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国際陸連CEO 欧州陸連グラシア氏が暫定就任1月20日 7時31分
ロシア陸上界の組織的なドーピングに関連して、国際陸上競技連盟は、組織改革の一環として新たに設けるCEO=最高経営責任者に、ヨーロッパ陸上競技連盟のジャン・グラシア副会長が暫定的に就任すると発表しました。
国際陸連では去年11月、ディアク前会長など幹部が、ロシア陸上界の組織的なドーピングを隠蔽する見返りに金銭を受け取っていたとして、フランスの司法当局に収賄の疑いで逮捕されたことなどを受け、組織改革を進めています。
その一環として、新たに設けるCEO=最高経営責任者に、19日、グラシア氏が暫定的に就任すると発表しました。
グラシア氏はフランス出身の60歳で、フランス陸上競技連盟の事務局長を経て、現在はヨーロッパ陸上競技連盟の副会長を務めています。
国際陸連によりますと、正式なCEOは、現在、選考が進められている複数の候補者の中から、ことしの中ごろに選ばれる見通しで、グラシア氏はそれまでの間、国際陸連の事務局長も兼ねる形で組織全体を統括します。
国際陸連のコー会長は、「グラシア氏はその豊富な経験によって、当面の間、組織の円滑な運営を支えてくれるだろう」とコメントしました。
国際陸連はほかにも、ことしのドーピング対策の予算と検査対象の選手数を2倍に増やすことや、ドーピングなどの不正について調べる独立機関を8月のリオデジャネイロオリンピックまでに立ち上げるなどの改革を進めることにしています。
その一環として、新たに設けるCEO=最高経営責任者に、19日、グラシア氏が暫定的に就任すると発表しました。
グラシア氏はフランス出身の60歳で、フランス陸上競技連盟の事務局長を経て、現在はヨーロッパ陸上競技連盟の副会長を務めています。
国際陸連によりますと、正式なCEOは、現在、選考が進められている複数の候補者の中から、ことしの中ごろに選ばれる見通しで、グラシア氏はそれまでの間、国際陸連の事務局長も兼ねる形で組織全体を統括します。
国際陸連のコー会長は、「グラシア氏はその豊富な経験によって、当面の間、組織の円滑な運営を支えてくれるだろう」とコメントしました。
国際陸連はほかにも、ことしのドーピング対策の予算と検査対象の選手数を2倍に増やすことや、ドーピングなどの不正について調べる独立機関を8月のリオデジャネイロオリンピックまでに立ち上げるなどの改革を進めることにしています。