今夜は悪質客引きグループの1人に取材成功。
闇の組織の実態に迫る。
1月新年会など多くの人がお酒を楽しむ時期。
しかし今増えているのが言葉巧みに誘ってくる客引き。
引っかかってしまうと会計時にいつもより多めに支払うプチぼったくりなどの被害に。
そして良心的な店は客を取られて経営が立ち行かなくなる事も。
前回パーマ大佐はそんな悪質な客引きが横行する組織化された客引きグループの実態をつかんだ。
そして今回取材をしたのは大宮では突如この防犯カメラに映っている客引きを数えると…。
わずか20メートルほどの通りにさながら客引き天国。
一体なぜなのか?すごいですね。
大宮。
今回は大宮…。
フィンガー5の歌みたいですね。
(一同笑い)「客引きだ」「大宮」「学園」です「学園」。
よく知らないんだよ歌は…。
今回スタジオにも元神奈川県警刑事でいらっしゃる小川さんにおいでいただいております。
大宮…なんなんですか?最近?はいそうですね。
2014年まではそうではなかったんですが2015年ぐらいから増えてきた…。
何が違うんですか…?というのはですね都内新宿の歌舞伎町豊島区の池袋等でですね規制が厳しくなってきました。
そういった事で都内から流れていってる。
客引きがですね。
客引きさんが…民族大移動?
(小川さん)大移動とまでいきませんけどももうじゃあちょっと変わろう…場所変わろうかなって。
でも大宮は移動する場所として何がいいんですか?客引きをですね直接取り締まる法律が今のところ条例がないんですね。
というのはこれまで必要なかったんですね。
それほど…客引きがいませんでしたから。
じゃあ都内が条例で厳しいから都内じゃないところにこう逃げてったって事になるの?1日60万人以上が利用する埼玉最大のターミナル駅大宮。
大小多くの店が軒を連ね埼玉一のにぎわいを見せている。
だが夜になると…。
横行するのが条例で認められている店の敷地内での客引きと違い路上で執拗につきまとう悪質なものだ。
うっかり付いていくと店で会計が1人当たり数千円高いプチぼったくりなどの被害に遭ってしまう事がある。
中でもここ半年ほどで大問題となっているのが東口にある大宮南銀座通称ナンギンと呼ばれる商店街だ。
今こちらは商店街の入り口なんですけれどもご覧ください。
商店街の入り口には「ダメ!!客引き行為」と書いてある横断幕が張られています。
客引きはダメと書かれているが通りは客引きであふれ返っている。
なぜここまで客引きが増えてしまったのか?客引きの撲滅を訴える大宮南銀座親正会の山副会長によると…。
東京や大阪では客引き行為そのものを禁止する自治体もあるが大宮には客引きそのものを取り締まる条例がない。
道路を塞ぐメニューを見せてしつこく話しかけるなど執拗な客引きのみ迷惑防止条例で禁止されているのだ。
つまり東京での違法行為も大宮では半ば合法。
実際に大宮ではどんな被害があるのか?パーマ大佐もナンギンを歩いてみた。
するとすぐに…。
客引きは複数の大手チェーン店のロゴが入った案内板を見せてそのどの店に入っても飲み放題1500円だと説明する。
しかし…。
(パーマ大佐)そうですね…。
客引きは言葉巧みに大手チェーン店ではない店舗を執拗に勧めてくる。
実はこれが客引きの常套手段の1つ。
山副会長によると…。
もちろんチェーン店の関係者というのはウソ。
実際に客引きが持っていた案内板に書かれた大手チェーン店に確認すると客引き行為も1500円の飲み放題もしていないという。
こういった客引きを信用すると客引きを振り切り先へ進む。
するとこれも断ると…。
次から次へと客引きに足止めされてもはや進む事すら出来ない。
今ナンギンでは50人以上の客引きが毎夜声をかけているのだ。
更に客引きによる大きな問題が発生している。
こちらの
(パーマ大佐)「系列店は3店舗のみです!」と書かれております。
わざわざ系列店の数を示す張り紙。
これは一体どういう事なのか?これが今ナンギンで大問題となっている予約客の横取り。
客引きは予約している店に行こうとしている団体客を店先でつかまえると…。
もちろんこれは真っ赤なウソ。
