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新しい駐ロシア大使 首脳の対話進展に努力
1月20日 6時01分

ロシアに着任した上月新大使が記者会見を行い、北方領土問題を含む平和条約交渉を巡り、「日本とロシアの首脳間の政治対話をさまざまな形で進めることに力を尽くす」と抱負を述べました。
上月豊久大使は先月27日にロシアに着任し、19日、モスクワで記者会見を行いました。
上月大使は、北方領土問題を含む平和条約交渉を巡り、「交渉の進展を図っていくうえで、まず、首脳間、外相間の政治対話をさまざまな形で進めることに力を尽くす」と抱負を述べました。
さらに、交渉を前に進めるためには、ロシア国内の政治状況を正確に把握することが重要だとしたうえで、「これまで培ってきた人脈、さらに新たに開拓する人脈を駆使して、内政を調査分析し、政策に生かす」と述べました。
日ロ関係を巡っては、安倍総理大臣とプーチン大統領は、去年11月にトルコで行われた首脳会談で、プーチン大統領の日本訪問について適切な時期に実現する方向で再調整することを確認しています。
また、安倍総理大臣は、北朝鮮による核実験やシリアの問題などで、ロシアの建設的な関与が必要だとして、5月に開かれる伊勢志摩サミットに先立って、サミットの議長国としてプーチン大統領と首脳会談を行うためにロシアを訪問する可能性を示唆しています。

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