たとえば…?たとえば「桃太郎が実はおにの子どもだった」とか。
ええ〜っ!それおもしろそうだね。
でしょう?だけどさそこまでいっちゃうと構成っていうより創作だよな。
そうなんですよね。
4人でかえるっていうのはたのしいね。
ぼくの名前は吉武太郎小学5年生。
ここにあったよ。
カビとる。
うわ!ウエ〜。
うわ〜なにしよんこいつ。
からかった?シイタケのうらがわみたい。
ウエッあ〜!あ〜死んだ。
死にました。
死にました。
死にました。
死にました。
吉武くん。
ぼくのしゅみは…採取してからコレクションにしたりしらべたりしています。
冬虫夏草っていうと冬虫夏草のきんが虫にしん入してその虫のえいようをすってキノコが生えて大きくなるっていう…。
さいしょかわっているものふしぎだなっておもって。
そこからきょうみをもってもっとしりたいなとおもって。
どんどんすきになっていったってかんじですね。
ぼくのおとうさんとおかあさんも冬虫夏草にはまっていて。
たぶんぼくのえいきょうじゃないかなとおもいます。
うそじゃろう。
あるよ。
よう見てごらんよ。
小さいころはキノコにはまっていてキノコを探していたけどいまはやっぱり冬虫夏草がいちばんのもくてきです。
クリタケのくさったやつみたいなかんじがするんじゃけど…。
(母)お〜すごい。
やっぱりことしも。
けっこう赤いんで森の中では目立ちやすい冬虫夏草なんでけっこうかんたんに見つけられます。
(父)ホンマのサナギタケ?うん。
(父)赤いやつ?うんそうだよ。
(父)すげえ!大きい?ながいです。
ここにたぶんサナギがある。
すごい生々しくてすごいあざやかないろですごいきれいなんでそこがすきですね。
りっぱじゃ。
それはすごいじゃん。
(母)えらかった?すなおにわらわんのんだね。
(父)ホンマうれしいじゃろ?
(母)すごいうれしいとおもうよ。
いただきま〜す。
(母)よかったね。
今日はねらいどおりだったね。
でもなんであるとおもうた?今日ここへ。
いやかん!
(母)かんなん?なんかありそうだとおもった。
これはぼくも見えんかったもん。
わたしも見えなかった。
目せんがちがうんよね。
「あっサナギタケ」って。
そんなことないよ。
けっこう町とかにすんでいる子は山にいかない。
学校とかでもそういうのがないんでこうやってたいけんできることもうれしいっていうかおもしろいっていうか。
あっあった!オニハエヤドリタケというのはすごいめずらしい冬虫夏草で木とかにとまってなん回見つけてもすごいうれしくなる冬虫夏草です。
うわ〜すごい。
(スタッフ)超オメガレアっていうのはどのぐらいすごいの?う〜んぜんこくにしてもすごいまれな冬虫夏草でそんなにまだ見つかっていない冬虫夏草をじぶんでは超オメガレアと名づけてます。
(父)はじめてやろ?
(母)あっだいじょうぶ?これすごいじゃろ。
しゃしんとって。
とった?うわ〜すごい!かんむりみたいね。
冬虫夏草ってあそびでいうとたから探しみたいなもんで。
サッカーとかよりかはすごいワクワクします。
学校でいちばんすきなのは休けいじかんがすきです。
ともだちとそとであそんだりからだをうごかしたりするのがすきだからです。
(スタッフ)みんなは冬虫夏草ってしってる?
(みんな)はいしってます。
吉武くんにおしえてもらいました。
虫から草になるっていうのがちょっと気もちわるいです。
げんじつてきにおかしい。
ともだちから見たらちょっとかわった子っておもわれてるとおもいますね。
だろうね。
じみな人だなって。
じみな人。
いや…それを見て気もちわるくおもわないのかなっておもいます。
(スタッフ)は〜いありがとう。
カメムシタケはこのくらいでいいでしょう。
土とかをおとしたりきれいにすることをクリーニングっていいます。
ちゃんとクリーニングできたらすごいきれいなんで。
やばいサナギがはげた。
(母)え!?あっ!