店の関係者を装い別の店へと誘導しているのだ。
良心的な店は悪質な客引きによって予約客が来店せず売り上げが激減。
更に客引きのウソのせいで評判も落とされて閉店を検討している店まであるという。
商店街はこの事態を打開しようと警察と共同でパトロールを実施。
そのパトロールに同行させてもらった。
時刻は午後8時5分なんですけれども間もなく南銀座通りのパトロールが開始される模様です。
にぎわう街にはすでに多くの客引きらしき者の姿があった。
だがパトロール隊はその姿を見ても声をかける事すらしない。
大宮ではたとえ客引きがいても執拗な客引きをしていないと注意する事すら出来ない。
以前取材した池袋の場合だと…。
客引きを発見するとすぐに声をかけ追い払っていた。
そして東京秋葉原でも今年から街の至るところに指導員を配置し路上での客引きを禁止している。
区に依頼された指導員がすぐに声をかけていた。
そこまで強く指導出来る理由はやはり条例。
秋葉原の場合はこの条例と指導員らの努力で客引きはその姿を消しつつある。
しかし特別な条例がない大宮の場合パトロールをしても強く指導出来ずただ見回る事しか出来ないのだ。
パトロール前パーマ大佐に客引きしてきた男性に声をかけても…。
(パーマ大佐)お兄さん…。
(パーマ大佐)お兄さん…。
逃げられちゃいましたね。
(パーマ大佐)お兄さん…。
(犬山)「みんな店の中入りますねやっぱ」すぐに逃げて話にならない。
客引きたちはパトロールが終わったのを確認するとまた客引きを始める。
このイタチごっこのような光景がここ半年ほど続いているのだ。
絶対に顔を出さないという条件で1人の客引きに話を聞く事が出来た。
(パーマ大佐)客引きがこうやって禁止されてるのになんで客引きをお兄さんたちはやってるんですか?
(パーマ大佐)100万ちょい?
(パーマ大佐)20から35!?
(男性)そうですね僕の場合は。
そして客引きが大宮に集まる訳については…。
取り締まりが厳しくなった東京から大宮へ客引きが流れてきているのだという。
客引きを取り締まる拡大する客引きの被害。
だって100万っつったってこれ25日働いた事を考えりゃ4万だよね?可能だよね?ぼったくり屋にとっては客引きに4万円ぐらいだったら。
もっとぼったくってるわけだから。
でもあれはやられるね。
予約した店にみんなで行こうとして…。
あれひでえな!あれ聞いて行こうと…。
入ろうとしたらちょっと手違いでいっぱいでこっちの方にあるって…。
あれは行っちゃうんじゃないの?
(小川さん)今一番多い手口ですね。
最近はインターネット等で予約する方がいるんです。
ですから場所も実際行った事のない場所…。
でそこで行くと客引きがいっぱい来るもんですから「いや予約してるんです」と言うとですね「どちらのお店ですか?」と。
「いや○○のお店です」。
「店長お客さんだよ」ってこう店長…。
まあ同じ客引き仲間を呼ぶんですね。
店長じゃないんだ?
(犬山)仲間同士!?で来て「どなた様ですか?」。
「いや名前小川ですけども」「申し訳ありません」。
「今ちょっと前のお客さんがこうで…」とかですね「今ブッキングしちゃって」とか。
それで系列店に「同じ料金でいいですから」って連れていっちゃう。
(犬山)絶対だまされますよ。
10人ぐらい一本釣りじゃないか。
ガーンガーンって持ってっちゃうわけでしょ。
店も迷惑ですよねだって。
だから店の方もちゃんとよくこういう詐欺あるから絶対に店の前で「店が替わったなんてありませんから」って言わなきゃしょうがないね。
そうですよね…。
予約取る時に「こういう詐欺あります」。
「気を付けてください」。
店の前でチェックしとくとかね。
都内で客引きと組んでる店ありますよね。
(小川さん)ありますね。
その店も移動しちゃうんですか?そんな事ない?店は移動しません。
でも客引きさんの立場になると新たに営業開発をしなきゃいけないっていう。
(小川さん)そうですね。
営業開発するんですけども実際にグループで入るわけですね。
ですから店も売り上げが上がる事は事実なんです。
(阿川・ジュニア)はあ!
