチャンスがきたらもう1ブレークというところですね。
≫いいリターン。
すばらしい角度です。
高い打点でスイングも速いですね。
≫足も入っていましたね。
≫簡単に打てるショットじゃありません。
追いつきました。
≫スライスのショットに対しても錦織は細かいステップを使ってますね。
ですから本当にタイミングを狂わさずにしっかりコントロールしていますね。
この辺りのバランスの取り方見事です。
≫もう1つブレークが欲しいという錦織。
ブレークポイント、きました。
コールシュライバーは錦織のバックを狙ってきてるんですか?≫そうですねフォアに回り込んでしまったりフォアで打たれてしまうとコースが読めないんですね。
≫バックハンドのアンフォースドエラー単純なミスの数コールシュライバーは11まで重ねてきました。
ここもバック側を狙ってきました。
サービスで狙ってきました。
第2セットはこれで3ゲーム目デュースに入ります。
セカンドサービスやり直しです。
セカンドは弾ませて少しバウンドを高く持ったボディーサーブ。
体を狙ってきています。
ブレークポイント握りましたがアドバンテージコールシュライバー。
2度目のデュースです。
先に回り込んで仕掛けてきましたが錦織、ブレークポイント。
≫しっかり足が動いていますね。
細かいステップで。
シューズの音で分かると思いますがキュキュキュッという音非常に細かいですね。
≫あのサイドのサービスはやはりバックハンド側徹底して狙ってきますコールシュライバー。
≫特にブレークポイントでは両方ともファーストサーブを入れていますもんね。
≫いずれもワイドでした。
3度目のデュースです。
ここでダブルフォールト。
また錦織ブレークポイント。
3度目のブレークポイントを迎えました。
≫ここまでバック、バックときていますよね。
錦織が、どう読むかですね。
≫今もバック側を狙ってきたでしょうか。
ここでたたいてきました。
≫錦織も勝負に出ました。
そのボールが厳しくいきませんでした。
今度はボールが甘くなってしまったので完全にオープンコートになっていましたので。
≫お互い勝負を仕掛けていきました。
4度目のデュース。
かなり第2セットになって確率が悪くなってきているコールシュライバーのサービス。
今、低いところ早めのタイミングで錦織、打っていきました。
≫コールシュライバーのボールが非常に深かったですね。
少し錦織がタイミングが遅れてしまいました。
≫遅れたんですか。
≫ええ。
≫またボディー。
錦織、ブレークポイント何度も握りましたが結局コールシュライバーがサービスゲーム、キープ。
このリターンゲームはどうご覧になりました?≫錦織チャンスがきたんですけどもブレークポイントになったときコールシュライバーのサーブが非常に深く入りましたよね。
3本目のブレークポイントで錦織が勝負をかけて回り込んだんですがそのサーブも非常に厳しくてなかなか、錦織のタイミングで打つことができませんでした。
≫うっすらとサーッと筆で書いたような白い雲がかかっていますが。
≫でも日ざしは強いですよ。
≫この雲じゃ隠しきれないくらいの日ざしですからね。
僅かに外にいるだけでもあっという間に体が赤くなってしまう日焼けしてしまうようなそんな強い日ざしです。
第2セットの第7ゲームに入ります。
ここも錦織が先に勝負をしていきました。
≫錦織のほうがコートの中に中に入ってますよね。
コールシュライバーのポジションがだんだんと後ろに下がってきている。
錦織が攻めてます。
≫下げるショットを打ってるんですか。
≫そうですね。
深いショットを打っています。
≫ここも…。
≫スライスで深く返しているんです。
打点は決して高くないんですがそれをうまく持ち上げてスピードボールを打っていますね。
足の力も使いながら全身で打っているバックハンドですね。
≫いいボディーサーブ。
今日はこのセンターからボディーへのサーブが非常に効果的です。
≫サービスをボレーしたのも驚きましたけどもそのあとのリターンも見事だったんですよ。
ローボレーを非常にうまく弾まないようにコントロールしましたね。
≫そのプレーですね。
≫この低さですよ。
≫技術的には相当難しいんですか。
≫難しいと思います。
上からの鋭いリターンですよね。
ヘッドを下げながらサイドスピンがかかってますね。
これはもう簡単なショットじゃありません。
≫前に出て行ったときにハイセンス・アリーナのファンからおーっというどよめきが聞こえましたね。
≫ビックリしましたね。
あのショットは見事ですね。
先ほどのゲーム、チャンスブレークポイントが3回あって取れなかったんですよね。
そこでラブゲームキープですよね。
この流れは大きいです。
≫第2セットのラブゲームキープはこれが錦織にとって初めてということになります。
試合が始まって1時間12分が経過しました。
あの第1セットの第9ゲーム流れをぐっと持ってきたドロップショットにしても今のサーブアンドネットにしてもすばらしいプレーが今日、初戦で出ています。
≫何が出るかわからない。
どのような展開になるのかというのが錦織らしさですから。
≫第1セット、6−4で取っている錦織圭。
フィリップ・コールシュライバーに対して1セットアップ。
