ニュースウオッチ9▽“事故直前”の監視カメラ映像公開▽今日も荒れた天気続く 2016.01.20


今夜、またバスの事故が起きました。
現場は東京のど真ん中、大田区です。
バスは、中央分離帯にぶつかっています。
衝突したバスから乗客が降りてきています。
道路の中央で止まったままの大型バス。
周囲には、大勢の警察官や消防隊員の姿が。
バスの前方には、ぶつかった跡が。
信号機の柱も傾いています。
今夜7時過ぎ、東京・大田区の環状8号線の交差点付近で、観光バスが中央分離帯に衝突しました。
この事故で、バスの乗客や乗員合わせて30人のうち22人がけがをして手当てを受けていますが、警視庁によりますと、いずれもけがの程度は軽いということです。
警視庁によりますと、事故を起こしたバスは、東京から山梨県の河口湖への日帰りツアーの帰りで、JR蒲田駅に向かっていたということです。
警視庁はバスを運転していた菅原正容疑者を、過失運転傷害の疑いで逮捕しました。
調べに対し、菅原容疑者はぼーっとしていたと供述しているということで、警視庁は事故の原因を調べています。
東京・大田区環状8号線です。
事故を起こしたバスが、私のすぐ後ろにあるこちらのバスです。
見てみますと、運転席側のフロントガラスが、割れているのが見てとれます。
そして車内は、このようにカーテンが閉められていまして、その中の様子を、ここから見ることはできません。
今も、捜査関係者がこのバスの中に入って、調べを進めています。
このバスの前方には信号機がありまして、その信号機、バスの進行方向側に傾いているのが見て取れます。
ここからカメラを通しては、ちょっと見にくいかもしれませんけれども、フロントガラスと同じぐらいの高さの場所、信号機の電柱の所に、白く傷が入っている様子も見て取れるんですね。
ここはJR蒲田駅から南東におよそ500メートルほどの場所にある場所です。
タクシーの運転手の方によりますと、事故があった時間帯と同じ午後7時ごろというのは、それほど目立って交通量が多くないということなんです。
その時間帯に今回、事故は起きました。
現在も警察の関係者が大勢出ていまして、調べを進めています。
こんばんは。
ニュースウオッチ9です。
事故現場の生々しい映像が入ってきましたが、それにしてもまたバス事故かという感じで、どうしても気になりますね。
そうですね。
いうまでもないことなんですけれども、人の命を預かる立場ですから、バスの安全運行、気をつけてもらいたいと思います。
続いては、こちらの映像。
5日前、長野で事故を起こしたスキーバス。
事故直前に、監視カメラが捉えた映像が公開されました。
専門家は、バスはブレーキが制御できていない状態だと指摘しています。
峠を走るスキーバス。
事故現場のおよそ1キロ手前に設置された監視カメラの映像です。
スキー場に向かう若者たちが乗っていました。
こちらは、そのあと、およそ250メートル手前にあるカメラの映像。
画面奥に向かってバスが通ります。
かなりのスピード。
車体も傾いているようにも見えます。
もう一度見てみます。
黄色の線がセンターライン。
車体の半分近くがはみ出しています。
映像について、事故現場も訪れた専門家は。
カメラに映っているトラックと、スピードを比べてみると。
かなりのスピードでカーブに入っていたバス。
乗客は。
景山教授は、今回の映像で、さらに気になる点があるといいます。
それは、バス後部のブレーキランプ。
景山教授は、ブレーキの不具合や、運転手が、ブレーキ操作に習熟していなかった可能性などがあるとしています。
バスの車体の検証も進んでいます。
警察はきょう、バスから走行距離や走行時のスピードを自動的に記録する運行記録計と、記録紙を押収しました。
監視カメラの映像では、ブレーキランプがほとんど点灯した状態で、警察は、運転手の居眠りなどの可能性は低く、スピードを出し過ぎて、制御が利かなくなった疑いがあると見て調べています。
また、兵庫県でも、あわやという事態が起きていました。
今月17日、淡路市の高速道路で、ツアー客40人余りを乗せたバスが、蛇行運転を繰り返し、運転手が途中で交代させられていたのです。