(小川さん)ただ上がるんですけども前回も話しましたけども当然その客引きにお金がバックされるわけですから本来もっと安く飲める…我々は飲めるはずなのに…。
(小川さん)実際はですね。
やっぱり池袋と大宮だと声かける事の出来る段階が違う?
(小川さん)そうですね。
池袋の時はですねただ客引きの者がいるだけで言えるんですけども。
ちょっと声かけている様子を見付けただけで。
ただ今の大宮の場合はまだ条例がないものですから。
客引き条例がですね。
まあ迷惑防止条例っていうのはあるんですけどもそれでやるしかないんですね。
ですから警察官が一緒に付いていってもまあ残念ながら警察官がいるにもかかわらず注意だけしか出来ない。
どこの段階で注意とか言えるんですか?
(小川さん)お客さんにつきまとう道を塞ぐそういった行為をすると迷惑防止条例に該当するという。
(パーマ大佐)あと先ほどパトロールが通った時に声をかけられないって言ったじゃないですか。
その大きな理由がもう1つあるのがビラ配りは大宮オーケーなんですよ。
なので警察来たと思ったらこのビラを渡すっていう。
それでよければ来てくださいっていう言い方にするとそれだけを警察が聞いたのでは声をかけられないっていう。
(江口)ちなみに豊島区が全国に先駆けて3年前に客引きを規制する条例を施行して以来全国の地方自治体でも相次いで条例を施行して客引き対策に一定の効果を上げているそうです。
(小川さん)これで警察が結構厳しくやってですね店の名前を公表するとかあと新宿にあってはこの営業の取り消し風俗営業法の取り消し次に許可出さないぞと結構強い姿勢で今臨んでいます。
そういったところで店の方からもううちは客引き使わないからって言ってる店も結構出てきたんですね。
そうですね。
まああれだけ客引き多いですからやはり出来ると思います。
まあ必要ですね。
厳しくなっているところがある一方でやっぱり条例が全然ないっていうのどれぐらいのパーセンテージで…?まだまだほんの一部分だけですね。
やっぱり東京からちょっとあぶれてきた人たちがドーナツ化して地方にもどんどん…。
これからはそうなっていっちゃうんですかね?増えていく可能性はあると思いますね。
(犬山)でももしぼったくられたと思ったらどうしたらいいんですか?ただぼったくりの店もですね今はちゃんとメニューに料金書いてあるんです。
(犬山)書いてる?はい。
チャージという最初いったお通しの金額。
それもちっちゃく書いて…。
ちっちゃく書いてあるんですね。
(小川さん)書いてあったりする…。
ただ中に…歌舞伎町等であった例だとメニューが2種類あったりする。
(ジュニア)へえ!
(小川さん)実際見たメニューと…「いやこれ見せました」。
「いやそれじゃない」「いいやこれですよ」。
「ちょっと酔っ払ってるんじゃないですか」とか。
警察呼んでもですね…。
このもう1つのメニューで出されるのでっていうのが実際にあったりもしました。
いきなり写真撮るわけにいかないしなこうやって。
千原さんはどこかで客引きに遭ったり…。
僕は…。
客引きやったり?なんで俺客引きやるんですか?「劇場入ってください」はありますけど。
でもそれもね「笑えますから」言うて
(ジュニア)ある種ぼったくりっちゃぼったくり…。
会って…被害に遭った事は?
