すいませんごめんなさい。
何よ…。
フジコ風はアウト的な。
こんにちは中江有里です。
今日のテーマは…かもめんたるの2人はどのようにインターネット活用してますか?はい。
私たちはブログをやってます。
交換日記形式でう大君と毎日交互に書いてます。
はい。
最初はちゃんと交換日記っぽくやってたんですけどもう5〜6年目に入るんで最初にただ「槙尾へ」って書いたあとはもう全然槙尾に呼びかける事なく普通の日常をただ読者に向けて書いてるという形になってます。
確かにそうなってるかもね。
中江さんはホームページをやってますよね。
はい。
ホームページもやってますしフェイスブックやツイッターなども使い分けています。
インターネットはいろんな情報伝達の方法がありますからね。
そうですね。
高校生の皆さんだと一番身近なのがメールじゃないでしょうか。
今日はねそのメールの書き方について学びましょう。
ちょ…ちょっと待って下さい。
メールなんてふだんこいつらみたいなのだってもう携帯でバンバンやってるじゃないですか。
だから今更学ぶ必要あります?いやいやメールといってもね友達同士の気軽なものばかりじゃないですよね。
社会に出た時に困らないように覚えておくべき事はたくさんありますから。
じゃあ今日もみんな頑張りましょう!
(3人)オ〜!情報伝達が手軽にできるメール。
だけど…まずは…こちらに出ているのがメールを送信する画面ですね。
はい。
携帯でしかメールしないってやつもいるだろうからちゃんと覚えろよ。
(3人)はい。
まずはねこの部分が宛先ですね。
送りたい人のアドレスになってるかどうか。
アドレスに間違いがないかどうかを確認しましょう。
アドレスが間違ってると相手に届かない事や間違った相手に届く事がありますから気を付けなくちゃいけませんよね。
うん。
その下にはCCとかBCCとかいうものがありますね。
CCって何だか分かる?うめゆい。
その宛先の人を…このCCというのは…じゃあその下のBCCっていうのは何ですか?こちらはね…CCに入力したアドレスはそのメールを受け取る全ての人が見る事ができるんですがこちらのBCCに入力したアドレスはほかの送信相手には表示されないようになってるんですね。
これねメールアドレスというのは大切な個人情報の一つですから安易にほかの人に知らせるのはよくないですよね。
ふ〜んなるほど。
確かにそうですね。
そして次の件名ですけれども…「こんにちは」とか「お元気ですか?」とかだとちょっとよく分からないですもんね。
メールの本文は前に習った手紙の形式に沿って書けばいいんですか?基本的にメールには「拝啓」とかっていう頭語やね時候の挨拶などっていうそういうかしこまった表現はいりません。
お前らメールの構造完璧に分かったよな。
あれ?ちょっと固まってますけどね。
じゃあ実際に皆さんにメールを書いてもらいましょう。
メールのテーマは…
(岩崎)部活はお笑い同好会にしましょう。
で俺たち2人が先輩でお前ら3人の未成年が後輩部員な。
日程や会場あと内容や予算そういうのを3人で相談して決めようっていう内容をメールで送ってもらいます。
後ほど出て頂く講師の青嶋先生が顧問の先生という設定で…え?青嶋先生って結構見かけによらずお笑いが得意なんだね。
はあ〜後で面白い事やってもらおう。
あくまで顧問の先生っていう設定だから。
分かるでしょ。
はい。
それでは用意…携帯では日常的にメールを書いている皆さん。
でも今日使うのはパソコン。
いつものようにできるでしょうか。
優津季さんはどうでしょう。
少しずつだけど書けていますね。
珍しく真剣なうめゆいさん。
一文字一文字ゆっくりと。
頑張って!瑞生君は順調みたい。
かなり完成に近づいています。
それではみんなが書いたメールを見てみましょう。
まずは優津季さんのメールです。
CCには青嶋先生。
件名も「かもめんたる先輩のお別れ会」という事入っています。
どうですか?かもめんたるのお二人。
私ちょっと思ったのが「かもめんたる先輩のお別れ会」が件名だったらもう「かもめんたる先輩が引退されるので」ってすぐいっちゃってもいいかなとは思ったんですけど。
メールはね簡潔にねなるべくした方がいいと。
(槙尾)でもすごく丁寧だし…。
そうですね。
では続いてうめゆいさんのメールです。
「お疲れ様です」ってなかなか…。
高校生で「お疲れ様です」。
(岩崎)お笑いの部活なんでそこら辺は「お疲れ様で〜す」みたいな…。
あ〜なるほど。
ちょっと業界の乗りが入ってるかもしれません。
この「申しでてください」っていうのがなかなか上からの感じですね。
では最後は瑞生君です。
「まだ日付と場所しか考えていません」。
そして「日付は」「場所は」という事で考え…。
これいらないかもしれないですよね。
