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UAEで再生可能エネルギーなどの国際見本市
1月19日 14時52分

地球温暖化対策として二酸化炭素の削減などが急務となる中、中東のUAE=アラブ首長国連邦で、太陽光や風力など再生可能エネルギーや環境技術をテーマに、日本の企業も参加した国際見本市が始まりました。
UAEの首都アブダビで18日に始まった見本市は、各国の閣僚や企業の経営者たちが再生可能エネルギーや環境技術について話し合う「世界未来エネルギーサミット」に合わせて開催されています。
開会式で演説したパン・ギムン(潘基文)事務総長は、先月、国連の会議COP21で地球温暖化対策に取り組む新たな枠組みが採択されたことを踏まえ、「地球の気温上昇を食い止めるためにクリーンで持続可能なエネルギーを緊急に増やす必要がある」と強調しました。
見本市には、およそ40の国から650の企業や団体が参加し、街全体で効率的に電力を利用するスマートシティーなどの製品を展示しています。日本企業も太陽光と風力の両方を活用して街灯に防犯カメラや救命医療に使われるAEDを備えたシステムや、大容量のナトリウム硫黄電池を展示していました。サウジアラビアで海水の淡水化事業を行っている企業の担当者は、「中東では電力や水は付加価値が高いもので、持続可能で信頼できるものを提供していくことが重要だ」と話していました。

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