(ジュニア)大阪で僕ら劇場が道頓堀にあったんで若い頃に。
ほんなら道頓堀もいろんな飲食店があってずっと立ってる…客引きの僕らおばちゃんでしたけどもおばちゃんとはもう顔見知りなんですよ。
ほんで「あんた今日えらい遅いな」とか。
女の子なんかと歩いてると冗談で「また違う女連れて」とか言いよるの。
「何言うてんねん」みたいな事があって。
ついこの間ホンマ去年ぐらいに20年ぶりぐらいにそのおばちゃん…。
「あんた久しぶりやない!」って会うたんですよ。
もう歯なかったんですけど。
「あんた久しぶりやな!」言うて。
「うち店やってるから来て!」言うて「私大阪のオカンみたいに思てんねん」。
「あんたも東京行っていろいろテレビ出てホンマよかったな」言うてビール1杯「乾杯」言うてほんで「俺もう用事あるし帰るわ」っつったら8万円。
(犬山)高い!ホンマにぼったくり。
大阪のオカンに俺ぼられたんですよ。
若い時に私が面倒見たじゃんみたいな感覚なんだろうな。
祝儀ぐらい置いてけ…。
多分次会うたら歯入ってると思いますよ。
(一同笑い)続いて…。
今回私が調査したのはこちらでございます!まあさまざまなブームを幾度となく起こしてきたという伝説の仕かけ人といわれる方がいらっしゃるんですよね。
こんな方々に今回密着しまして今年どのようなものを仕かけているのかそのブームの火種に迫ってまいりました。
ご覧ください。
お笑い芸人又吉の『火花』にファッションではガウチョパンツ。
更に北陸新幹線の旅が大流行した去年。
そんな流行の裏には必ずヒットを請け負う流行の仕かけ人が存在するという。
そこであの一大ブームを生み出した仕かけ人が今何を仕かけているのか徹底調査。
1993年あの佐世保バーガーのブームに火をつけたのが…。
大手広告代理店を結婚退社し…。
主に地方自治体からの依頼で町おこしをプロデュースしているという。
佐世保バーガーも殿村さんが仕かけたそんな町おこしの1つ。
以後全国のご当地バーガーブームに火がついた。
2007年にはゆるキャラひこにゃんをプロデュース。
国宝彦根城の築城400年を記念するイベントのマスコットキャラクターとしてデビューしたひこにゃん。
ひこにゃんブームは全国にゆるキャラブームを巻き起こした。
連絡すると静岡市の由比漁港で会えるという。
(タツオ)お話し中すみません。
失礼いたします。
殿村さんよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
どうも。
サンキュータツオと申します。
今回殿村さんは静岡市からある依頼を受けているのだという。
(タツオ)こちらの皆様はどんな方…?
(殿村さん)こちら静岡市のシティプロモーション課の方で。
過去数々の実績を挙げてきた殿村さんに依頼が回ってきたのだ。
(タツオ)今日はこちらに桜えびがとれるんですよ。
(タツオ)へえ!桜えびが。
(殿村さん)ええ。
日本で唯一桜えび漁を行っているのが静岡市。
他県と競合せずブランド効果が強いと考えたという。
更に市場に出回る桜えびは乾燥物や冷凍品が多い事に目を付け地元ならではの力を生かした新鮮な桜えびで勝負するという。
そこで生の桜えびが食べられる可能性がある場所を視察。
(殿村さん)こんにちは。
こんにちは。
突然すみません。
あーお世話になります。
どうも。
(殿村さん)ええ。
桜えびをねちょっと…。
(殿村さん)漁師の方が普通に食べるような感じってありません?今ね…。
割合有名らしいよ。
(殿村さん)ああ…沖漬け。
桜えびの沖漬け。
(萩原さん)多分ここだけ…。
生の桜えびを出す店があるという事で早速行ってみる。
(男性)おはよう。
(殿村さん)沖漬け…。
(男性)沖漬けってどこ?
