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トップ > シゴタノ! > 同じ一日からより多くの“収穫”を得るための考え方





大橋悦夫時間は数値で表わすことができますが、この事実が、人に時間に関する判断ミスを引き起こさせているのではないか。

そんな風に、僕は考えています。

例えば、朝5時に起きて夜11時に寝る場合、起きて活動できる時間は18時間あります。

時計の短い針が18回まわると18時間です。

でも、時間帯によってこの短い針のまわるスピードは変化しているのです。

もちろん、現実には変化はしていません。

ただ、それを知覚する我々には異なって感じられるのです。

朝の1時間は夜の3時間に値する、などと言われることがあります。2時間という人もいれば、4時間という人もいるかもしれません。

いずれにしても、朝の時間の“濃さ”を主張する人は少なくありません。

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時間を「畑」に見立てると

僕自身は1日を次の4つの時間帯に分けて考えています。

  • 1.朝起きてから朝食前まで
  • 2.朝食後から昼食前まで
  • 3.昼食後から夕食前まで
  • 4.夕食後から就寝前まで

つまり、1日3食ある食事という境界線で1日を4つに分けているわけです。

この4つの時間帯は、「畑」にたとえるなら、

  • 1.最も肥沃で良く耕されている
  • 2.次に肥沃でまあまあ耕されている
  • 3.少し荒れていてところどころに雑草が生えている
  • 4.かなり荒れていて収穫はあまり期待できない

どんな土壌でもよく育つ図太い作物もあれば、適切な土壌でなければ死んでしまうデリケートな作物もあるでしょう。

タスクも同じです。

いつでもできる、疲れていてもできるようなタスクを“肥沃な時間帯”に実行していないでしょうか。

逆に、精神力を使う緻密なタスクを“荒んだ時間帯”でこなそうとしていないでしょうか。

「今日は時間がある」と思っていても、それは、どの時間帯に「ある」のかによって、得られる収穫は大きく変わってきます。

これら4つの“時間帯畑”をいまいちど確認してみてください。

適切な“タスク”が割り当てられていますか?

畑はこれ以上広げられませんが、適切な組み替えを行なうことで、今以上の収穫増が期待できるかもしれません。


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