東京に行きたいという私のひとつの目標はいつも反対されてばかりだった。
反対を真に受けて頑張ることを諦めていた
初めて東京に行きたいと言ったのは17歳の時。
東京の大学に進学したくて、進路の第一希望に東京のかなり偏差値高めの超有名私立大学を書きました。第二希望が関東の国立大学、第三希望が九州の国立大学でした。
憧れだけで選んだ大学で、周りの人たちみんなが反対しましたね。
「お前には無理だ」「いい大学を出なくても女なんだから大丈夫」「福岡の大学に行け」と毎日毎日高校の先生や親に言われてきました。
こんなにも誰も応援してくれないのかと思うと悲しかったし、応援されるだけの実力がない自分への悔しさがありました。
だけど毎日言われて続けるとだんだん頑張りたいって気持ちが薄れてきて、もういいや!って投げやりになりました。
結果、私は東京に行くこと以前に大学進学を諦めました。
実際は反対されたことだけが理由ではないのですが、自分の弱さゆえですね。悔しいと思ったはずなのに、当時の私はその悔しさをバネには出来ませんでした。
どれだけ反対されても気持ちはずっと「そこ」に向かっていた
その後就職して、もうすぐ4年が経ちます。10年先もこの会社で頑張ろうと思ったことのある会社です。
それだけやりがいを感じていたし、自分が成長できる場だと思ったし、上を目指していきたいと思っていました。
でも、辛い時とかふとした時に「東京で夢を追いかける自分」を思い浮かべます。
私には今の会社があるからそれはもう叶わないと何度も思っていたけれど、何度でも思い浮かべていました。
もうそれは私の「本気」でしょ?
どうしても「そこ」を目指したいんだなと気づくのにはだいぶ時間がかかってしまいました。
私がやりたいことって、正直東京じゃなくてもできることなんですよね。
それでも私が東京を選んだ理由っていうのは、東京の大学を目指したあの頃の「憧れ」から何も変わっていない。
最初に強く思った気持ちを今もずっと持ち続けています。
選択に後悔は必ず付きまとう
春に今の会社を退職します。
今から分かりきっているんですけど、絶対辞めたことを後悔する時がきます。
大卒の学歴のない私がここまで這い上がれたのは今の会社のおかげ。 今の会社での職歴はこれからの私にとってプラスにしかならない。
今の会社にいればこれからもっと成長できるし、頑張ればもっと上に行ける。
それでも、6年も憧れ続けていることを諦めるなんてバカでしょ?
って思ってしまった。このまま東京への夢を心のどこかに残したまま仕事を続けたくない。気持ちが完全に次に向いてしまいました。
もし仮にここで東京を諦めたとしても絶対に後悔する。どっちにしたって後悔は付きまとうのなら6年間持ち続けた夢を追いたいと思いました。
まだまだなのかもしれませんが社会のことはもう学んだ。
6年という時間が流れたけれど私はまだ23歳。まだ若い。いくらでも選択できる。
今も私の東京行きを反対する人が周りにはいます。
だけど私はもう自分の芯がしっかりしているので揺るがない。
まとめ
大きな選択をする時、誰かの意見が欲しくなりますよね。
でもその意見は必ずしも受け入れなくていいのです。反対なんてシカトしたっていい。
慎重になることって大事だけど、それよりも自分がこうしたいって気持ちがもっと大事。本気であればあるだけ諦められないものです。
「絶対やめたほうがいいよ」はあなたの夢を奪います。真に受けてはいけません。
始まりは単純な気持ちだったとしても、「やりたい!」という気持ちを大事にしてとりあえずやってみましょう!