(店員)こちらに…。
(殿村さん)ああ…。
ソウルフードっていうキーワードとそれから色。
それからここだけしかないオンリーワン。
そこにあるものを思いっきり掘り出して輝かせる事こそ地方活性化の極意だと思うんですよ。
なるほどね。
(タツオ)そうですか。
昔からあるものだから。
そうそうそう。
そして私は離れてもずっと…。
そういうのってなんか出来たらいいなと思って。
すみません。
(タツオ)うわ!うわうわうわ!ちょっと今特別だったんですけど。
普段は出してないもので。
ちょっと今たまたまあった…。
(タツオ)そうですよね。
ここ食堂じゃないですもんね。
(殿村さん)ありがとうございます。
めちゃくちゃうまい。
更に
(犬山)「お酒といいですよね。
ああ…」
(タツオ)どうです?すごく…うまみが出てます。
むちゃくちゃうまみ出てます。
カロリーそんなにない…?そうですよね。
なんでもこの…。
女性って必ず誰かを巻き込んでいくんですね。
1人で全部楽しんでやめるんじゃなくて…。
そしてまたお土産に買って持って帰ったりとかして。
プレゼントとかしますよね。
(タツオ)なるほど。
流行を仕かけるには女性を取り込む必要があるという殿村さん。
ちなみに殿村さんの会社がクライアントから受け取るPRの基本料金は主に10万円30万円50万円のプランがあり契約期間中はひと月ごとに入る仕組み。
その多くは30万円の契約だという。
社員がそれぞれ担当しているわけなんですけども。
今回プランは秘密との事だが契約期間中は何度でも現場を訪れるという。
次に向かったのは地元のお寿司屋さん。
沖漬けの他生の桜えびを使った料理を調べる。
(殿村さん)どうもこんにちは。
はじめまして。
こちらで…。
(殿村さん)ぜひちょっと食べたいと思いまして。
お寿司屋さんだと思うんですけど桜えびのお寿司とかもあるんですか?あります。
一番すごいのは宝石丼というのは…。
ここにありますけれども透き通って本当に宝石のようなのでちょっと今もう漁期終わってしまったので踊り食いで少しお召し上がりいただける分くらい…。
(殿村さん)踊り食い?台湾では生で食べる事はない?
(藤澤さん)ないと思います。
(殿村さん)そうなんですか。
基本的に干してるか…。
そうか暑いしすぐ腐るかもしれないからって概念。
という事は生の桜えびを食べられるのここだけ?すごいじゃないですか!それ。
干しちゃってるじゃないですか。
まさにお宝。
へえこれが踊り食いですか?すごいわ。
足動かしてますね。
いただきます。
とろけるみたいですね。
(殿村さん)なんかえびだから殻があるはずなのに感じられない。
(タツオ)なかった?もうずっと静岡にいてもなかなかなかったという。
(藤澤さん)やっぱり…。
あの漁も…漁期がある時だけですし。
それをやっぱりうまく…そのタイミングを逃しちゃうと食べれなくなるものですから。
確かに。
限定そしてキャッチコピーはPRの大きな武器となる。
そしてこの現場で見た情報をどう広めるのか?彼女には更なる武器が。
それは人気ブロガーに企画内容の紹介を送り付け興味を持ってもらえればこっちのもの。
あとは情報の更新さえ行えばそのブログを訪れるネットユーザーの目に触れ自然に広がっていくというわけ。
殿村さんはそんな人気ブロガーをおよそ1万人も押さえているのだ。
私たちずっとブログとかずっと見てこの方はこういう傾向で書かれてるんだこの方はこういうのが好きなんだってみんな分析してますので。
これはこのブロガーさんだったら気に入ってもらえるんじゃないかなと。
このブログに合うと思って書いてくださるんじゃないかなと思ってこういうのありますってメールするんですよ一つ一つ。
今回の視察で桜えびに手応えを感じたという殿村さん。
今後世界を視野に入れた桜えびのブランド展開を考えているという。
2008年あの一大朝食ブームを手がけたのが…。
世界一の朝食と称されているbillsを大手PR会社と組んで初めて日本で展開させ神奈川県七里ヶ浜にオープン。
「海外セレブが愛する世界一の朝食」のうたい文句でたちまち話題となり2012年には表参道に出店。