走行中、異常に気付いた添乗員が、運転手に声をかけたものの、反応が薄かったため、ハンドル操作を助けながら走り続け、サービスエリアで停車したということです。
運転していたのは、70歳の男性。
記憶がないと話しているということです。
15人が犠牲となった事故からきょうで5日。
悲しみは広がっています。
大学4年生の田端勇登さんの告別式です。
政府系金融機関で、日本のために働きたいという夢は絶たれました。
阿部真理絵さん。
通夜の会場には、家族が選んだという笑顔の写真が。
春からは、大手重工メーカーへの就職も決まっていました。
次です。
あす発売予定の週刊紙が、千葉県白石の建設会社が甘利経済再生担当大臣の事務所に、現金を提供したなどとする記事を掲載しています。
甘利大臣は、事実関係を調査したうえで、説明責任を果たしていく考えを示しました。
あす発売予定の週刊文春は、千葉県白井市の建設会社が、周辺で行われた道路工事で損害が出たとして、UR・都市再生機構に補償を求めた交渉を巡り、甘利経済再生担当大臣の事務所に現金を提供したなどとする記事を掲載しています。
この記事について、証言した建設会社の関係者は、実名でコメントを出し、この中で、記事は、私が甘利事務所に口利きを依頼し、その見返りとして、現金や接待で証拠が残っているものだけでも1200万円を渡したという内容で、すべて真実だなどとしています。
UR・都市再生機構の広報室はNHKなどに対し、事実関係の詳細は確認中ですが、甘利事務所からのいわゆる口利きについては、そのようなものはなかったと認識しておりますというコメントを出しました。
甘利大臣は、月例経済報告に関する関係閣僚会議のあとの記者会見で、次のように述べました。
また、週刊誌の取材を受けたことについて、安倍総理大臣と菅官房長官に報告したことを明らかにしたうえで、みずからの進退は全く相談していないと述べました。
さらに、甘利大臣は新年度予算案などの国会審議への影響について。
きょうも日本列島各地で、雪や風の強い状態が続きました。
きょうは、東海や近畿の平野部でも雪が積もり、交通機関などに影響が出ました。
気象衛星ひまわり8号が捉えた筋状の雲。
日本列島は、きょうも冬型の気圧配置に。
けさは東海や近畿の平野部でも雪が降りました。
雪の中を走る人たち。
その先には。
雪の金閣寺です。
金のしゃちほこの頭の上にも、雪が残っています。
名古屋市では、積雪が一時9センチに。
慣れない雪に地元の人は。
この雪で、交通機関にも影響が出ました。
掲示板、案内が出ていますね。
名古屋高速道路、全線雪のため通行止めとなっています。
高速道路の下には、渋滞の長い列が出来ました。
坂道でトラックがスリップしています。
スリップ事故も相次ぎました。
こちらの道路では、雪でスリップした車が中央分離帯に乗り上げ、街路灯に衝突しました。
東海道・山陽新幹線は速度を落として運転。
最大で1時間程度の遅れが出ました。
きょうも大荒れの北海道。
車が立往生しています。
記録的な積雪になった所も。
北海道旭川市では。
こちらが、男性が雪下ろしをしていた車庫です。
男性は、この辺りに倒れていたということです。
男性は高齢で、警察によりますと、心肺停止の状態だということです。
また、高波による被害も。
羅臼町の国道沿いの岸壁です。
ご覧のように、高波が住宅のすぐそばまで押し寄せています。
消防による排水作業も行われています。
羅臼町では、海に面した飲食店や住居などが入る建物の地下倉庫などに海水が入りました。
オホーツク海側にある遠軽町白滝です。
午前中には積雪が1メートル28センチと、統計を取り始めて以来、最も多くなりました。
こちらの住宅、雪が屋根の高さまで積もっていました。
町役場の職員が、お年寄りの家などを順番に訪問。
健康状態などを確認して、除雪の手伝いをしました。
冬型の気圧配置は、西から次第に緩んできていますが、北日本や東日本の山沿いなどでは、あすにかけて、断続的に雪が降る見込みです。
あすの夕方までに降る雪の量は、いずれも多い所で、東北と北陸の山沿いで50センチ、北海道で40センチ、関東の山沿いと長野県で30センチなどと予想されています。
気象庁は、高波に警戒するとともに、吹雪による交通への影響などに十分注意するよう呼びかけています。