笑いではなく「泣かせられたら」というね。
泣かせたいと。
お二人を。
みんなちゃんと書けましたね。
この調子で後半も頑張ろう。
(圭祐)言葉の…。
(一同)言葉のプロに聞いてみよう。
作家の…インターネットでのコミュニケーションについて聞きました。
今は誰でも文章を書くっていう事非常に日常的で特にインターネット上なんかでもあの〜書いてる方多いですけどもそういった中での文章表現…まあ一種コミュニケーションですけどそういうのはどういうふうにお考えですか?僕はよく「分人」っていう言葉を最近使っていて…。
分けるに人と書くんですけどそれは…やっぱりその場所で使える言葉とその場所で通じない言葉ってはっきりあると思うんですよね。
その中でやっぱりいろんな言葉を使っていくと。
もちろんそこでみんなが空気を読んでる中には入らない言葉だけどでもちょっと言いたいって事もねやっぱり言うってのは大事なんですけど言い方がありますよね。
上手に言うとか。
そういう事はやっぱり……じゃないかなと思います。
インターネット上だと自分が知らない第三者であったり不特定多数の人間とのコミュニケーションっていう事も起こりますよね。
インターネット創成期はネット上はもう年齢の上下とか社会的とか背景とか関係なくみんなため口でやり合うんだっていう事を言ってる人たちもいましたけど社会は結局その考え方を受け入れませんでしたよね。
やっぱり…ですからいい事をたとえ言ってたとしても最初からケンカ腰とか馴れ馴れしい言い方されるとやっぱり受け付けられないですし…それはやっぱり距離感みたいなものの感覚っていうのはどんなネット上でも必要でそれさえうまく押さえてれば結構いろんな人とコミュニケーションできる気がします。
何何?楽しそうじゃん。
何見てんの?
(2人)瑞生君のブログです。
(槙尾)へえ〜ブログやってんだ。
(瑞生)はいやってます。
(結衣)見てこれ。
「一日を生きることやり直しの効かない人生をどう生きるか」。
アハハ。
(槙尾)瑞生はさこのブログ書く時に何か気を付けてる事ってあるの?
(槙尾)そうだね確認大事だよね。
(瑞生)はい。
特にこの番組に出てる以上さその辺ちゃんとやってくれよな。
分かりました。
継続して頑張ります。
私とうめゆいちゃんもブログをねやってるんですよ。
(槙尾)そうなの?見せてよ。
優津季ちゃんのがこれです。
(槙尾)わっかわいいじゃん。
(結衣)かわいいんですよ背景。
(岩崎)これ優津季ちゃん?
(優津季)これ全部私です。
自分の全部私服で。
優津季のさブログの売りは何なの?私のブログの売りは…
(岩崎)これ?
(優津季)はい。
(岩崎)「悩んだって過去は絶対に変えられない。
クヨクヨしてる時間を」。
これ「クヨクヨしてる時間」って読んだ方がいいのかも。
あっ…アハハハ!じゃあうめゆいちゃんのブログ見してよ。
うん見たい。
私のですか?ドン。
(岩崎)ああ元気な感じで。
(槙尾)うめゆいちゃんはさブログやってて失敗しちゃったっていう時何かある?ありますね。
私…例えば「何々すました」みたいなすごい意味が分からない言葉を言って。
ほかの2人は?何か失敗ある?そうか。
ほかの人は知らないから関係性を。
はい。
優津季ちゃんは?その辺気にし始めたらもう何も書けなくなるね。
そうだよね。
そうだねぇ。
インターネットはとても便利で楽しいツールです。
でも不特定多数の人が目にする情報を発信する時は悪気がなくてもほかの人を傷つけてしまう事もあるので注意しようね。
後半では返信の方法や注意点を学びましょう。
講師の青嶋先生です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
受け取ったメールを返信する時に気を付ける点っていうのはどういうところでしょうか。
メールには返信の時に使える便利な機能がある一方で便利だからこそ注意しなければならない点もあります。
便利だからこそ注意する点ですか?はい。
このメールを返信する時にこの返信ボタンを押します。
(岩崎)その横に全員へ返信というボタンもありますよね。
そうです。
元のメールは生徒以外に顧問の先生にもCCで送られています。
ですから返信の内容が先生にも送るべきかどうかを判断して返信先を選ぶ必要があります。
今回の場合は送別会のアイデアがある程度まとまってから先生に報告した方がよさそうですよね。
じゃあ返信ボタンを押せば大丈夫ですね?いえ今回は生徒同士がアイデアを共有したいですよね。
ですからまずは全員へ返信を選びそのあとCCの欄にある先生のアドレスを削除すればいいのです。
(槙尾)ああなるほど。
次に気を付けたいのが件名です。
返信ボタンを押すと自動的に元の件名の頭に返信を意味するREが付いた状態になります。