店は大流行した。
訪ねてみると驚きの事実が。
(タツオ)すごいオシャレな感じですね。
あの一大パンケーキブームを巻き起こしたbillsのリコッタパンケーキ。
そのbillsを日本で初めて展開させたのが…。
あれから4年。
中村さんは何をしているのか会社を訪ねてみると…。
表参道近くの一等地に構えられたオフィス。
アメリカの新聞社をイメージしたデザインで統一している。
(タツオ)すみません。
お仕事中すみません。
中村社長どちらにいらっしゃいますかね?あちらになります。
(タツオ)今あちらで立ってしゃべってる方?じゃあちょっと…。
トランジットジェネラルオフィス代表中村貞裕さん45歳。
慶応大学卒業後百貨店の伊勢丹に就職。
そこで販売から買い付けを学び売れる商品を見抜く力を養ったという。
その目利き力を武器に新たに立ち上げた会社が空間創造総合企業。
一体何をする会社なのか?基本的に今まあオリジナルでブランドを作る事もありますし…。
ベンツだったりそういう…。
で最近が…。
…を主にやってます。
(タツオ)へえ。
飲食を中心に企画運営。
新しいもの好きの日本人が好みそうな海外店をその目利き力で発掘しとにかく日本に初出店させる事を狙っているのだという。
でその初上陸の先っていうのが日本人になじみがある国や街。
例えばニューヨークハワイ。
日本人が好む店を探すその一番のポイントが…。
いわゆる…みたいな方がまあいいんじゃないかな。
(タツオ)引き付けられるコピーが成り立つようなそういう飲食店という事なんですね。
そんな中村さんが次に仕かけようとしているのは…。
(タツオ)それはもちろん初上陸?そうですはい。
それで日本に格好いいスタイリッシュなギリシャ料理がないなと思ったので…。
もしアポロが…。
オーストラリアの2011年にシドニーにオープンして以来ハリウッドスターやモデルたちからも支持される人気店として知られピザボックスに入ったピタパンにギリシャ風ディップを付けて食べるタラマサラータをはじめギリシャ料理をモダンテイストに仕上げたメニューが特徴だという。
その狙いは?これからオリンピックでいろんなインバウンドの人も増えて…。
更にその他にも…。
新幹線?はい。
世界最速の…。
(タツオ)現代美術の現美の新幹線?
(中村さん)はい。
その新幹線がこちら。
今春から上越新幹線越後湯沢から新潟間で運行する新車両は外装を写真家で映画監督の蜷川実花さんが担当。
(タツオ)まずわくわくして楽しめるものなんじゃないかなって結論だったんですけど。
今後は飲食の世界だけにとどまらず新たなジャンルにも着手していくという。
ふーん…。
いろいろ考えちゃうんだ。
弱いっていうのがあって。
こういう裏に仕かけ人がいるっていうのを見るとさなんかのせられた…。
のせられた感ありますよね。
ですよね。
浅草のロック座だって…。
関西と東京は陸続きだろバカ野郎って。
スタジオにはブームに詳しいマーケティング評論家の牛窪恵さんにおいでいただいております。
よろしくお願いします。
はい。
この桜えびはどうですかね?はやりそうですか?やっぱりSNSで今いかに話題に出来るかっていう事がポイントなので。
例えばその溶けるえびとかあと宝石丼なんていう言葉で出してらっしゃいましたけども何それ!っていう基本的に正統派のグルメっていうのがもうはやらないんですね。
なんじゃそりゃ!っていうところがないとダメなんですよね。
「なんじゃそりゃ!」。
(牛窪さん)はい。
なんじゃそれ?どんな味なの?っていう事で話題になるんじゃないかなと。
(江口)さあここでVTRに登場した他にもまだまだいるブームの仕かけ人が今何を仕かけているのかをご紹介しましょう。
こちら。
まずはこの方。
ピース又吉さんを発掘し芥川賞までとらせた敏腕編集者の浅井茉莉子さん。
又吉さんに目を付けていたのは2011年頃で読書家の又吉さんのエッセーを読んでこの方は面白いなと思ったところで文学フリマというイベントで出会いまして「どうにか小説を書いてもらえませんか?」と交渉したそうです。
そんな浅井さんが次に目を付けているのがこちら。
