トップページ国際ニュース一覧ジャカルタテロ事件 比のIS支持組織が支援か
ニュース詳細

ジャカルタテロ事件 比のIS支持組織が支援か
1月17日 23時14分

インドネシアの首都ジャカルタで起きたテロ事件で、現場や容疑者の関係先から押収された銃はいずれもフィリピン製だったことが分かり、警察は、実行犯らが過激派組織IS=イスラミックステートを支持するフィリピンの過激派組織から支援を受けていた疑いもあるとみて捜査を進めています。
今月14日、ジャカルタの中心部で起きたテロ事件では、男らが爆弾を爆発させたあと市民を銃撃して、外国人を含む4人が死亡、26人がけがをし、過激派組織ISのインドネシア支部を名乗る組織が犯行を認める声明を出しています。
警察は、テロを計画したとされるシリアのISの戦闘員の男から資金提供を受けるなど事件に関与した疑いで、これまでにISの支持者ら12人を逮捕し、その後の調べで、現場で実行犯が使用した拳銃や容疑者の関係先から押収された散弾銃など、合わせて11丁の銃はいずれもフィリピン製だったことが分かりました。
フィリピン南部ではISへの支持を表明するイスラム過激派組織「アブサヤフ」が活動していることから、警察は、実行犯らがアブサヤフから支援を受けていた疑いもあるとみて、武器の流通経路を追跡するとともに、フィリピン政府などとも連携を取りながら捜査を進めています。

関連ニュース

k10010375531000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