大相撲九日目、幕内前半戦最後の取組です。
蒼国来と逸ノ城。
ちょっと呼吸が合いませんでした。
初場所はきょうから後半戦です。
逸ノ城は1勝7敗勝ち越しのためにはもう負けられません。
右側の蒼国来は3勝5敗この両者の対戦は初めてです。
これも合いません。
行司、庄太郎が止めます。
しっかりと手をつくことも大事です。
呼吸を合わせて立つことももっと大事です。
3回目の立ち合い。
これも合いません。
蒼国来がちょっと早いか庄太郎が止めます。
4回目です。
寄り切りました、蒼国来の勝ち。
少し後味の悪い内容相撲ということになりました。
蒼国来が体勢をよくしていきました。
逸ノ城は負け越しです。
きょうの正面の解説は元大関栃東の玉ノ井親方です。
これだけ立ち合いが合わないと気が抜けてしまいますね。
自分の立ち合いでいきたいという気持ちは分かるんですけれどね。
ちょっとタイミングが合っていないなというのは見えていますね。
蒼国来は立ち合い、左に動いてしまったわけですね。
左四つなので左に差したいので左から攻めていきたかったんじゃないですか。
逸ノ城は今場所、見ていても腰が高いですし自分の形になかなかなれませんね。
かつての勢いはどうしちゃったのかなという感じですね。
立ち合いに迷いとか内容に迷いがまだあるのかなという感じです。
ニュースをお伝えします。
急速に発達している低気圧の影響で、東日本や北日本を中心に雪が降り、東京の都心など、関東の平野部でも雪が積もっていて、交通への影響などに十分注意が必要です。
今夜以降は、北日本や日本海側を中心に、雪を伴って風が非常に強く吹く大荒れの天気となる見込みで、気象庁は、大雪や猛吹雪などに警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、低気圧が急速に発達しながら、本州付近を通過しているため、東日本や北日本を中心に雪が降っていて、関東の平野部でも雪が積もっています。
午後4時の積雪は、埼玉県秩父市と長野県松本市で30センチなどとなっています。
全国的に風も強まり、北海道のえりも岬では、午後3時過ぎに31.2メートルの最大瞬間風速を観測しました。
今夜以降は冬型の気圧配置が強まるため、北日本や北陸、それに西日本の日本海側などで、雪を伴って、非常に強い風が吹く大荒れの天気となる見込みです。
北日本や日本海側などでは、今夜以降、所によって、吹雪となるほか、北海道などでは、あすは見通しの利かない猛吹雪となるおそれがあります。
あすにかけての最大風速は、北日本から西日本の陸上で18メートルから23メートル、海上で20メートルから28メートルに達すると予想されています。
冬型の気圧配置が続くため、北日本から西日本の日本海側を中心に風が強い状態が続くほか、雪が降り続いて、大雪となるおそれがあります。
気象庁は、大雪や猛吹雪、高波や高潮に警戒するとともに、雪による交通への影響や路面の凍結、電線や樹木への着雪などに十分注意するよう呼びかけています。
大相撲放送、総合テレビでもまもなくお伝えすることになっています。
再び東京・両国の国技館です。
生字幕放送でお伝えしています初場所、全勝で白鵬と琴奨菊2人が並んで、きょうから後半戦に入ります。
両国にあります国技館、きょうも満員御礼です。
正面解説は元大関・栃東の玉ノ井親方⇒青色向正面は元関脇・舛田山の千賀ノ浦親方⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
きょうも幕内の後半は9番です。
総合テレビをご覧の方のために幕内最初の6番をご覧いただきます。
寄り切り、豊響の勝ち。
上手投げで北太樹の勝ち。
はたき込みで貴ノ岩の勝ち。
送り倒しで豪風の勝ち。
送り出し、正代の勝ち。
幕内前半戦10番組まれていますが、そのうちの初口から6番をご覧いただきました。
土俵上は幕内後半の最初の一番4勝4敗、宝富士右が玉鷲2勝6敗制限時間いっぱいです。