冬型の気圧配置は西から次第に緩んできていますが、週末、再び強い寒気がやって来て、太平洋側でも雪が降るおそれがあります。
引き続き、今後の気象情報にご注意ください。
こちらは、東日本大震災で被害を受けた、高速道路です。
こうした道路の復旧の名のもとに、談合が繰り返された疑いが出ています。
東京地検特捜部と公正取引委員会は、独占禁止法違反の疑いで、工事を受注した道路舗装各社を捜索し、強制捜査に乗り出しました。
午前9時です。
特捜部と公正取引委員会の係官が入っていきます。
独占禁止法違反の疑いで捜索を受けたのは、道路舗装会社の前田道路と日本道路、それに大成ロテックと、東亜道路工業です。
関係者によりますと、各社は、東日本大震災で被災した東北地方の高速道路の復旧工事で、談合を繰り返していた疑いがあるということです。
談合の疑いがある入札で工事を受注していたのは、業界最大手のNIPPOなど、12社。
主要な道路舗装会社のほとんどが関わっていたと見られています。
関係者によりますと、一部の会社は、公正取引委員会などの調べに対して、談合を認めているということです。
では、談合の疑いが持たれているのは、どういう工事なのでしょうか。
5年前の東日本大震災では、東北地方を中心に高速道路の被害が相次ぎ、東日本高速道路は、復旧のための舗装工事を集中的に行いました。
その工事のうち、東北支社が発注して、平成23年8月から翌月にかけて入札が行われた、東北自動車道や常磐自動車道など、9つの路線の12件で、談合が繰り返された疑いがあるというのです。
予定価格に対する平均の落札率は94.7%。
震災前の平成22年度に発注した高速道路の舗装工事より、10ポイント以上も高くなっていました。
工事は、国の復興予算を財源に行われ、落札の総額は176億円余りに上っていました。
今も仮設住宅に暮らす人たちは。
では、今回の構図を児林リポーターに整理してもらいます。
工事を落札したのは、こちらの12の道路舗装会社です。
上の段ですね。
それぞれの会社は、東北自動車道などの復旧工事の入札に参加していました。
こういう状況になりますと、鈴木さん、1つの会社が複数の工事を落札するというのも、当然あることなんですが、実際、今回のケース、どうだったかといいますと、こうなりました。
1つの会社が1つずつ落札をしたというわけなんです。
きれいに分かれたということですね。
まさにそういうことですね。
その落札の状況を詳しく見ていきますと、金額、そして下に出ている割合がこれ、落札率なんですが。
赤い数字ですね。
落札率、平均しますと、94.7%。
このうちの4件は99%と、非常に高い落札率となっているわけなんです。
そもそも、この落札率が高いっていうのは、どういうことなんでしょうか?
そうですね。
落札率、つまり、工事の予定価格に対して、どれくらいの金額で落札したのか、これを割合で示したのが落札率ですけども、その入札ですので、競って各社が低い金額を提示する、そして一番低い金額を提示したところが落札をするという仕組みなんですけども。
本来はね。
どんどん金額が低くなるわけなんですが、99%といいますと、ほとんど安くなっていない。
ことばを変えますと、復興予算がその分、より多く使われたということになるわけなんです。
関係者によりますと、談合を調整したのは前田道路、それから世紀東急工業、NIPPO、そして日本道路の大手4社と見られています。
東北支店の営業担当者が、各社から意向を聞くなどして、どの業者が落札するか、事前に決めていた疑いがあるというわけなんです。
その背景には、落札価格をつり上げたい事情があったと見られています。
関係者によりますと、震災後は、仮設住宅や舗装工事などの復旧工事が集中して行われたため、原材料となるアスファルトなどの資材費が、高騰していたということです。
入札に参加した道路舗装会社の関係者は。
専門家は、震災をきっかけに、業者の間で、談合を正当化するような空気が広がっていた可能性があると指摘しています。
関係者によりますと、工事の入札が行われる前には、東日本高速道路に、業者が談合しているという情報が寄せられていました。
しかし、道路舗装各社は談合を否定。
入札前には、談合はしないとする誓約書も提出していたということです。