そして、第2セットは5−2でリードしています。
四大大会は3セット取ったほうが勝ちです。
今のアウトの判定に対してサービス、コールシュライバーが判定の確認を行います。
コンピューターグラフィックスの映像でこの判定を確認します。
≫僅かにラインにかかっていますね。
これはエースになります。
≫今度もセンターに。
このコールシュライバーに対しては、サービスゲームかなり1ブレークアップですからプレッシャーをかけている状態の錦織です。
リターンでたたき込んでいった錦織。
次のサービスゲームをキープすれば錦織、第2セットも取ることができます。
かなり今日は細かいステップが目立っている錦織です。
≫非常に細かいとバランスが崩れにくくなるんですね。
≫体のバランスが?≫そうですね。
特に相手のスライスがあまり弾まないショットに対して有効です。
≫しっかりと中に入って…。
≫構えたところにきてますね。
それにしても高い打点でコースをしっかり変えていますから。
≫リターンエース。
ためて、このウィナー。
≫あれだけためたらなかなかコースは読めないですしこのショットがまた見事でしたね。
≫たまったショットというのが今日、目立ちますね。
≫ラケットのスイングスピードが速いですからね。
コースが読めてないと動けないですね。
浅いとしっかりコントロールしていきますね。
ここはコールシュライバー見事でした。
ショットで少しバランスを崩して。
しっかり踏み込んでますしねしっかりラケット振っています。
≫この片手のバックハンドはフィリップ・コールシュライバー今日の中でも効果的に出ています。
コールシュライバーサービスゲーム、キープ。
しかし、ここまで第2セット4つのサービスゲームコールシュライバーあるんですが。
福井さん、そのうち3つがデュース。
これは錦織にとってはどうでしょう、随分ダメージが与えられていますか。
≫錦織が合ってきていますのでラリー展開になることが多くなっていますよね。
≫錦織のサービスゲームです。
第2セットを取るサービスゲームです。
このセカンドもスピン系のはねるサーブ。
≫コールシュライバーとしても仕掛けてきましたね。
彼は、ここを破るしかこのセットで挽回するチャンスがないわけですから何か仕掛けてきますよね。
≫セカンドサービスで取ったポイントの確率錦織、今日は72%。
≫非常に高いですね、いいですね。
≫昨シーズンはツアーの中で54%。
全選手の中でも6位という非常に高い数字をたたき出していました。
≫サーブだけではなくそのあとのバリエーションですね。
≫失礼しました。
昨シーズンは55%。
≫ここはポイント先行させたいですよね。
≫センターから。
≫いいボールでした。
あの位置から左にアングルをつけていきました。
≫ラインぎりぎりですもんね。
≫ワイドのサービスエース。
第2セットのセットポイントがきました。
おっと、アウト。
まだセットポイントは続きます。
かなり下げさせましたが…。
≫フォアに回り込んできましたね。
そしてコールシュライバーも勝負をかけてきました。
≫コールシュライバーとしてはこれを落とすと後がなくなります。
第2セットはデュースの展開が続いています、両者。
ワイドに追い出しておいてからのポイントです。
≫ここも攻めてますね。
コートを広く使っています。
≫1つ前に出ました。
第2セットのセットポイント再び迎えました。
第2セットも錦織、取りました。
第2セットは6−3。
6−4、6−3で2セット連取。
福井烈さんの解説でメルボルンハイセンス・アリーナからお伝えしております。
≫デュースまでいきましたけどそのあとの2本攻撃的に取りました。
≫第2セットのデータが出てきました。
ファーストサーブが入った確率が65%。
≫いいですね。
非常に高いと思います。
そして、ウィナーの数ですよね。
コールシュライバー9に対して錦織が16です。
アンフォースドエラーもコールシュライバーより少ないということですね。
≫そしてネットポイントも両者ともにしっかり取れている展開になっています。
≫コールシュライバーにブレークポイントを与えていないということですよね。
ですからサービスゲームも非常に安定しているということですね。
≫第2セットのハイライトです。
第2ゲームでデュースに入りました。
第1ゲーム、第2ゲームともにデュースに入っていくという展開になりました。
ずいぶんラリーが増えてきたという話でしたが。
≫少しコールシュライバーのサーブに対してもリターンのタイミングが合ってきましたよね。
ラリーになることが多くなってきました。
≫このサービスアンドボレーも見事でしたね。
≫これが第7ゲームでした。
≫ここも錦織らしいリターン。
速いタイミングです。
≫バックで勝負をしようとしてネットに当たって少し、タイミングが変わったんですね。
そしてすぐにフォアに回り込んで切り替えた。
この辺りの判断力は見事ですね。
≫これで第3セットは追われることになります。
第1セット、第2セットのようなプレーを続けていけばというところ錦織、ありますか。
≫間違いなく2セットリードしているので錦織ペースなんですが第1セット、第2セットともに1ブレークずつなんですよ。