先ほどからタイミングが合いません。
この一番も庄太郎が合わせます。
手繰った宝富士。
送り出し。
宝富士の勝ち。
玉鷲はよく攻めましたが重たい腰の宝富士です。
きょうは攻めて攻めて攻め込まれましたけれども、このあたりは宝富士は地力をつけてきたなというのを感じさせますね。
玉ノ井⇒そうですね。
あたったあと玉鷲に攻められるんですが左に左にうまく回り込んでいますね。
本当は差したいんでしょうけども相手に突っ張らせたような形ですね。
何か余裕があるようにも見えました。
やはり相手の相撲が分かっていますから流れというのを本人もよく考えて相撲取っているじゃないですかね。
本当に地力をつけていきました。
去年の名古屋場所は新三役小結に昇進しました。
左が入るとしぶとく左四つの形になるまでじっと耐えますし。
課題だった右からの攻めにも変わりましたね。
今場所は東の2枚目去年の流れを場所以来の三役復帰をかける今場所です。
名古屋場所以来の三役復帰をかける今場所です。
それでは幕内前半残りの3番をご覧いただきます。
下手出し投げで豊ノ島の勝ち。
突き出しで千代大龍。
押し出しで千代鳳の勝ち。
きょうは十両の英乃海が幕内で相撲を取りました。
英乃海は7勝目を挙げています。
豪風の張り手がききました。
高安きょうの勝ち越しはなりません。
隠岐の海はきょうの勝ち越しなりません。
8戦全勝の琴奨菊はきょうは魁聖との対戦です。
きょうは栃煌山白鵬戦、先場所猫だましがあった一番です。
全勝の2人を追うのは日馬富士1人になりました。
安美錦も今場所はインフルエンザで1日休み、2日間休養しました。
2勝5敗に1日の休み。
旭秀鵬は3勝5敗です。
これで3番連続で立ち合いが合いません。
足を払ったすそ払い、お見事。
安美錦の勝ち。
このあたりがまさに土俵上のくせ者。
向正面は元関脇舛田山の千賀ノ浦親方です。
千賀ノ浦さん、いやあくせ者ですね。
そうですね。
待ったがあったときに何かやるんだろうと思っていましたが。
私は突っ込んでいって引くのかと思っていましたが立ち合いから来るとは思っていませんでした。
思い切って変化しましたね。
そうですね。
あとで足を蹴飛ばすところあれは余裕がなければできません。
すそ払いですね。
きのうあたりは土俵に復帰してきてまだ勘が戻ってないというふうに本人も話していましたが千賀ノ浦さん安美錦、まだまだここからおもしろいですね。
千賀ノ浦⇒インフルエンザがもったいなかったですね。
安美錦はいちばん状態が悪かったのは休場する前だったということでもう体調のほうがいいという話をしていました。
最年長37歳このあたりは千賀ノ浦さんが言うように余裕がありますし前半戦の豪風安美錦とともにいい味を出していますね。
玉ノ井⇒そうですね。
きのうは変化で負けたんですがきょうはあえて左を取りにいきましたね。
そのあと足を使ったすそ払い見事でした。
あの体勢からすそ払いにいきました。
まもなく出番の琴奨菊。
8戦全勝は白鵬と琴奨菊だけ。
1敗で追うのは日馬富士だけ。
きょうからの後半戦どうなるか。
琴奨菊はきょうは魁聖との対戦です。
石浦はきょうの相撲で右の太ももの裏を痛めまして、このあとちょっと心配です。
十両の優勝争い、2敗の大翔丸は千代翔馬との対戦です。
もう1人7勝2敗の英乃海はあすは里山との対戦です。
琴奨菊が入場してきました。
土俵上は勢と栃ノ心。
小結どうしの対戦を迎えています。
勢は左のすねを痛めています。
六日目の嘉風戦で熱戦の末、土俵下に転落したとき左すねを土俵の角に打ちつけまして六日目の国技館を出るときには足を引きずる状態だったんですが、きょうは状態はどうでしょうか。
きのうまでは痛み止めの薬を飲んでいました。
勢は平成26年九州場所以来の小結復帰です。
ここまで2勝6敗。
一方の栃ノ心のほうは3場所連続で小結を務めています。
こちらも2勝6敗。