巨額の復興予算を財源にした工事の裏で行われた疑いがある談合。
特捜部は復旧工事をきっかけに、談合を本格化させていたと見て、実態解明を進めるものと見られます。
専門家は、談合を正当化するような空気が広がっていた可能性があるとは言っていましたけれども、ただ、その復興を急ぐ必要があったとはいえ、これ、談合の言い訳にはならないですよね。
そうですよね。
実は今回の道路舗装各社ですね、これ、過去にも談合事件を起こしてるんですね。
平成17年の段階で、系列のスーパーゼネコン各社が、談合との決別をこれ、宣言をしていたんですね。
それにもかかわらず、談合を繰り返していたということになれば、これはあってはならないことですよね。
巨額の復興予算を業界ぐるみで、いわば食い物にしていたのかどうか、徹底した実態解明を望みたいところです。
所得の低い高齢者を対象に、1人3万円を支給する臨時給付金などを盛り込んだ、今年度の補正予算が成立しました。
政府は、一億総活躍社会の実現を推し進めるものだというふうにしていますけれども、民主党などは、選挙対策のばらまきだと批判しています。
きょうの参議院本会議。
今年度の補正予算の採決を前に、賛成・反対の討論が行われました。
国会は、新年度・平成28年度予算案が提出されるあさって、衆議院本会議で、安倍総理大臣の施政方針演説など、政府4演説を行うとともに、これに対する各党の代表質問を、来週26日と27日に行うことになっています。
続いて、トゥデーズウオッチです。
廃棄したはずの冷凍カツが横流しされた問題。
廃棄物処理業者からカツを買い取っていた、岐阜県内の食品関連会社から、イオンやローソン、それにセブン&アイ・ホールディングスの商品が見つかりました。
岐阜県は流通大手の商品も横流しされていた可能性があると見て、調べています。
カレーチェーンを展開する壱番屋が、廃棄物処理業者、ダイコーに廃棄を委託した冷凍カツが、横流しされていた問題で、岐阜県がカツを買い取っていた食品関連会社、みのりフーズを調査した結果、壱番屋以外の食品108品目が見つかりました。
これに関連して、イオンはきょう、みのりフーズの倉庫で、自社で開発したソーセージやたけのこの煮物が見つかったと、保健所を通じて連絡を受けたことを発表しました。
またローソンは、冷凍のから揚げや焼き鳥が見つかったと連絡を受けたことを明らかにし、セブン&アイ・ホールディングスにも、自社で開発した豚肉の加工食品が見つかったという連絡があったということです。
いずれの商品も、保管していた物流業者や、取り引きのあった別の会社が、ダイコーに廃棄を委託していたということです。
ニューヨーク原油市場、およそ12年4か月ぶりの安値を更新です。
19日のニューヨーク原油市場は、産油国イランへの経済制裁が解除され、原油の輸出が増えるという見方などから、先物に売り注文が集まりました。
このため、国際的な原油取り引きの指標となるWTIの先物価格は、時間外の取り引きで、一時、1バレル27ドル台に値下がりし、2003年9月以来、およそ12年4か月ぶりの安値を更新しました。
一方、きょうの東京株式市場。
海外市場で原油の先物価格の下落が続いていることなどから、全面安の展開となり、日経平均株価は630円余り急落。
終値は1万6416円19銭で、去年1年間の最安値を下回りました。
慰安婦問題を巡る韓国国内の一般的な認識は実態とは異なると、著書、帝国の慰安婦で指摘し、元慰安婦たちの名誉を傷つけたとして在宅起訴された、韓国・セジョン大学のパク・ユハ教授。
きょう、初公判が開かれました。
初公判でパク教授側は、著書は慰安婦の問題を新しい見方で解決する方法を模索したもので、名誉を毀損しようという意図はなかったとして、起訴内容を否認。
争う姿勢を示しました。
裁判のあと、パク教授は。
一方、元慰安婦の女性の一人は。
俳優の中村梅之助さんが、おととい、肺炎のため、東京都内の病院で亡くなりました。
85歳でした。
中村梅之助さんは東京都出身で、昭和14年、9歳のときに、四代目中村梅之助を名乗り、演劇の舞台で活躍しました。
また、民放テレビの時代劇、遠山の金さん捕物帳で、遠山金四郎を演じ、一躍、人気者となりました。