ですから錦織が圧勝している展開ではないんですね。
ですから早く錦織としてもサービスゲームは今のキープのままリズムのままなんとか早めにコールシュライバーに勝ちたいですね。
≫第3セットです。
第2セットまで、ともに錦織が取ってセットカウント2−0。
錦織のリターンゲームで第3セットは始まります。
パッシングショットは入っています。
この攻め方、錦織としても本当に自分の思うように攻めているんですけどこのあとのリカバリー見事ですね。
≫バックハンド、片手で1本のパッシングショットでした。
今のも高いボールを中に踏み込んで打っていきましたがアウト。
≫対錦織の作戦としてはバックの高いところにサービスを弾ませてなかなか錦織に力を入れさせないというか踏み込ませないサービスを使う選手が増えてきました。
≫あのリターンを封じようという動きは昨シーズンも各選手本当によくやってきましたね。
≫はい。
たくさんトップ選手になると映像が残りますよね。
徹底的に分析してくるんですね。
そしてジョコビッチ、マレーがその戦法をしてくるのでそのような攻めをしてくる選手が増えてきました。
≫第3セットの第1ゲームはコールシュライバーがラブゲームキープです。
短いポイントで取っていきました。
第1セットが6−4第2セットも6−3でともに錦織が取っています。
このコールシュライバーは昨シーズンはこの全豪オープン1回戦はストレートで勝ちましたけど2回戦にオーストラリアのトミックに敗れて2回戦止まりでした。
錦織は今年はベスト4そしてさらにその上を目指しての全豪です。
≫コールシュライバーは少し回り込みのリターンを増やしてきましたよね。
意図としてはより攻撃的にリターンから攻めていこうということですね。
セカンドサービスが甘くなるとペースがコールシュライバーのペースになりがちなので要注意ですよ。
≫1つ、錦織が強気のプレーアグレッシブな気持ち積極的な気持ちを忘れずに守りのテニスにならないようにということを大会前にポイントとして挙げました。
≫チャンスを逃さないということですね。
トップ選手になると、それほどチャンスがこないんですよね。
数少ないチャンスをいかに自分でポイントを取りにいってプレッシャーをかけるかということですね。
また落としてきて…。
今度は、ポイントに余裕がある中でのドロップショットでした。
≫そうですけどネットから距離があればあるほどドロップショットというのは難しいんですよね。
ラリーの頂点、軌道を自分のコートの上に持ってきて、で、落として向こうのコートに入れなければいけないわけですから。
≫ベースラインという一番後ろのラインのところに今日は2本、ドロップショットを打っています。
≫どうすればネットすれすれに落ちるかを考えながら自分で感覚で打たないといけないんですよね。
相手のボールも全部、スピードも違うので本当に天性の感性がないとなかなかあの場所には落ちないですね。
≫遠くにいきすぎると効果がなくなるんですね。
≫相手のチャンスボールになりますからね。
≫第3セットの第3ゲームです。
今日、エースは4本目。
ともに4本です。
いいショット!抜いてきました。
≫読んでたといいますか錦織、動かなかったんです。
当然コールシュライバーとしては動くと思って逆をつこうと思ったんですが全く動いていなかったので。
錦織の読み勝ちですね。
≫出てきたところを左、抜いていきました。
今日、決まっていたバックハンドに少しミスが生じました。
ポイント先行は錦織です。
このゲームだけで2本目のエース。
デュースサイドアドバンテージサイド両方から決めていきました。
ちょっと日陰の割合が増えてきたでしょうか。
≫ナイスサーブですね。
このゲームだけで3本目ですね。
≫いずれもセンターです。
背中越しに…。
≫うまく背面で合わせたんですけどね。
≫さあ、デュースです。
≫もっと甘いボールがくると思ってたんでしょうかね。
ボールが思った以上に速く返ってきましたので準備が間に合いませんでした。
≫いいリターンでした。
アドバンテージ。
≫ここは錦織ラリー戦に持ち込みたいですね。
いかにこのファーストサービスのコースを読むかです。
≫ワイド、センター大体、割合としては似たような打ち分け方の今日のコールシュライバー。
錦織、第3セットの第3ゲームブレークに成功。
≫こういうのはプレッシャーなんでしょうかね。
甘いセカンド、打てない。
錦織が少し前にしてプレッシャーをかけてきました。
深いサーブを打たないといけないという気持ちがコールシュライバーにありますのでね。
それでうまくタイミングが合わなかった。
≫福井さん、2セットアップで第3セット、早い段階でブレークを取れましたよね。
≫理想的な展開になってきました。
ただブレークした次のサービスですね。
次のサービスを錦織がキープしてこのブレークが生きるので。
次のサービスをうまくキープできると勝ちに向かっていい流れができるところです。
≫まだ今日はブレークポイントを錦織は与えていないんですね。
≫ここで考えられることはコールシュライバーとしてはなんとか錦織のサーブを破るしか勝つ方法はないわけですからより思い切った攻撃に出てくると思うんですね。