小結どうしの対戦、制限時間いっぱいです。
下手投げ。
勢、まだ足が痛いか。
勢い得意の右からの投げ。
まだ少し足の太さが違うような気がします。
だいぶ腫れている足。
力士に聞きますと取り終わったとたんに痛みというのがくるそうですね。
そうですね。
取っているときには集中しているんで分からないんですが終わったときに重たくなったり痛みが出ますね。
この両者は右の相四つということで栃ノ心がまわしいいところを取りました。
そうですね。
いいところ取って攻めていったんですよね。
勢は右手でうまく下手を取りましたね。
最後よく残しました。
まず勝因はここでしたね。
そして痛い足でふんばりながらの投げ。
栃ノ心は左の上手で右の下手が取れなかったんですね。
しかし栃ノ心が左の上手を取っても負けたということですよね。
それだけ両者は懐が深いです。
右を差すのはやはり勢の形ですね。
このところ左からの攻めというのを口にしていました勢です。
なかなか右のすくい投げ、あるいはすくいに下手投げというのは見られなかったんですがここぞという場面で伝家の宝刀。
最初の白星を挙げた勢です。
きょう勝ち越しできなかった高安は貴ノ岩戦です。
隠岐の海はあすは嘉風戦です。
琴奨菊はあすはいよいよ横綱戦です。
あすは十日目、いよいよ中盤が終わる初場所です。
土俵下には琴奨菊、集中しています。
勢のリポート。
痛めている足はふんばったときも痛かったそうです。
勝ち負けよりも精いっぱいやることが大事ですからというふうに話していました。
にわかに館内が盛り上がってきました。
新関脇の嘉風登場です。
きょう中入りの時間で前半戦、注目の力士ということでご覧いただきました両親方に名前を挙げていただきましたが向正面の千賀ノ浦親方はこの新関脇嘉風の名前を挙げました。
そのときに千賀ノ浦さん余裕ということばを使いましたがそうですね。
何か余裕を感じるんですね。
相撲内容も変わってきましたね。
そうですね、自信を持って取っていますね。
それも余裕の1つかもしれません。
去年の後半からこの土俵の上を席巻しています。
対する松鳳山はこのところ幕内に復帰してまた暴れ始めました。
互いに突き押しがあり四つに組んでも相撲が取れる動きの速い激しい両者。
この一番も呼吸が合いませんでした。
互いにそれぞれ自分の呼吸で立ちたい。
呼吸を合わせるのが大相撲です。
攻めきりました、嘉風の勝ち。
拍手と歓声
きょうも全力を尽くしました。
持ち味をすべて出しました嘉風。
松鳳山をスピードで上回りました。
嘉風、勝って5勝目です。
拍手
決まり手は寄り倒し。
嘉風の勝ちです。
きょうも千賀ノ浦さん速かったですね、攻めが。
入らせてもらいましたね。
攻め勝っていますからね。
足も出ていますよね。
思わず引かせましたものね。
そうですね。
右から渡し込みにいこうという嘉風です。
あすは隠岐の海戦です。
嘉風へのさらなる期待をお願いします。
やはり立ち合い負けしないことでしょうね。
相手もあたりやすいですからね。
あしたの相手のことですね。
そうです。
思い切りあたれるんじゃないですか。
後半の土俵も白星を伸ばしていきそうな新関脇です。
大関の琴奨菊が登場です。
中日での勝ち越しを決めたきのうの相撲大関の稀勢の里を破りました。
琴奨菊が中日で勝ち越しというのは平成26年名古屋場所以来このときはカド番の場所でした。
中日で勝ち越し、そして千秋楽まで白鵬と優勝争いを演じていきました。
このときは残念ながら千秋楽琴奨菊は敗れて白鵬が勝って白鵬の30回目の優勝が決まりました。
しかし琴奨菊もこのときは12勝3敗という好成績でした。
きょうは大きな魁聖戦です。
拍手
ちょうど今から10年前の平成18年初場所。
きょう解説の大関栃東が優勝して以来丸10年、日本出身の力士の幕内最高優勝はありません。
白鵬とともに全勝の琴奨菊を中心に、その優勝の期待というのが膨らんできます。