なんとたけし軍団のマキタスポーツです。
すでに文芸雑誌『文學界』では槙田雄司という名義で小説の連載を始めているそうなんです。
うまいんですか?文章。
結構器用だよね。
(江口)こうした作家以外の方に小説を書いていただくのは今までなかなか小説に手が伸びなかった方々にどうにか小説を手に取ってほしいという事で声をかけてらっしゃるそうです。
だって前代未聞ですからね。
『文學界』っていうほとんどもう雑誌を読まなくなっていった人たちなのにあの『文學界』が増刷になったっていう。
ねえ。
僕最初帯僕書いたんですよ又吉の。
(一同笑い)取られちゃった?違う帯になっちゃったの?さあ続いての仕かけ人はこちらの方。
GUのガウチョパンツの大ヒットを仕かけたプロジェクトリーダーの中川貴博さん。
昨年のレディース市場で250万枚を販売しGU史上最大のヒット商品だというガウチョパンツですがそのヒットの裏側はその前の年の2014年はスカートが全盛だったそうなんです。
しかしトレンドからの脱却を目指しスカートに見えるシルエットのパンツを仕かけてみたらどうかと…。
えっそんなの昔からあるじゃないですか。
あったんですよね。
(江口)時代はこう戻ってきているなっていう感覚はあるんですけれども。
キュロットパンツって言ってましたよね。
そんな中川さんが今度仕かけているのがこちら。
その名もハイウエストパンツ。
(犬山)はいてます。
(江口)今はいて…?今っていうか普段めっちゃはいてますね。
(江口)数年前にハイウエストパンツっていうのが1回はやったんですけどそれはとてもスキニータイプだったので体形が細い方しかはけなかったんですけど。
今回は素材ですとかシルエットにも幅を持たせてそれまでちょっと着られなかった体形の方や年齢層も幅広く受け入れていただこうという事で仕かけているそうです。
最近のファッションっていうのは全部楽なものがはやるんですね女性に。
バブルの時なんていうのは本当にワンレンボディコンなんてピタッとしたものすごく歩きにくいんですけどでもなんでそれを女性がやったかっていうと結局そういう格好をしてると男性たちが寄ってきてまあお金を出してくれたりおいしいところに連れていってくれたりっていうのがあったんですけど。
もう今の若い子たちからするとそんな格好したって男の子はなんにもしてくれないんですね。
もう楽な方がいいんですよ。
(ジュニア)なるほど。
そういう事なんですか。
恋人が7割いないんですね20代の男女。
そもそもカップル消費っていうのは全くダメで。
もう面倒くさくなっちゃったのかね?ここで更に2016年にブームになりそうなものを牛窪さんに専門家目線で選んでいただきました。
それがこちらです。
遊ぶぞ。
はいわかりました。
(江口)はいそれがこちらです。
(江口)これ1つずつご説明をお願いいたします。
えっとまず働き女子っていうのが去年女性活躍推進法っていうのが成立しまして。
まあ女性にもっともっと働いてもらおうよって事ですね。
で今年4月からそれが施行されて。
働く女性が増えれば当然行き来の間に消費をしたりとかあと保育園がやっぱり足りないとかっていうのがあるので。
いろんな施設とかサービスっていうのがまた今年ブームになるだろうと。
それからネオシニアはですね今年65歳から74歳の人口がピークになる年なんですね。
その中でもネオっていわれてるのは特に団塊世代。
まあ戦後生まれが団塊世代…。
我々だ。
チャンス!
(犬山)この人ですよ…!遊ぶぞ。
「チャンス」ってえっ…?チャンスの意味が違うんじゃないの?俺たち狙いって事でしょ?
(牛窪さん)そうですそうです。
逆に狙われる方ですから。
じゃあジジイグッズか。
(大竹)これ牛窪さんどういう事なの?どういう…。
俺たちどんな風に狙われるの?
(牛窪さん)やっぱり消費するっていうのも今シニア消費の割合が日本全国の全体の48パーセント占めてますから。
もうだから若い子よりもやっぱり上の世代。
特に団塊世代今半分ぐらいが定年にもうなってらっしゃるのでリタイアして時間もありますから。
具体的にはどういうものですか?