やはりレシーブの回り込みですね。
その辺りを錦織は注意していかなければいけないでしょうね。
≫猛烈な日ざしが昨日、今日と降り注いでいるメルボルンです。
このハイセンス・アリーナは午前中に福井さんと一緒に訪れましたが風がほとんど抜けずに蒸し暑さも加わるような。
もともと、このメルボルンはからっとした暑さではありますがむわっとするような暑さがありました。
≫最初、日ざしの当たるところで練習を見ようとしたんですがあまりの暑さに日陰に移動しましたもんね。
≫そうでしたね。
2セットアップの錦織。
第3セットの第4ゲーム。
ブレーク直後のサービスゲームです。
1つムーンボールを入れてきました。
≫いろいろ仕掛けてくると思いますよ。
今のままの展開だとコールシュライバーは勝てないわけですから。
攻撃を早くしてきたり今のように少しリズムを変えたり。
ベテランですからこれからいろいろしてくると思います。
≫伸びのあるサービスでした。
≫よく抜いた!≫すばらしい。
アプローチショットも少しスピードを落として深く打って自分のボレーのポジションをコールシュライバーは確保してるんですよね。
そこの横をこの速さで抜けていくすばらしいパッシングショットです。
≫今日、開幕の全豪オープン。
初戦、1時間36分を経過しています。
セカンド、回り込まれましたがしっかりと左右に振ってブレークの直後サービスゲーム、キープです。
≫少しサービスが浅くなりましたけどもそのあとのリカバリーショットが見事でしたね。
すばらしいコントロールでした。
≫第3セット、1ブレークアップ錦織の3−1です。
このままキープを続けていけば錦織、初戦突破。
第5ゲームコールシュライバーのサービスゲームです。
ボッティーニコーチそしてマイケル・チャンコーチ。
少しコールシュライバーもミスが目立つようになりましたか。
≫そうですね。
思い切った攻めをしないといけないということで強引に打つショットも増えてきましたのでね。
エースも取れる代わりにミスも出てくるパターンですね。
≫ですからビハインドの展開ですと仕掛けなければならない勝負をしていかなければならないその裏返しでミスが増えてくるんですね。
≫はい。
特にラリー戦錦織は安定していますので何か仕掛けていかないとコールシュライバーはポイントが取れていませんから。
≫このセットだけで4つ目のサービスエース。
コールシュライバーサービスゲーム、キープです。
2セットアップの錦織第3セットは3−2。
1ブレークアップです。
≫コールシュライバーこのセットになってファーストサービス非常によくなっていますね。
思い切ってますからファーストサーブが入ったときエースも含めて、非常にいい形でポイントが取れています。
あと錦織のサービスに対するリターンゲームですね。
まだブレークポイントが1本もきていません。
それだけ錦織のストロークが安定しているんですけどもそこをどうやってこれから崩していくかですね。
≫このままサービスゲームを取っていく展開が続けば錦織が第1戦をものにするということになります。
福井さん、ちょっと気が早いんですが気が早いですが先を見ると錦織選手のいるブロックというのはツォンガ選手ですとか去年東京で敗れた選手と同じブロックになってしまうんですね。
≫順当にいきますと4回戦でツォンガペールの勝ったほう。
そしてそのあとジョコビッチですね。
≫最大4回戦まで戦ってそのあと準々決勝、準決勝、決勝。
7試合を最大で戦っていくことになります。
≫我々としては期待を込めて先を、先をと思いますが本人としてはとにかく1試合1試合1ポイント1ポイントだと思っていると思いますね。
≫第1セットは6−4第2セット、6−3で錦織が取っています。
第3セットも錦織の1ブレークアップです。
第6ゲーム錦織のサービスゲームです。
サービスのデータをご紹介しますと今日はファーストサービスの入った確率が64%。
ファーストサーブで取ったポイントが81%という錦織。
≫高いですね。
≫またここもファーストサーブで取りました。
≫エースは4本しか取れてませんからサービスエースで取っているというわけでもないんですよね。
しっかりとした展開で取れている。
錦織らしいプレーができているという証拠だと思います。
≫去年のツアーではファーストサービスでのポイントの確率が75%だった錦織。
ここも動かせませんでした。
タイミングが速いんですよね。
≫それも適応できない形なんですか。
≫そうしたところでたたき込んでいるのでコールシュライバーは動けないんですね。
≫逃げていくサーブ。
リターンさせません。
ダブルフォールト。
ダブルフォールトは今日、錦織、2つ目。
最後はセンターのエース。
難なくサービスゲームキープの錦織。
第3セット、4−2。
錦織、リードは変わりません。
≫錦織のサービスゲームコールシュライバーとしても何か勝負を仕掛けたいところなんですが仕掛ける前に錦織が先に仕掛けてきていますのでなかなかコールシュライバーとしても思い切った攻めができていない錦織のサービスゲームです。
≫このあと、ボールが変わって新しいボールになります。