100隊ほどの遊撃門を作り、再び京都を襲撃する。
昭和52年のNHKの大河ドラマ、花神では、主役で幕末の長州藩の兵学者、大村益次郎を演じるなど、広くお茶の間に親しまれました。
中国でまた、大規模な爆発事故です。
中国内陸部、江西省にある花火工場で爆発があり、中国メディアは、これまでに3人が死亡し、50人以上がけがをしたと伝えています。
打ち上がる花火。
しかし、花火大会ではありません。
きょう未明、中国内陸部、江西省の花火工場で起きた大規模な爆発。
中国版ツイッターのウェイボーに投稿された映像です。
工場の建物の近くで、次々と爆発する花火。
時折、上空にも打ち上がっています。
これまでに3人が死亡し、1人が行方不明になっているほか、53人がけがをして、病院に搬送されたということです。
工場の周辺では、窓ガラスが爆風で割れています。
爆発が起きた工場で生産されていたのは、花火や爆竹でした。
来月8日に、旧正月の春節を迎える中国。
そのお祝いに欠かせないのが。
花火、爆竹です。
各地の花火工場では、その生産が今、ピークを迎えているのです。
花火工場での爆発事故は今月14日にも河南省で起き、10人が死亡したばかりでした。
春節を前に起きた今回の爆発事故。
地元の警察などは、工場を運営する企業の責任者を拘束するなどして、原因を調査しています。
中国で安全管理が問われる事故が相次いでいますが、その象徴的な例ともいえる、深センの土砂崩落事故から、きょうで1か月となりました。
中国で人災が後を絶たない背景に、何があるのでしょうか。
取材班は、土砂の崩落が起きた工業団地を訪ねました。
ご覧ください、発生から1か月がたちましたが、依然として大量の土砂が残っています。
これまで2000台以上の重機が投入され、きょうも捜索が続いています。
今回の事故は、許可の期限が過ぎた処分場に、大量の土砂が積み上げられ、当局もそれを黙認したことで起きたと見られています。
これまでに69人の死亡が確認され、いまだに8人の行方が分からないままです。
取材を進めると、現場近くのほかの場所で、土砂が積み上げられているのが見つかりました。
これは臨時の処分場です。
臨時の土砂の処分場が、広い範囲にわたって設けられています。
崩落現場から運び出した土砂を置くため、事故のあとに作られ、5メートルほどの高さまで積み上がっています。
よく見ると、野菜が埋まっています。
住民の畑を潰して、急きょ、作られたのです。
地元政府の場当たり的な対応に、怒りの声が上がっています。
ずさんな安全管理が明るみに出た崩落事故。
中国では、こうした人災が後を絶ちません。
およそ170人が犠牲になった、天津の爆発。
長江で客船が転覆し、442人が死亡した事故。
いずれも当局の監督に問題があったとされています。
専門家は、人災が多発する背景に、地方政府の腐敗という共通の問題があると指摘します。
崩落現場の周辺では、至る所で警察が目を光らせています。
現場を取材しようとすると。
当局は、情報を統制して、国民の反発が広がるのを抑え込もうとしています。
国営テレビが伝えるのは。
関係者の逮捕を伝えるニュースなど、当局の対応をアピールするものばかりで、詳しい原因や背景は、明らかにされないままです。
これは専門家も指摘をしてたんですけど、中国では、景気減速が進んでますよね。
となると、コストがかかる安全対策には、これまで以上におざなりにされることになってね、結果的に人災がさらに増える可能性があるということなんですね。
中国には日本からも、多くの企業が進出してますのでね、ずさんな安全管理、気がかりだといわざるをえません。
ニュースを続けます。
パキスタン北西部にある大学を、武装グループが襲撃。
駆けつけた治安部隊との間で銃撃戦になり、これまでに学生を含む17人が死亡しました。
治安部隊が武装グループをほぼ制圧し、グループのうち4人を殺害したということです。
事件のあと、国内最大のイスラム過激派組織パキスタン・タリバン運動を名乗る男が現地の新聞社に電話をかけ、犯行を認めたうえで、さらなる襲撃を予告しました。
一方、同じパキスタン・タリバン運動のスポークスマンはインターネット上で、事件への関与を否定する声明を出しました。
大学生の就職内定率、5年連続の改善です。
