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氷点下の寒さのなか ロシア正教伝統のもく浴
1月19日 15時19分

氷点下の寒さのなか ロシア正教伝統のもく浴
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ロシア極東のサハリンで、ロシア正教伝統のもく浴の行事が行われ、氷点下の寒さのなか、信者たちが氷の張った池に入って身を清めました。
1月19日は、ロシア正教でイエス・キリストが洗礼を受けたとされる日で、ロシア各地で、信者たちが川や池に入って身を清めるもく浴の伝統があります。
このうち極東サハリンの中心都市ユジノサハリンスクでは、およそ100人の信者が地元の教会で礼拝を行ったあと、聖職者を先頭に近くにある凍った池まで行進しました。そして厚い氷を切り抜いた場所に、聖職者が十字架を浸したりして清めの儀式を行ったあと、水着に着替えた参加者たちが次々と水の中に入りました。19日のサハリンは氷点下5度前後の厳しい寒さとなりましたが、参加者は伝統に従って、十字をきっては頭まで冷たい水につかる動作を3回繰り返し、ことし1年の幸福を願っていました。
毎年参加しているという60歳の女性は「水に入るときはつらいですが、出たときの気分は最高です。幸福感で満たされます」と話していました。

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