今日、福井さんから勝負を仕掛けるポイントどこでチャンスボールを打っていくかというところをポイントに挙げていただきましたがそういう意味では錦織はここまでしっかりできていますか。
≫すべてのボールを攻撃できるわけではありませんよね。
その見極めが非常に大切になってきますので今のところはそれがしっかりできていると思います。
≫新しいボールになってやはりラケットとボールの当たる音が変わります。
錦織も深いところから強いショットを連発。
≫ニューボールになるとまたゴムが硬いので少しスピード感は感じるんですよね。
それがこれだけハードヒットしているうちにゴムが少しやわらかくなってくる。
そうするとボールが微妙ですけど飛ばなくなってくるという感覚なんですよね。
ですからニューボールは速く感じます。
外から。
入りましたか。
≫入ってますね。
≫あそこから入れてきました。
≫これは、すばらしい手首のやわらかさ。
でもしっかり顔は相手のほうを見ていますよね。
バランスは崩れていないですね。
≫ギリギリいっぱいで入りました。
31本目のウィナー。
リターンゲームでポイント先行、錦織。
この相手のサービスゲームを破りますと大きなマッチポイントを迎えることになってきます。
そうは簡単にさせません。
≫ここもいいサーブですね。
≫ポイント先行はコールシュライバーです。
錦織もブレークのチャンスがありました。
見事なショットもありましたがコールシュライバーのサービスゲームキープになりました。
≫0−30からですよね。
あれから4本連続でコールシュライバーサーブを軸に攻撃的なテニスをしました。
≫試合時間も1時間46分に達しました。
錦織自身もだんだんとグランドスラム四大大会の後半、第2週も見えるようになってきてその第2週を見据えながらのプレーというのも少しずつはできるようになったと話していました。
≫本当に第2週に残るという前提で戦える選手ですから。
そういう意味でもやはり、1回戦、2回戦はリズムよく勝ち上がっていきたいと思いますよね。
≫去年を振り返りますと全豪オープンと全仏オープンはそれぞれベスト8まで進みました。
ただ、ウィンブルドンでは2回戦で棄権がありまして≫左ふくらはぎを痛めてしまって。
そのウィンブルドンの前の試合で痛めてしまったんですね。
≫そして全米オープンはまさかの初戦敗退という形になってしまいました。
ですから、昨シーズン後半は錦織選手本人ももどかしい部分があったということは取材でも認めています。
我々としても期待が大きいだけにどうした?というところもあったんですが。
今日のプレーを見ますと非常に躍動感もあります。
≫この全豪オープンをいいきっかけにしてほしいですね。
≫第1セット第2セットを取って第3セットも1ブレークリードしている錦織のサービスゲーム。
第3セットの第8ゲームです。
仕掛けていったのはコールシュライバー。
錦織も対応しました。
≫お互い、深いボールの打ち合いですね。
すばらしいラリーでした。
≫この深いボールでもスライスを入れたりあるいはムーンボール少し弧を描くようなボールであったり。
≫さまざまなボールがありましたね。
≫崩しました。
見事なサーブ。
≫セカンドサーブでセンター。
そして深いところですね。
このセカンドサービスがあるとなかなか選手としても回り込みを考えにくくなるんですね。
回り込もうと思うともう少しバックハンド側に構えなければいけませんので。
このセカンドサービスが決まってくると非常に有効です。
≫そのセカンドです。
このゲームはすべてセカンドサーブを打っています。
今のスライスで返していきましたがあの高い打点ですと難しいでしょうか。
≫そうですね。
スライスで錦織の強打を防ごうとしてるんですよね。
第1ポイントもそうでしたしこのゲーム、非常にバックのスライスを多く使っています。
≫ちょっとミスが増えてきています。
逆に錦織がほとんどミスらしいミスが今日はありません。
ダブルフォールトです。
≫ただこのゲームは一度もまだファーストサービスが入っていないんですよね。
≫今日の試合で3つ目のダブルフォールトです。
マイケル・チャンコーチがかなり細かくストロークのアドバイスを錦織にしているシーンが昨日、おとといとありました。
次がセカンドです。
≫見事です。
≫回り込んで十分時間をとって。
≫コールシュライバーのボールも甘くなってないんですよ。
うまく返球しているんですけどそこを攻めて攻めて…。
ここは、本当にしっかり最後まで打ち抜きました。
≫そして出ましたね。
≫このポイントは大きなポイントです。
≫このゲーム初めて入ったファーストサーブでポイントを取りました。
サービスゲームキープ。
5−3です。
攻めどころというのも福井さん今日はいいんでしょうか。
≫そうですね。
あまり無理をせずにしっかり自分が打ちぬけるところまで待っていますよね。
決して攻め急いでないのがいいですね。
≫抜いてきた。
ファーストポイント取りました。
≫簡単に抜いているように見えますけど。
コールシュライバーのボールも非常にいい形で前に来ているわけですからね。
それをしっかりポジションを読んでクロスに切り返しています。
ボールも浮いていません。
≫何か中身の濃いポイントというんでしょうか。