厚生労働省が文部科学省と共同で調査した結果、就職内定率は80.4%と、前の年の同じ時期と比べて、0.1ポイント改善しました。
地域別では、関東の学生が86.8%と、最も高く、次いで近畿が81.4%、中部が78.8%などとなっています。
短期大学の学生の就職内定率は68%と、調査を始めた平成8年度以降で最も高くなりました。
また、この春卒業予定の高校生の就職内定率は、去年11月末の時点で85%を超え、23年ぶりの高い水準となっています。
トランプ氏にとっては、追い風となりそうです。
アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びで、共和党内で支持率トップのトランプ氏が開いた集会に、元アラスカ州知事のサラ・ペイリン氏が突然、姿を見せました。
ペイリン氏は8年前の大統領選挙で、共和党の副大統領候補となったほか、4年前の大統領選挙でも、立候補が取り沙汰されるなど、今も根強い人気を集めています。
気象情報、井田さんです。
こんばんは。
お伝えしていますように、きょうは東海地方や近畿地方でも雪が降りまして、大雪となった所もありました。
午前11時ごろの岐阜県高山市です。
きのうからきょうにかけての一日で、30センチほどの雪が降りました。
急に積もると雪かきも大変でしょうね。
そうですね。
午後4時半ごろの北海道網走市です。
風で雪が吹き上げられていますね。
北海道ではあすの明け方にかけて、雪を伴って、風の強い状態の続く所もありそうです。
午後8時現在の積雪を見ると、きのうからきょうにかけて、関東の北部や東海地方でも、多くの雪が降りました。
30センチから40センチほど雪が増えましたね。
雪のピークは超えていますけれども、あすにかけても、日本海側では雪の続く所がありそうです。
雪が弱まったタイミングで、雪下ろしする方もいらっしゃると思いますけれども、落雪の事故などには十分注意して、作業するようにしてください。
そして今回の寒気、いったん、その底は超えるんですけれども、このように、すっぽりと真冬の空気に覆われた状態なんですね。
そして週末再び、さらに強い寒波がやって来そうなんですね。
この寒波、土曜日から月曜日にかけて、沖縄の辺りまで流れ込んできそうですから、今回よりも強いんですよね。
この影響で、土曜日から日曜日、再び関東から九州の太平洋側で、雪の降る可能性がありますし、日曜日から月曜日は北日本と日本海側を中心に、また荒れてきそうですから、最新の情報、十分注意するようになさってください。
では、あすにかけての天気図を見ていきましょう。
あすは西のほうから冬型の気圧配置は緩んできそうです。
ただ、上空の寒気、強い状態は続きますので、あすも北海道から西日本の日本海側にかけて、雪の降る所がありそうです。
等圧線の間隔の狭い北海道では、ふぶく所があるでしょう。
詳しくはね、後ほどお伝えしますからね。
さあ、ではまいります。
テニスの全豪オープン。
錦織圭選手は、シングルス2回戦もストレート勝ち。
6年連続で3回戦進出です。
錦織の2回戦。
クライチェクは同じ練習拠点で鍛える友人です。
集中することだけを考えたと錦織。
好調なサーブで圧倒します。
僅か25分で第1セットを取ります。
サーブ&ボレー。
錦織はサーブを軸に粘り強いプレー。
積極的に前に出て、クライチェクに反撃を許しませんでした。
攻めていった、錦織。
ストレート勝ちの錦織。
6年連続の3回戦進出です。
女子シングルスの奈良くるみは、ストレートで敗れ、2回戦で姿を消しました。
大相撲で日本出身の力士が最後に優勝してから10年。
さあ、大関・琴奨菊が横綱・白鵬との全勝対決を制し、11日目で単独トップに立ちました。
琴奨菊は白鵬より1時間以上早く国技館に入り、体を動かしました。
2年近く勝てていない相手。
それでも自分を信じると、迷いはありませんでした。
張り手にひるむことなく、力強く踏み込みました。
得意の左四つから代名詞のがぶり寄り。
琴奨菊、準備ができているから結果もついてくると、自信にあふれていました。
ふぅ。
気迫感じますよね。
興奮しましたよね。
白鵬も琴奨菊の出足について、今までで一番よかったんじゃないのと評価していたんです。
白鵬が?
