一方信繁たちは父の待つ岩櫃城を目指すが野盗の群れが行く手を阻んでいた。
(三十郎)囲まれたようです。
母上たちをお守りせよ。
(信繁)はい!狙いは兵糧だな。
(三十郎)皆飢えておるのです。
しかし今我らの兵糧をくれてやる訳にはいかん。
そうだ!母上御免!
(薫)何をするのです!
(三十郎)持っていけ!あああああ!離しなさい!源次郎!姉上!
(松)離しなさい!うお〜!でや〜!ためらうな!お前のためではない。
一族のためだ!
(内記)なぜ御屋形様は殿の事をお信じになられぬのか…。
(昌幸)岩殿はこの岩櫃に比べて守りも十分ではない。
どういうつもりであの男は…。
佐助。
(佐助)はっ。
岩殿の様子を見てきてくれ。
御屋形様のご無事を確かめよ。
はっ!小山田信茂寝返ったか。
(三十郎)真田の兵でしょうか?まだ分からん。
織田勢かもしれません。
八左衛門?この人たちは小山田様の家来衆です。
大丈夫よみんな!
(八左衛門)真田の方々…。
(松)皆さんはこんな所で何を?
(八左衛門)もちろんあなた方をお助けに参ったのです。
それはかたじけのうございます。
(八左衛門)さあどうぞ。
さあ行きましょう。
今は岩殿城の守りを固める時。
わざわざ小山田様が我らのために兵を割くとは思えません。
(勝頼)もはやこれまで。
父上今からそちらへ参ります。
たっぷり叱って下さりませ。
う〜!もし!方角が違うように思うのですが。
それでよいのだ。
謀られました。
殺すな!生け捕るのじゃ!
(家来たち)はっ!
(八左衛門)捕らえよ!
(いななき)父上!迎えに参ったぞ!
(家来たち)うお〜!引け〜!殿〜!
(松)父上!怖かった…。
みんなよう似合うとるのう。
甲斐岩殿城主小山田信茂にござります。
何をなさる!主君を裏切った逆賊。
我らにそのような不忠者はいらぬ。
即刻首をはねよ。
ひゃ〜ひゃ〜!
(信忠)連れていけ!うわ〜!うわっうわ〜!
(昌幸)今織田と一戦交えても勝てる見込みは万に一つもない。
道は二つ。
北の上杉景勝のもとへ身を寄せるかはたまた東の北条氏政のもとへ行くか。
上杉を選びましょう。
上杉にしてみれば信濃は決して織田には渡したくないはず。
となれば真田が味方につくのは願ってもない事。
上杉につけば真っ先に織田と戦いになるぞ。
だったら北条にしましょう。
真面目に考えろ!だからどっちもありだと言ってるんです。
わしは決めたぞ。
わしは決めた!織田につく事にする。
織田に!?信長に会うてくるぞ!
(昌幸)真田の命運が懸かった書状である。
おぬしがじかに届けるのじゃ。
それが信長に渡れば真田は終わりだ。
源次郎様がご無事でよかった。
うわっ!佐助〜!ここは真田の郷だ。
私が守らなくてどうする!2016/01/20(水) 22:45〜22:50
NHK総合1・神戸
5分でわかる「真田丸」 第2回「決断」[字]
「真田丸」ダイジェスト。信繁(堺雅人)ら真田家の一行は、野盗と戦いながら落ち延びていく。徳川家康(内野聖陽)らが群雄割拠する中、どの大名を頼るか決断を迫られる。
詳細情報
番組内容
大河ドラマ「真田丸」第2回のダイジェスト。信幸(大泉洋)信繁(堺雅人)兄弟ら真田家の一行は、野盗の群れが行く手を阻む中、父・昌幸(草刈正雄)の待つ岩櫃へ向かう。家族で助けあいながら進む信繁たち。主君の勝頼(平岳大)は裏切りにあい、武田家は滅亡する。事態は一気に流動化する。有力大名、徳川家康(内野聖陽)も旧武田領に狙いをつける。主家を失った真田家は北条につくか上杉につくかの決断を迫られる。
出演者
【出演】堺雅人,大泉洋,高畑淳子,草笛光子,木村佳乃,平岳大,藤井隆,斉藤由貴,中原丈雄,段田安則,藤岡弘、,近藤正臣,内野聖陽,草刈正雄
原作・脚本
【作】三谷幸喜
音楽
【音楽】服部隆之
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
情報/ワイドショー – 番組紹介・お知らせ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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サンプリングレート : 48kHz
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