≫お互いラリーを得意にしているので読み合いですね。
≫これも自分から取っていったポイント。
≫うまいですね。
ネットプレーの動きもいいです。
≫起点はバックハンドでした。
≫少し逆をつかれるんですけどもうまくバランスを取って一番距離のある場所にボールを落としてきました。
≫初戦突破に向けて大きなポイント2つリード。
≫このショット反応するの難しいんですよ。
コールシュライバーよく反応しました。
≫このセカンドサービスの対応です。
錦織、きました。
マッチポイント。
第1セット、6−4第2セット、6−3。
第3セットも1ブレークアップ。
初戦突破のマッチポイントを迎えました。
セカンドのリターンです。
最後はリターンエース。
錦織圭、2016年の全豪オープン初戦をストレートで突破。
ドイツのフィリップ・コールシュライバーに対して6−4、6−3、6−3のストレートで破って初戦突破です。
福井烈さんの解説でお伝えしてまいりました。
錦織のよさが存分に出たんじゃないでしょうか。
≫はい、とても落ち着いてプレーできていました。
評価できるところは一度もブレークポイントを取られなかった。
サービスゲームに関しては本当にピンチになりかけたところもあったんですがそこを攻撃的なテニスでピンチを迎えさせなかった。
すばらしいプレーでしたね。
ラリーに関しては本当に安定していました。
≫みずから打っていっていわゆる仕掛けていって勝負をして取りにいきながらリスクを背負いながらも自分でポイントにするシーンが非常に多かったように思います。
≫そうですね、そういうポイントもたくさんありましたし攻守のバランスといいますか無理に攻めていくところもあまり、ありませんでしたので。
リズムよくプレーができていたと思います。
≫コールシュライバーもベテランらしくさまざまなショットを使ってきましたが。
≫スライスを使ってタイミングを外しながらなんとか錦織からエースをつかもうとするんですけども非常に錦織が安定していて最後までコールシュライバーは自分のリズムになりませんでした。
≫このあと、コート上で錦織選手のインタビューの予定もあります。
≫今日はたくさん日本から応援に来てくださっている方も錦織の1回戦を見て少し安心したというんですかね。
皆さん、笑顔ですよね。
≫インタビューです。
≫錦織選手おめでとうございます。
お客さんはとても喜んでいたと思います。
≫そうですね。
いい試合ができました。
すばらしい雰囲気でした。
とてもエキサイトしました。
しかし、難しい試合でしたよね。
34位の選手とこの暑い中での初日の試合でした。
1時間55分で終わってうれしいんじゃないでしょうか。
≫そうですね。
3セットで終わってよかったです。
特にコールシュライバー選手が相手ですとタフな選手ですから。
以前、対戦したことはありませんが簡単ではありませんでした。
ですが今日はいいテニスができました。
≫トーナメントの前2週間ありましたが体調はいかがですか。
≫体調はいいですね。
とてもいいです。
テニスも今日はとてもよくできました。
この2週間いい準備ができました。
ブリスベンでは敗れましたがいい練習が先週できました。
この2週間を非常に楽しみにしています。
そして、日本からのファンの皆さんにひと言どうぞ。
≫日本のファンがたくさん来てくださってうれしいです。
≫メルボルンで皆さんあなたの試合を楽しみにしています。
錦織選手でした。
≫コート上でのインタビューをお聞きいただきました。
非常に充実感といいますか満足感を感じられるインタビューでしたね。
≫ありましたね。
自分のペースでプレーできたんでしょうね。
特に1回戦で当たるにはコールシュライバー選手は非常にタフな選手じゃないですか。
そこをしっかり自分のリズムでストレートセットで勝ったということですよね。
体調も非常にいいということを言っていましたし表情も明るくてそれが、うかがえますね。
≫カメラへのサインを全豪で何枚書いてくれるでしょうか。
最終的な数字です。
ファーストサービスの確率60%錦織コールシュライバー68%だったんですが実はファーストサービスでポイントを取った確率というのは錦織、今日83%なんですね。
≫高いですね。
しっかり自分のプレーサーブができていたということですね。
やはりブレークポイントを一度も入れられなかった。
ブレークポイントがくると相当なプレッシャーでどうしてもアンラッキーショットもあるので。
そういう意味でポイントを取られる可能性も出てくるわけですけどもブレークポイントがなかったということはやっぱり充実して自分のペースでサービスゲームを送れた証拠です。
≫2回戦はまだ相手が決まっていませんがアメリカのオースティン・クライチェクと中国のゴ・テキの勝者との対戦となります。
両者とも1回対戦があります。
≫今日の錦織のプレーだと次のラウンドも楽しみに。
すばらしいプレーが期待できる感じがします。
2回戦はアメリカのクライチェクとの対戦が錦織です。
錦織圭、ストレートで初戦を突破しています。
厳しい暑さで始まった今年の全豪オープンです。
試合開始の時点では30度をすでに超えています。
