ニュース詳細
世界農業遺産の日本版 農水省が認定へ1月18日 7時12分
農林水産省は、伝統的な農業の保護などに取り組む地域を認定する「世界農業遺産」の日本版となる新しい認定制度を近く作る方針を固めました。
世界農業遺産は、自然を生かした伝統的な農業や農村の景観、それに生態系の保護に取り組む地域をFAO=国連食糧農業機関が2年に1度認定しているものです。
去年は日本から、清流を守りながら伝統的なあゆ漁を営む岐阜県の長良川上中流域など3つの地域が選ばれ、これまでに、日本の8つの地域を含む世界15か国の36の地域が認定されています。
農林水産省は、この世界農業遺産の日本版として、新たに「日本農業遺産」の制度を作る方針を固め、近く発表することにしています。
これに向けて、農林水産省は、日本が世界農業遺産の候補地域として申請する際の基準を参考に、具体的な制度の内容の検討に入る方針で、早ければ来月をめどに制度を作ったうえで、ことしの秋に第1弾の認定を行う見通しです。
農林水産省では、世界農業遺産には認定されなくても、やや基準を緩める形で日本農業遺産として認定すれば、より多くの地域で観光客の増加や農産物のブランド化などにつなげることができると期待しています。
去年は日本から、清流を守りながら伝統的なあゆ漁を営む岐阜県の長良川上中流域など3つの地域が選ばれ、これまでに、日本の8つの地域を含む世界15か国の36の地域が認定されています。
農林水産省は、この世界農業遺産の日本版として、新たに「日本農業遺産」の制度を作る方針を固め、近く発表することにしています。
これに向けて、農林水産省は、日本が世界農業遺産の候補地域として申請する際の基準を参考に、具体的な制度の内容の検討に入る方針で、早ければ来月をめどに制度を作ったうえで、ことしの秋に第1弾の認定を行う見通しです。
農林水産省では、世界農業遺産には認定されなくても、やや基準を緩める形で日本農業遺産として認定すれば、より多くの地域で観光客の増加や農産物のブランド化などにつなげることができると期待しています。