(母)やった。
やっぱりとっちゃいけんかったんよ。
これはこれで。
(母)こういうふうになってたってことだよね。
(スタッフ)おつかれさまでした。
見てこれ。
すごくない?どれギロチンしたん?サナギタケ1こ。
これもいいの?こっちがせいこう?いいやつは標本になっとるけんいいじゃん。
じゃけひかるっていったじゃん。
ああごめん。
じゃあツキヨタケ。
大正かいです!アハハハハッ!これねどこでいっぱい出とったっけ?ことしすごい出るんよね。
ことしすごい出た。
あっパパはしらないかも…。
アケボノドクツルタケです。
しっとるわけないじゃろ。
そんなながい名前。
ねえ?じゃあこれ。
キノコの名前をどんどんいっていくっていう…。
おわりがない。
えいえんにつづきます。
これ。
チチタケ。
ピンポン。
これ。
ヤマブシタケ。
ピンポン。
これ。
ナギナタタケ。
ムラサキ…クチキムシタケ。
それはまた!バージョンツーで冬虫夏草しりとりもかいはつ中です。
それも名前をどんどんいっていく。
あんがいふつうの人っていわれるよりちょっとかわった人っていわれるほうがけっこういいかんじもするし。
ふつうっていわれるとあんがい「ふつう?」っておもう。
ちょっとさみしいかんじがします。
だったらかわっとるっていわれたほうがけっこうぼくてきにはいいです。
たくさんあつめたね。
よくこれだけあつめたね。
すごい!ありがとうございます。
よろしくおねがいします。
これがぼくのめいしです。
ホントは武士の武だけどキノコの茸にしました。
ここにあるだけで50種類?日本だけで300種類。
へえ…。
まあちっちゃいこんなものを…。
ここまでしか地上に出てなくてそこはぜんぶほっていって。
しかしこういうのよう見つけるね。
これ見つけるのたいへんじゃろう?1たい見つければけっこう見えてくる。
そうね。
やっぱりめずらしいものをとったらスターになれる気ぶんで…。
冬虫夏草の会でも「すごいすごい」いうて…。
スターみたいになってすごい気もちがいいんで。
とおくからおつかれさまでした。
ことしもこのきせつがやってまいりました。
みなさんまちくたびれてるとおもいますんで早めに森に入りたいとおもいます。
ねらいはわかっているとおもいますのであえていいません。
それではいきましょう。
今日のねらいはエゾハルゼミタケを見つけてそれをかんぺきにほることがねらいです。
ほったらすごいふかくて2メートルとかすごいながいのとかあったり。
ほりとりもむずかしいし。
エゾハルゼミタケがひとりでほれるぐらいになったらだいぶすごいせいちょうしたんじゃないかなと。
ねがじゃまだな。
そのねはでかすぎてなしょうぶにならんでこれ。
どう?見える?おる。
おる?セミがおる。
(母)ああやった!あとはこれてらしながらゆっくりいけ。
見えるんだったら。
ゆっくりいけ。
お〜出た。
(母)やった!きれいなやんか。
(母)がんばりました!やったね。
目標は冬虫夏草。
冬虫夏草をぜんぶ見つけることです。
2016/01/21(木) 09:50〜10:05
NHKEテレ1大阪
カラフル!〜世界の子どもたち〜「目指すは超オメガレア」[解][字]
太郎くん(小5)は冬虫夏草という珍しいキノコを集めている。友だちに「変わってる」と言われても平気。自分が夢中になれるものを見つけた太郎くんの楽しい日々を追う。
詳細情報
番組内容
広島県尾道市に住む太郎くん(小5)は冬虫夏草を集めている。冬虫夏草とは死んだ虫などから生えるキノコ。広い森の中で目を凝らしながら、“レアな”冬虫夏草を探して回る。友だちには「変わってる」と言われるが、太郎くんは「普通」と言われるよりうれしいと平気な顔。雨の中をずぶぬれになって探したり、虫とキノコについた泥を根気強くとったり…。夢中になれるものを見つけた太郎くんの楽しい日々を追う。
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
趣味/教育 – 幼児・小学生
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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