(牛窪さん)今年一番多分注目されるのは北海道新幹線ですね。
そういう事…。
(牛窪さん)旅でこれもやっぱりJR九州さんのななつ星って一昨年はやったクルーズトレインなんかも申込者の半数は60代70代なんですね。
それはそうですよね。
(牛窪さん)そうなんですよ。
それ誰連れていくの?そんなの。
男性は大体奥様と行きたいって言うんですけれども奥様たちはもう…。
(牛窪さん)…っていうパターンが今一番多いですね本当は。
(一同笑い)オトナ18…。
オトナ18歳ですね。
これ選挙法という…選挙権が今年から変わります。
18歳から選挙権が得られるという事になったのでまあこれ付則で民法の成人年齢も変えましょうとかっていうのが今あるんですよね。
そうなると例えば成人式の着物とかスーツですよね。
早い段階から晴れ着とかスーツに親しんでもらってそのままじゃあ就職活動の時もまた新しいの買いましょうとかどんどんこう結婚式の時も買いましょうと伸びてくるんじゃないかっていう。
ネオシニアとオトナ18が一緒になっちゃって働き女子だよ。
(大竹)だからネオシニア金持ってるんですよ。
だからいろんなとこで金使えっていう話でしょ。
(牛窪さん)まあそうですね。
基本的にはやっぱり団塊世代からは奥様が非常にやっぱり自分の自己主張をするんですね。
あと旦那が先に死んじゃった人とかねみんなねアクティブになりますよね。
特に団塊世代3歳から5歳年上の旦那様と結婚してる方が多いので。
ちょうど亡くなる。
そう。
平均寿命と照らすとですね。
あいつらと同じ事なんかやってられねえよなんて…。
商売としては結構人と違う事やってるんだ俺はっていうのもあるしさ。
あいつらと同じ事なんかやってられねえよなんてさこっちだろお前なんか宣伝に引っかかりやがってって。
あるかもわかんねえなこれ。
まあでも結局経済力を付けようって事なんですね。
流行っていうのは。
だってこれ全部あれだもんね。
国の政策なんかともちょっとなんか…。
絡んでますよね。
(大竹)絡んでるよね。
一番いいのはなんにもしないで寝て死んじゃえば一番いいんだって思うんだけどそうはいかないね世の中は。
そうですね。
だから昔のネタでね勉強しろ勉強しろ…母ちゃん勉強勉強…。
勉強しろってなんだよ!って。
いい学校行くのよ。
いい学校行ってどうするんだよ?いい会社入るんです。
いい会社入ってどうするんだ?高い給料もらって…。
高い給料もらってどうするんだ?って言ったら一生寝て暮らすんだよって。
だから寝てるんだよって。
そういうマヌケなオチがあってね。
どうも失礼いたしました。
2016/01/19(火) 00:30〜01:32
ABCテレビ1
ビートたけしのTVタックル[字]
繁華街の闇を調査!悪質な客引きが今、都内から大宮に流れている!?(秘)潜入取材!パンケーキ、佐世保バーガー…あの大ブームの仕掛け人が2016年に仕掛けている最新流行とは?
詳細情報
◇番組内容
▽新年会シーズン…酔っぱらって客引きについて行ったら「プチぼったくり」という被害が多発!繁華街の悪質な客引きと対峙する警備隊にパーマ大佐が密着取材する!今回は埼玉県大宮編。歌舞伎町や池袋の厳しい条例から逃れて、今、大宮が「客引き天国」になっている!?1か月100万円稼ぐという「客引き」の独占取材に成功!予約客をも奪う巧妙な手口とは?千原ジュニアが大阪・道頓堀での「ぼったくりおばちゃん」(秘)体験談を告白!
◇番組内容2
▽ヒットの裏には必ず仕掛け人が…あのブームを仕掛けた人が今年仕掛けているモノを徹底取材!世界一の朝食・パンケーキブームを仕掛けたイケメン社長!彼のキーワードは「日本初上陸」2016年に仕掛ける「ギリシャ料理」って一体ナニ?佐世保バーガー、ひこにゃん…地方再生の流行を仕掛けるやり手女性が2016年に仕掛けるのは「桜えび」そのヒットの(秘)手法とは?又吉を発掘「火花」を大ヒットさせた編集者が今、注目しているのは?
◇出演者
【レギュラー出演者】ビートたけし、阿川佐和子、大竹まこと
【ゲスト出演者】千原ジュニア、犬山紙子、小川泰平(元神奈川県警刑事)、牛窪恵(マーケティング評論家)
【深掘りリポーター】パーマ大佐、サンキュータツオ
【ナビゲーター】江口ともみ
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/tvtackle/
ジャンル :
ニュース/報道 – 政治・国会
ニュース/報道 – 討論・会談
バラエティ – トークバラエティ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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