中日を終えた大関琴奨菊にきょうは東のリポーターにお話を聞いてもらっています。
大関自身は、ここまでは満足しています。
自分を信じていくことができている、きのうもやるべきことをやったからこそ勝てた。
それが少しでも欠けたら違う結果になっていた。
ここまでは充実感がありますということを口にしました。
日本生まれの力士の優勝は10年遠ざかっていますがそれについては自分だけではなく勝っている人が言われることですからそういうことを考えてふわふわしないようにということです。
やるべきことをやっているからこそ勝つのであって、それは変わりませんと言っています。
今まで苦しんだ分、楽しみながら後半戦やりたいということです。
笑顔はありませんでしたがしっかりと話してくれました。
今まで苦しんだ分ということばの中に、さまざまなけがに苦しんできたこともあるしカド番に苦しみました。
ただ去年の夏あたりからまた新たなトレーニングを加えながら充実のときを迎えようとしている琴奨菊。
ちょうど今、白鵬が入場してきたところです。
向正面の千賀ノ浦さんやはり栃東以来の優勝という期待をわれわれはしてしまいます。
そうですね。
期待していますね。
今場所、大関いいですね。
それとやっぱり相撲が速いですからね。
横綱戦でも期待できますよね琴奨菊。
ここで制限時間いっぱいです。
土俵下では白鵬が見上げています。
白鵬よりも先に負けるわけにはいきません。
拍手と歓声
1敗力士も、もう平幕の2人がきょう敗れてしまいました。
横綱の日馬富士だけです。
白鵬が見上げる土俵時間いっぱいです。
一気に攻めきりました。
問題なし、9連勝自分のできることをやりきるまさに攻める相撲を取りきりました琴奨菊。
平成23年九州場所の新大関以来という初日からの9連勝です。
決まり手は寄り切りで琴奨菊の勝ちです。
10年前の優勝力士玉ノ井さんです。
きょうも非常に集中していたと思います。
そうですね。
左の上手でしたね。
相手は右四つです。
立てみつのところに手が掛かったんですがそのあとの攻めですよね。
その攻めが速いです。
左四つの琴奨菊、右四つの魁聖なのに、あえて右四つにいきましたこれはどうしてですか。
上がってきたときも右四つのときに相撲を取っていました。
がぶっていましたよね。
左の上手を取るともっといいかなという感じですが。
イメージ的にはあたって攻めるということを考えたんじゃないでしょうか。
それでまわしが取れたような感じだと思うんですが。
その辺りも冷静ですか。
そうですね、やるべきことをやったという感じだと思います。
まさにやるべきことをやったと。
そうですね。
玉ノ井さんは10年前に優勝したとき栃東以来、優勝力士が日本出身力士がいないというふうに言われるとは思わなかったでしょうからね。
まあ、そうですよね。
近づいた力士はいるんですけれどもね。
います、います。
最終的には経験が出てしまったというところがありますよね。
琴奨菊も優勝争いの経験はあります。
最後の最後までとにかく我慢して自分らしい相撲内容でいけばいい結果が出ると思いますよ。
とにかく白鵬という横綱は安定感は角界随一です。
その白鵬よりも先に負けてしまいますと苦しくなりますね。
横綱の場合は後半戦に少し何番か星を落とすということがここ何場所かあります。
最近ありますね。
そこがチャンスです。
でもやはり先にあたるかあとにあたるかでしょうね琴奨菊と。
琴奨菊の本音好成績を挙げればみんなから言われるのですというのは、まさにそのとおりです。
それはしょうがないです。
それだけ白鵬という大きな壁が今、大相撲界に立ちはだかっているわけです。
なかなかその牙城が崩せない。
土俵上の稀勢の里も千秋楽争ったことがありますね。
白鵬だけではなく鶴竜戦が、あす組まれました。
その牙城をどう崩すかですね。
その意味では稀勢の里も優勝争いを演じた経験がありますけれども取りこぼしがもったいないですね。