さあ、そして1敗の横綱・日馬富士なんですが、すでに6敗と苦しい大関・豪栄道と対戦しました。
返り入幕の貴ノ岩。
幕内では、おととしの春場所以来の勝ち越しです。
御嶽海はきょうから再出場しましたが、初土俵から6場所目で、初めての負け越し。
高安と豊ノ島が2敗を守りました。
玉鷲と松鳳山は負け越しです。
小結の勢も負け越し。
嘉風は大関の稀勢の里を破り、白星先行です。
あすは全勝の琴奨菊が、1敗で追う日馬富士と対戦します。
さあ、日馬富士なんですが、きょうは珍しく、取り組みのあと、すぐに風呂に入らないで、白鵬と琴奨菊の一番を見て、あすの一番、楽しみですねと、静かに闘志を燃やしていました。
確かに楽しみですね。
楽しみです。
これまでは琴奨菊が勝ち越していますから、あすも注目です。
オリンピックアジア最終予選を戦うサッカー男子23歳以下の日本代表。
1次リーグを3連勝で通過して、いよいよ決勝トーナメントを迎えます。
3戦全勝で自信をつけた日本代表、練習にも真剣な表情で臨んでいます。
第3戦の勝利から一夜明けた選手たち。
2日後の準々決勝に向けて、午前中から早速、体を動かしました。
きのうのサウジアラビア戦。
すでに1次リーグ首位通過を決めた中での戦いでした。
シュート来た!
すばらしい。
大島の強烈ミドル。
前の試合から先発10人を入れ替えての勝利で3連勝。
19歳の井手口。
決勝トーナメントに向けて、誰が出ても戦える形が整いました。
まければ敗退となる準々決勝。
相手はイランです。
持ち味は縦に速い攻め。
攻撃陣には、高い個人技を持つ選手がそろいます。
日本、1次リーグで得た自信を胸に、勝利を目指します。
女子の日本代表、なでしこジャパン。
来月のオリンピック最終予選に向けた合宿では、実戦形式の練習が始まりました。
厚い雲に覆われた石垣島。
さらに天候が悪くなる予報に、佐々木監督は予定を早め、実戦形式の練習を行いました。
ディフェンダーの岩清水選手。
守りを引っ張るリーダーです。
その岩清水選手、今、力を入れているのが攻撃参加で、チームの攻撃の幅を広げたいと、後方からロングパス。
チャンスを伺います。
去年の女子ワールドカップ決勝では、序盤の連続失点で途中交代。
オリンピック出場を懸けた舞台で、雪辱を誓います。
馬術の法華津寛選手。
74歳でリオデジャネイロオリンピック出場を目指す考えを示しました。
法華津選手がオリンピックに初めて出場したのは、1964年の東京大会。
当時23歳でした。
2008年の北京大会は、67歳で44年ぶりの出場。
前回、ロンドン大会では日本選手の最年長出場記録を71歳に更新しました。
現在74歳。
まずは国際大会に出場して、6月に予定されている代表選考会の出場権確保が必要となります。
味がある。
辞めないでほしいですけど。
ぜひリオには出てほしいですよね。
リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックの組織委員会。
景気低迷の影響で、大会ボランティアを2万人削減するなど、経費削減案を発表しました。
組織委員会は19日、IOC・国際オリンピック委員会と検討してきた経費削減策を発表しました。
主な内容は、大会に関わるボランティアを2万人削減し、5万人とすることや、ボート競技会場の湖に設営予定だった仮設スタンドの建設を、中止することなどです。
具体的な削減額は明らかにされませんでしたが、組織委員会は、今回の削減によって、大会運営費は予算内の74億レアル、日本円でおよそ2150億円に納まるとしています。
さて、きょう、こんな救出劇がありました。
頑張れー。
子どもたちが声援を送っているのは。
波打ち際に乗り上げたクジラです。
けがをしているんですね。
2016/01/20(水) 21:00〜22:00
NHK総合1・神戸
ニュースウオッチ9▽“事故直前”の監視カメラ映像公開▽今日も荒れた天気続く[二][字]

▽バスの“事故直前”公開された監視カメラ映像を徹底分析・見えてきたものは…▽今日も荒れた天気・東海や近畿でも積雪▽震災復旧工事で談合か?東京地検特捜部が強制捜査

詳細情報
番組内容
【キャスター】河野憲治,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】佐々木彩,【気象キャスター】井田寛子
出演者
【キャスター】河野憲治,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】佐々木彩,【気象キャスター】井田寛子

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
スポーツ – スポーツニュース

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0+1/0モード(デュアルモノ)
日本語
英語
サンプリングレート : 48kHz

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