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助けたクジラ 養殖棚に絡まりまた救助 徳島
1月21日 13時39分

20日に徳島県阿南市の海岸に打ち上げられて、救助されたクジラが、21日朝、沖合のワカメの養殖棚に絡まっているのが見つかり、地元の漁協に再び救助されました。
阿南市の海岸では20日、マッコウクジラとみられるクジラが、波打ち際に打ち上げられて動けなくなっているのが見つかり、地元の人や漁協などが救助しました。
その後、クジラは海岸から300メートルほどの沖合にとどまっていたため、漁協が21日朝、漁船を出して確認したところ、クジラがワカメの養殖棚のロープに絡まり、動けなくなっているのが分かりました。
漁船の乗組員が養殖棚のロープを切ったうえで、クジラの尾びれにロープを掛けて引っ張った結果、午前10時ごろ、クジラの救助に成功しました。その後、2キロほど沖合まで漁船で引っ張り、放したということです。
救出作業に当たったワカメ養殖業の佐野常美さんは「無事に養殖棚から助け出せて安心しました。弱っているように見えたので、海に帰って元気になってくれればと思います」と話していました。
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