取りこぼしなんですけれども左からのうまい押っつけ気味に中に入っていくのはいいんですが右の使い方が少しうまく使えていないんです。
上手なんですけれどもどちらかというと左だけさして右を使っていないように見えます。
左からの押っつけは見事ですよね。
そこから押っつけながら差し手に踏み込んで左を差してそこまではいいんですね。
右が少し抱え込むような形上手に届かないとどうしても左手1本ですから攻め込まれることがあるんですよね。
きょうの碧山戦、過去はどどどっと出られます。
突き放されます。
そうすると自分の形になれませんきょうの一番も自分から攻め踏み込んでまわしを取るなりしないときょうも分からないですよ。
5勝3敗と優勝争いから後退してしまった稀勢の里。
まだ3横綱との対戦を残しています。
これです。
これが出るんです。
何もできずに土俵を割った稀勢の里敗れて5勝4敗となってしまいました。
碧山、殊勲の白星です。
初日から7連敗のあとは2連勝です。
館内がどよめいています。
押し出しで碧山の勝ち。
心配していたとおりになってしまいました。
負けるパターンというのはきょうのようなパターンなんですよね。
何もできずに下がってしまうような感じですよね。
VTRを見ながら何が悪いでしょうか。
あたったあとの突き放しが碧山は強いんです。
左をただ使っていないですねきょうは。
受け身になるような形が多いですね、碧山と対戦したときは。
全然攻めていませんしね。
もっと踏み込めばいいのにということですか。
相手を見ながら取っているような感じで、むしろ碧山のほうがどんどん前に出ていきますから自分の形になっていくんですね。
稀勢の里から見ると、どうして見てしまうんでしょうか。
やはり、それはやりづらさがあるんじゃないですか。
つまり悪い方向に循環していくということでしょうか。
この相手にはきょうのような形で負けているわけですからどうしても相撲を取る前から差しにいくんですけれども体が思うように動いていないんだと思いますね。
逆に何か碧山はもう自分の相撲を取りきるだけと。
それだけですよね。
拍手
ここで白鵬が土俵に登場です。
先ほど目の前で琴奨菊がきょうもいい相撲で攻めたてて攻め勝ちました。
それを見てから土俵に上がった白鵬です。
賜盃を抱くこと35回。
優勝回数で前人未到の独自の道を行きます白鵬です。
きょうは栃煌山戦を迎えました。
先ほど琴奨菊が勝って今度は白鵬というところです。
そして準備ができましたら先ほどの碧山の殊勲のインタビューをお伝えします。
大関稀勢の里関を破りました碧山関です。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
7連敗のあと2連勝大関を破りましたきょうの相撲、どうでしたか。
きょう、よかったです。
よくあたって前に出ることだけを考えていたので。
稀勢の里関には、このところ少し立ち合い止められていましたがきょうはどんなところを注意しましたか。
何も考えていません。
先場所も先々場所も同じことでがんがん前に出ることです。
前半は上位戦もあって7連敗でした。
あのときはどのようなことを考えていましたか。
ちょっと悔しいですね。
でもまだまだ、あしたがあるから1日集中していい相撲を取れるように頑張ります。
これで少し流れが変わってきましたよ。
変わってほしいですけどね。
おめでとうございました。
ありがとうございました。
あすは横綱戦です。
間違えました、すみませんおめでとうございました。
はい。
最後に、ええ?ということばと笑顔が出ました。
白鵬と栃煌山です。
優勝回数35回、そしてきのう中日で勝ち越しを決めました。
40回目の中日勝ち越しの白鵬です、横綱になってから38回目。
抜群の安定感で優勝回数を35回まで伸ばしてきている横綱です。
なかなかほかの力士が優勝できないという状況が続いているような状況ですからね。