メルボルンの市街地から15分ほど歩いて南のところにあります。
メルボルンパーク。
錦織圭の第1戦はハイセンス・アリーナで行われました。
≫放送席、勝利インタビューです。
錦織圭選手に伺います。
グランドスラムの初戦すばらしい勝ち方でした。
まず今の気持ちから教えてください。
≫すごいよかったですね。
最初から最後までしっかり集中していいプレーができたのでとてもよかったです。
≫相手はコールシュライバー選手。
ノーシードとは思えない選手です。
どういう思いでこの試合に入りましたか。
≫いやな敵でしたね。
シードでもおかしくない選手でタフなファーストラウンドなので特にたぶん集中できていい意味で相手が強くてリスペクトできて自分もすごく集中できてたので逆にいい1回戦だったかなと思います。
≫横で見ていて錦織選手のサービスゲームのとき0−30のときの集中力すばらしかったと思いますがご自身、どうでしたか。
≫今日はサーブがよくて0−30が何回かありましたけどそのときも落ち着いてサーブから組み立てることができたので。
ブレークされずにいいテニスができたと思います。
≫それから、スタンドからたくさんの日本人の方が応援してくださいましたけどその応援を受けていかがだったでしょうか。
≫ほぼ、最初満員の中でのスタートだったのでとても気持ちよかったですしたくさんの日本人がこうやってオーストラリアの地でも応援に来てくれたのですごく心強かったです。
≫では2回戦以降に向けまして抱負をひと言お願いいたします。
≫いいテニスができているので。
また次もこのままの調子でいきたいと思います。
≫これからも楽しいテニスを見せてくださいね。
錦織圭選手に伺いました。
放送席、以上です。
≫日本語でのインタビューでも錦織は充実感あふれる表情そして言葉がありました。
福井烈さんの解説でお伝えしてまいりました。
2回戦に対しての錦織への期待はいかがでしょうか。
≫1回戦、非常にいい集中したテニスができていましたのでテニスの調子次第も本当に最高レベルだと思います。
とても楽しみな2回戦になると思いますね。
特に1回戦の相手が強かったので集中できたということがありましたので。
このグランドスラム全豪オープンの入り方としては最高なんじゃないでしょうか。
≫今年の全豪オープン初戦は錦織圭コールシュライバーに対してセットカウント3対0ストレートで初戦を突破しています。
ここまでの解説は福井烈さんでお伝えしてまいりました。
どうもありがとうございました。
≫大会初日を迎えています。
今日から始まりました全豪オープン2016。
錦織圭選手の1回戦初戦だったんですが見事なゲームを見せてくれました。
2回戦進出を決めました。
さて、今年のNHKの全豪オープン放送ですけどもこちらにスタジオを設けましてこの2週間たっぷりと全豪オープンテニスの情報をお伝えしていきます。
今日、こちらのスタジオには1994年の全豪オープンに出場されました辻野隆三さんです。
よろしくお願いします。
この2週間テニス漬けに。
≫94年ってちょっと前ですよね。
≫22年前になりますが。
よろしくお願いします。
それにしても錦織圭選手がすばらしいスタートを切ってくれました。
≫初戦、1回戦としては完璧じゃないですかね。
サービスもよかったしリターンもよかったと思います。
≫特にインタビューにもありましたけど本人サービスはよかったという話をしていましたね。
≫本当に数字的にもすばらしいですしファーストサービス入ったときは83%セカンドサーブは65%ですからね。
恐らく、錦織選手はセカンドサーブのポイント獲得率で60%あたりをすごく意識していたと思いますので完璧だったと思います。
≫では、このゲームをハイライトでご覧いただきましょう。
今日はハイセンス・アリーナということで日本からも多くのファンが詰め掛けていました。
日の丸、揺れていました。
≫そうでしたねただ本当に日ざしが強かったですよね。
≫試合が始まったときには30度を超えていました。
立ち上がりから非常にアグレッシブに戦っていたという印象がありました。
≫そう感じました。
デュースはほとんどファーストセットは全くなかったですし本当にサービスゲームがよかったと思います。
コールシュライバーもいろいろなことを絡めてきてたんですけどそれに対してきっちりと対応していたと思います。
≫得意のエア・ケイも第1セットには飛び出しました。
これは第1セットの4−430−30という場面でドロップショット。
≫しびれましたね。
これ、取られたらブレークポイントというところですから流れが変わってもおかしくない状況ですから。
≫あそこで思い切ったプレーを出しまして5−4とリードして最後はブレークして食らいついていきました。
いいスタートを切りましたね。
≫特に最後は最初のブレークチャンスがセットポイントできたんですけど1本で取ったというのが大きかったと思います。
≫そして、第2セットに入って第4ゲームで相手のコールシュライバーのサービスをブレークしました。
≫これも2本目のブレークチャンスになるんですが。
セカンドセット。
それを、きちっと早めにこういう形で取れたのは大きかったんじゃないでしょうか。