やり取りしてるうちに話題が変わっていてもね件名だけいつまでもそのままっていう事ありますね。
ですから…それと返信メールには元の本文がコピーされますよね。
これは元の文章を引用して使うための機能です。
例えば複数の質問に返答する場合…それではこの瑞生君が作ったメールに対して優津季さんとうめゆいさんに返信してもらいましょう。
それでは用意…瑞生君から届いた質問や提案に対して自分の意見を伝えるための返信メールを作ります。
うめゆいさんは瑞生君が書いた元の文章を引用して返事を書いています。
優津季さんも同じように元の文章を引用していますね。
どんな返信メールが出来るのでしょうか。
それでは2人の返信メールを見てみましょう。
まずは優津季さんのメールですが…。
「メールありがとう」という始まりでそのあとに引用の部分が書かれています。
日付とか場所に対して自分の考えを述べるという形でまた引用をし自分の考えを述べるという形で非常に分かりやすくまとめられてると思います。
もうちょっと行間空けてもいいのかなと思ったんですけどね。
見やすくするためには行間を空けると分かりやすいかもしれませんね。
続いてうめゆいさんのメールです。
また引用の形でそれに答える形にしています。
しかし全てのメールでこのように引用するというものばかりではありません。
自分の言いたい意見を最初にまとめて書くようなメールもありますのでどちらがいいかその時によって使い分けてもらえればと思います。
「来週の土曜日大丈夫です」って言ってますね。
(岩崎)「再来週の土曜日…」。
これがね一番困るメール。
それでは最後に…瑞生君に書いてもらいましょう。
はい。
最後は先生への報告メール。
いかに簡潔にまとめられるかがポイントです。
言葉遣いにも気を付けよう。
瑞生君の報告メールが出来ました。
まず冒頭を見て下さい。
誰に対して送っているメールなのかが書かれています。
先ほどの2人にはこれがちょっと欠けていましたのでここを入れる事はとても大切です。
きちっと目上の人に使う言葉遣いで書かれていますのでその意図はよく分かります。
でも「なにか疑問な点があれば連絡してください」というのはやはり…こういう敬語を使えるようになるともっとよくなると思います。
でも全員の意見がまとまってよくねぇ…。
かなり盛りだくさんな内容のお別れ会になってます。
(岩崎)当日が楽しみです。
なかなか楽しみなお別れ会になりました。
はい。
先生今日はいかがでしたか?メールは手軽で便利なツールですが文字だけで行うコミュニケーションです。
ですから感情が伝わりにくく言葉遣いや文脈によっては誤解を招いて相手の感情を害する場合もありますので気を付けて使いましょう。
はい。
先生今日はありがとうございました。
(一同)ありがとうございました。
皆さん今日の演習はいかがでしたか?自分の言いたい事を全部書きながらそれでも簡潔に相手に分かりやすくメールを書くっていうのが今日は大変でした。
う〜ん大変でしたよね。
今までしっかり相手を意識してメールをした事がなかったので言葉遣いとか間違えたりしたんでこれからは気を付けたいと思います。
ですね。
敬語の使い方というのもここで生かされますからね。
それでは岩崎さん例のものをお願い致します。
分かりました。
く…ははは〜。
これでみんなもメールの達人じゃ〜!じゃ〜!バイバ〜イ。
(3人)バイバ〜イ。
メールと違い…さまざまな情報を入手したり発信したりできるインターネットは大変便利なツールです。
僕たちはいつのころからか「それ」を曖昧にしてきた。
2016/01/19(火) 14:10〜14:30
NHKEテレ1大阪
NHK高校講座 国語表現「インターネットで表現する」[字]
読む、書く、聞く、話す。あらゆる教科で必要な表現の基礎力を養います。ユニークな演習や様々な分野で活躍する表現の達人へのインタビューで、表現のコツを学びます。
詳細情報
番組内容
メールを使ったコミュニケーションで気をつけるべきことはなんだろうか。目上の人にメールで情報を伝えるとき、相手のメールに返信するときなど、いくつかのケースにわけてメールの使い方を学ぶ。またブログを使った情報発信で気をつけるべきことについて知る。【出演】中江有里、かもめんたる、青嶋康文(東京都立南多摩中等教育学校)【ゲスト】平野啓一郎(作家)
出演者
【講師】東京都立南多摩中等教育学校教諭…青嶋康文,【ゲスト】芥川賞作家…平野啓一郎,【司会】中江有里,【出演】かもめんたる,梅村結衣,大野瑞生,佐藤優津季,【語り】田中杏沙
ジャンル :
趣味/教育 – 中学生・高校生
趣味/教育 – 生涯教育・資格
バラエティ – その他
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