まあ、そうですね。
2場所続けて優勝を逃したというのは平成24年の夏場所から名古屋場所秋場所と3場所優勝を逃しています。
それ以来です。
先場所、先々場所と賜盃を抱いていません。
この横綱には勝つためには先手で攻めてちょっと引かせるような内容の相撲を取らないとなかなか押し込んでもこの体の柔らかさとうまさがありますしね。
ましてや、とったりなどいろいろなことができます。
この一番は先場所、白鵬が猫だましにいって物議を醸しました。
白鵬としては、ちょっと栃煌山の鋭い立ち合いがやや懸念材料なのかもしれません。
慌てさせるか引かせることができるか栃煌山。
よもや今場所は猫だましはないと思います。
踏み込んでの左の前まわしがとても速い横綱です。
すでに琴奨菊が勝って9戦全勝です。
白鵬の勝ち。
きょうは右手を出して体をかわしました。
館内ではもう少し相撲が見たかったと言う、そうしたお客さんの不満の声が起きています。
熱戦にはなりません。
決まり手は上手出し投げです。
玉ノ井さん、栃煌山相手に先場所は猫だましでしたし、ちょっと栃煌山に白鵬かなり意識しているということでしょうか。
意識をしてるというかちょっと右手を出して横から攻めるような形なんですがちょっと栃煌山の足がついていけませんねとこれは相撲の1つの技でもありますね。
白鵬としてもこれでという気はなかったと思いますね。
栃煌山に対しては取りづらい力士の1人かもしれません、白鵬。
きょうのこの一番に対する白鵬の相撲に対して館内のファンからの厳しい声が上がっています。
今度は若武者琴勇輝が初めて横綱に挑戦します。
日馬富士も全勝の2人をただ1人1敗で追っています。
ここから2番は立行司の式守伊之助が合わせます。
37代の木村庄之助が去年、定年退職になりました。
夏場所からは木村庄之助が空位です。
結び前と結びの2番を式守伊之助が合わせています。
横綱初挑戦です、琴勇輝。
小さなころから相撲を見てきて横綱というのは本当に強い人だと思っていた。
その横綱に自分があたるということは何か不思議な感じですと言っています。
そして部屋の大関よりもあとに相撲を取るというのも不思議な感じだと言っています。
膝のけががあってもうだめかと思ったけれども周りの人たちがいろいろと励ましてくれて、その人たちのおかげでここまで相撲取れるようになった。
自分らしい元気いっぱいの相撲を見せたいと言っています。
秘策はありますかという質問にはそんなものは今ありませんと言っています。
いつもどおりの自分どおりの相撲が取れればいいですと言っています琴勇輝。
千賀ノ浦さん気持ちいいコメントですね。
実際そうではないでしょうか。
北の湖さんを思い出すんじゃないですか。
そうですね。
北の湖さんだなって記者さんにどうですかと言われていや何秒か土俵の上にいればいいんですよと答えたのを覚えています。
自分の世界を作っているところもありますね。
横綱戦の雰囲気に飲まれないような感じもしますね。
初顔はやりにくいということ思いますが玉ノ井⇒やりにくいですね。
特にきょうの相手は突き押しですからね琴勇輝は。
琴勇輝ここまで5勝3敗日馬富士は7勝1敗。
琴奨菊と白鵬が白星を伸ばしています。
合いません。
この待ったがどういう影響を与えるでしょうか。
横綱のスピード、横綱の技、しかし琴勇輝も善戦です。
新鋭の挑戦を退けた横綱日馬富士8勝1敗と勝ち越しました。
決まり手は上手投げ。
琴勇輝ものおじせずに突っ張りましたね。
今の若い力士こうなんですかね。
われわれの若いころは横綱より遅れないように合わさなければいけないっていうことばっかり頭にありました。
一方の日馬富士から見て玉ノ井さんどうでしたか。
突っ張ってくるのは分かっていますから下からいって張り手が効いたんでしょうね。
日馬富士の左からの張り手。
そのあとは速かったですね、横綱。
立ち合い日馬富士は張って出ましたが琴勇輝はかまわずにいい押しを見せました。