≫そして、この試合を通じて彼の中でアグレッシブにそして前に出るようなプレーというのを話していたんですが。
ものすごいボレーでした。
≫これは基本に忠実ということで話をするとボレーを打ったあとフォロースルーを前にという話ですが後ろに行ってサイドスピンをかけていましたよね。
≫スピンかかっていましたね。
この第2セットも取りました。
第1セットが34分第2セットが47分ということで理想的なゲームの取り方をしました。
≫そしてサービスのあとの展開も速かったですよね。
今のパッシングショットも落ち着いていましたしこれも鋭いコールシュライバーからすると恐らくダウンザラインを予想していたと思います。
やはり攻めなくてはいけないというコールシュライバーのミスも徐々に出始めてきた第3セットでした。
決して、楽な相手ではなかったこの初戦だったと思うんですが。
≫楽というより、本当に厳しい相手だったと思います。
≫タフマッチでしたよね。
≫なんといっても以前にはジョコビッチ、ナダルそしてマレーに勝っている選手ですから。
≫ランキングでいいますと34位というベテランのコールシュライバーを下して1時間55分というゲーム。
2回戦に進出を決めたというゲームになりました。
改めて辻野さん今日の彼のよかった点それから次に向けての課題といいますかさらに伸ばしたほうがいい点。
どんなところ挙げられますか?≫再三言っているサーブですね。
文句のつけようがなかったです。
あとはリターンが本当によかったと思います。
相手のセカンドサーブのときの自分のリターンを取る確率が65%もあるんですよ。
サードセットは89%ですから9本のうち1本しか相手が取れていない。
そうすると相手からすると常にプレッシャーをかけられている。
そういった状況だったと思います。
≫次が、アメリカのオースティン・クライチェクとの対戦ということで、これまでのヘッドトゥヘッドを見ますと1勝0敗で錦織選手がリードしているという状況です。
去年ですね。
メンフィスの大会で顔を合わせていますがどうでしょうか。
≫サービスがいい選手ですしジャパンオープンでも去年、準々決勝に入っている選手ですがやってくれると思います。
≫今日から始まりました全豪オープン2016。
錦織圭選手は今大会は第7シードで臨むことになりますがその組み合わせも少しご覧いただこうと思います。
錦織は順当にですけれども勝ち上がっていきますと準々決勝で2連覇を狙うノバク・ジョコビッチと対戦する可能性があるというこの山に入りました。
≫準々決勝までいくと必ず強い選手と当たるわけですからそれがジョコビッチということで一番タフだと思います、正直いって。
ただ乗り越えていかなきゃいけない山だと思いますので。
≫その前に実は4回戦でもツォンガとあたる可能性があるんですよね。
≫その辺りも厳しい戦いではあると思いますけどもやってくれるでしょう。
≫そして今大会ですが日本選手がなんと男子5人女子4人ということで計9人。
これは本当に我々としてはうれしい限りですね。
≫変な話ですけど僕が出た94年は私と松岡さんの2人だけでしたからそう考えると男子5人女子4人はすばらしいと思いますしまた杉田選手、伊藤選手は予選を勝ち上がっての本戦ですから本当にすばらしいの、ひと言です。
≫今日はこのあと男子が西岡選手が試合があってそれから女子は日比野選手と奈良選手の試合があるわけですから日比野選手はシャラポワ選手とマーガレット・コート・アリーナナイトマッチ非常に注目されるゲームですね。
≫シャラポワにとっても初戦ですから何が起こるか分かりません期待したいと思います。
≫錦織圭選手が今日はドイツのフィリップ・コールシュライバーに対しましてセットカウント3−0というすばらしい試合でした。
このあとの放送予定もご覧いただいています。
日付変わってあす午前0時10分からこのゲームを録画でお伝えする予定にしています。
こちらも、どうぞお楽しみに。
スタジオの解説をお願いしましたのは辻野隆三さんでした。
また明日以降もよろしくお願いします。
「全豪オープンテニス」をお伝えしました
(テーマ音楽)2016/01/18(月) 09:00〜11:30
NHKEテレ1大阪
全豪オープンテニス2016 ▽錦織圭出場試合 <副音声は会場音声のみ>[多][字]
男子シングルス・1回戦「錦織圭」(日本)対「フィリップ・コールシュライバー」(ドイツ)【解説】福井烈【アナウンサー】早瀬雄一,【現地スタジオ】鳥海貴樹,辻野隆三
詳細情報
番組内容
男子単「錦織圭×P・コールシュライバー」 ▽四大大会初制覇に向け錦織圭始動! ▽大会初日注目の1回戦を生中継 ▽世界ランク7位の錦織 ランク34位との初対戦 〜オーストラリア・メルボルンから中継〜 [延伸のとき以降の番組に変更あり]
出演者
【解説】福井烈,【アナウンサー】早瀬雄一,【現地スタジオ】鳥海貴樹,辻野隆三
ジャンル :
スポーツ – その他の球技
スポーツ – オリンピック・国際大会
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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