善戦していましたね。
一方の日馬富士こうなるとあの1敗がもったいないなというまあこう言うと勝った松鳳山には失礼ですが二日目に松鳳山のすくい投げに敗れています。
日馬富士先場所よりも状態はいいと日馬富士は話しています。
まさにそんな感じですかね。
そうですね。
きょうも落ち着いて取っている感じでした。
全勝が白鵬と琴奨菊1敗が日馬富士という展開です。
琴勇輝のリポートです。
序盤は自分の思ったような相撲が取れました。
やはり左からの張り手が相当効きましたと話しています。
それでも雰囲気は味わいましたし自分がやるべきことはやりました。
上出来ですと話しています。
少し興奮気味でしたが、しっかりとした口調で答えてくれました。
これまでの白鵬の優勝パターンというのは白鵬が自分の相撲を取り続けている間に周りが脱落していくという形です。
やはり琴奨菊、日馬富士、白鵬についていってくれなければなりません。
白鵬はこのところ終盤戦負ける傾向にある先場所も3連敗しました。
玉ノ井⇒十日目以降の取組の感じになってくると思います。
大関もいます。
最後は横綱どうしの対戦になります。
まだまだ分からないと思います。
きょうの相撲を見ても余裕はありますね。
白鵬、琴奨菊の全勝を1つ差で追う日馬富士。
この3人にさらに割って入っていくのか鶴竜、ここまで2敗です。
優勝ラインが白鵬が終盤負けるこの何場所かを見ると優勝ラインがちょっと下がっていますよね。
2敗あるいは3敗での優勝ということもあります。
ひところは白鵬が全勝、1敗という時期がありました。
その分鶴竜にもチャンスがあると思います。
豪栄道はここまで4勝4敗です。
けがなどの影響、今場所も苦しい土俵が続いています。
きょうで幕内の出場回数が700回の区切りを迎えています。
4勝4敗であと3横綱2大関を残していますがそのうちの1人、鶴竜との対戦です。
過去の対戦成績は鶴竜の22勝豪栄道の10勝です。
きょうはちょっと幕内の前半戦から呼吸が合っていません熱戦が多い分、立ち合いの呼吸も少しは合いません。
結びの一番。
軍配は豪栄道。
しかしすぐに物言い。
今場所みずから封印していた引きが出てしまった鶴竜。
鼻を押さえています。
その引きに乗じて出ていった豪栄道。
鶴竜の足が残っていたかどうか。
残っていますかね。
行司軍配は豪栄道に上げましたが豪栄道が先に落ちているのではないかと物言いがつき協議の結果、豪栄道が先に落ちていました。
行司差し違いで鶴竜の勝ちです。
鶴竜勝って6勝3敗。
豪栄道は4勝5敗とし黒星が先行しました。
決まり手ははたき込みです。
初場所九日目終わって白鵬と琴奨菊が白星を1つ伸ばして9戦全勝。
星1つの差で横綱日馬富士が追うという展開になっています。
「大相撲初場所九日目」をお伝えしました2016/01/18(月) 16:57〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲初場所 九日目[二][字]
【解説】正面(幕内)玉ノ井(元栃東),向正面(幕内)千賀ノ浦(元舛田山),【アナウンサー】正面(幕内)吉田賢,<副音声>【実況】ラジャ・プラダン
詳細情報
番組内容
【解説】正面(幕内)玉ノ井(元栃東),向正面(幕内)千賀ノ浦(元舛田山),【アナウンサー】正面(幕内)吉田賢,<副音声>【実況】ラジャ・プラダン 〜国技館から中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)玉ノ井(元栃東),向正面(幕内)千賀ノ浦(元舛田山),【アナウンサー】正面(幕内)吉田賢,<副音声>【実況】ラジャ・プラダン
ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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